「Batrayed」プレデター バッドランド ブレミンガーさんの映画レビュー(感想・評価)
Batrayed
先行上映にて鑑賞。
初鑑賞でいきなり4DXに飛び込んでみました。
特典はデクのPETスタンドでした。
清々しいくらい勢いのある作品に仕上がっており、アクションシーンや会話などハイテンポで進んでいき、尚且つバディもの、チームもの、家族ものといった要素も余す事なく詰め込んでおり、尚且つグロいモンスターや植物たちもわんさか出てくるのでワクワクノンストップでした。
これで120分切ってるの凄すぎない?といった密度にやられっぱなしでした。
導入からスムーズに進行していき、主人公デクの性格、兄との別れ、父との確執、バッドランドへの追放をサクッとやってくれるので良いですし、バッドランドについてからピンチになりまくりで画面が動き回っているのもとてもよかったです。
いきなり凶暴な植物がデクを襲ってくるものの、慣れた手つきで武器を操りまくり、植物をいなしまくるのもカッコいいですし、身軽に飛びまくっているのも迫力があって良かったです。
地味に植物が襲ってくる映画ってあんまり無いので、感情が読み取れないものとのバトルってこんなにもワクワクさせられるんやな〜と感心しっぱなしでした。
そこからアンドロイドのティアと手を組む凸凹バディストーリーがこれまた面白く、頑固なデクと軽妙なティアの掛け合いがめちゃくちゃ良く、2人での協力プレイをせざるを得ない状況を渋々飲み込みながら進むデクがツンツンツンツンツンデレ〜で良きでした。
ウッキーなバドもキュートかつ超すばしっこくて、その上デクにマーキングなんかもしちゃってて可愛かったです。
そしてテッサやアンドロイド、カリスクとのバトルにも移行していきますが、とにかく物が吹っ飛びまくり、斬撃も破壊光線もバンバン飛び交う大祭り状態になっていて、尚且つスローモーションが絶妙に入って緩急もついていたりとで見応え抜群でした。
漫画的アクションな無茶を可能にするかのような派手さはこの作品だったからこそ成し得た技だったなと思いました。
しっかりと成長し、チームになってから父親への復讐を果たすところもデクの慎重なところが現れて良かったですし、チート級に強いであろう父親にしっかり勝負を挑んでいく姿勢が漢でカッコよかったです。
4DXとの相性が凄まじいくらい良く、乗り物に乗っている感じを味わえるのはもちろん、戦闘シーンの一打一打をしっかり食らえるのも良いですし、霧の使い方が過去1上手かったなと思いました。
デク含め敵味方が斬られる瞬間に霧が首元や胴体を掠めてくるので、実際に斬られたんじゃ!?って思える体験ができて最高に震えました。
首は無事でした。
続編もやりそうな感じで今度は母上!
さぁどうなるプレデターの世界!
今後の展開も要注目です。
鑑賞日 11/6
鑑賞時間 18:05〜20:05
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。
