トロン:アレスのレビュー・感想・評価
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マトリックス好きな自分には面白かった。レーザーで3Dプリンティング...
マトリックス好きな自分には面白かった。レーザーで3Dプリンティングのように物体を生成できるという設定で、リアルと仮想空間を接続することがストーリーの前提になっている。そしてAIが人物の全てのデータを学習し、やがて意識を持ち始めるという(これは既に実現しているが)設定とあわせ、単純なストーリーラインではあるが楽しめた。
これまでのトロンを観ていない人にはおそらく何のことか分からないシーンもあるかも。ジェフ・ブリッジスとか。
おかん、なぜそこに行く
シリーズはレガシーを劇場公開時に観たのみ。光るバイクと光る武器の印象だけが残ってる。
おかんの死に方、あれ気になっちゃうよね。暴走する息子に「お前は解任だから!母ちゃんがまたCEOに返り咲くから!」と言いにいくのは分かるけどさ。あんなに近づくのも、そこにタイミングよくアテナがいてアテナが問答無用でおかんを刺して殺しちゃうのもさ。そういうシチュエーションを作りたいが為のわざとらしさに見えてしまうのよね。
やりたいことは分かる。「手段を選ぶな」という命令を遂行するから、忠実なAIのアテナは手段を選ばずCEOのおかんまで殺してしまうのです。なんて悲劇!という展開をやりたいのは分かるけど、もうちょっと自然な展開にできたんじゃないか。
例えばこの映画の特徴であるオレンジのライン。パトカーを真っ二つにできるのは分かる。戦闘機を破壊できるのも分かる。でも道路に残ったあのラインに車が横からぶつかっても「あ、障害物があってちょっと乗り上げちゃいました」みたいな感じで済むの?キムがあのオレンジのラインにグルグル囲まれたけど横をどんどんって叩けるの?あのオレンジのライン、どういう仕組みよ!というのが気になってしまうんよな。
都合よくスパスパ切れるが都合よく即死には至らないラインです、みたいな。
あのオレンジのライン、触っても大丈夫なやつならそれを逆手にとってラインの上を登ったり盾にして欲しかった。お調子者ポジションのオッサンにそういうことやらせてよ。
スプリンクラーが作動して水に濡れてアテナが消滅するのもさ。デジタルは水に弱いのもなんとなく分かるし最初の方に説明あったかもだけど「あ、大量の水でダメになるのね」な唐突な感じがあったし、何より「弱点ついてやったぞ!」な作戦ではなく「たまたま運良く助かりました」感があるのがもったいない。
この場面は明確に作戦勝ちな展開にした方がより主人公側の賢さも強調できたんじゃないか。
あとキム姉さん、デジタルの世界に吸い込まれてから現実に帰ってきたけど普通に帰れるものなの?体の構造が変わったりするんじゃないのか。
そもそも最初の29分を超えた木のリンゴみたいな実も食べれるのかどうなのか。
すごいぼかすのよね。
たぶん作り手もそこら辺の「デジタル世界のモノを現実世界に持ってきた際の設定」はかなり苦労したと思うのよ。
オレンジラインのボーダーラインミーティング、赤線路線会議があったと思う。材質どうするかとかバイオレンスのボーダーラインはどれくらいにするか、とか。
だからラストもキム姉さんは妹の意思をついで永続コードを使って食料不足や環境保護を解決していきました、みたいなことをチラっと説明するんだけど。
ここをそのまま解釈すると、あのレーザーでういいーんってやって作る木はマジで普通の木として使えて実も食べれるの?めちゃくちゃすごくない?それってデジタル世界を現実世界に持ってくるのとはまた別の技術じゃない?
ってなるんだが多分作り手もそこら辺の細かいツッコミがくることは想定していて「細かいツッコミどころは無視してデジタル世界から永続コード使って抜け出したデジタルではないワイルドアレスを見せるからこの変貌ぶりエンドで許して」っていうノリなんだよな。
ここがすごいもったいない気がする。もっと突き詰められたんじゃないか。
「デジタル世界が現実世界にやってくる」というアイデアは自体は良かったけど「いざ現実世界に持ってくると材質とかどうなってるのか考えなきゃならんな」みたいになって色々ツッコミどころが出る感じになったのではないかと思う。
たぶんガジェットとかを先に考えて。例えば終盤のバトルでは空飛ぶでっけぇ門を出そうぜ!って盛り上がっていたけどいざディズニーの映画として作るなら。あんまり残酷描写できないから街中に小型メカ飛ばして墜落するくらいにしか使えなかった、みたいな事情を感じる。街破壊CGを沢山やる予算はねえ!みたいな。
そういうのがすごく多い感じがする映画。
でも自分はこのテーマに挑んでくれただけでも良かったと思った。
光るスーツと光る武器で戦い光るバイクで夜の光る街を走るよ!これぞトロンでしょ!という作り手の意思は伝わった。オレンジラインは綺麗でしたよ。
映画最初のディズニーロゴからトロンアレス仕様にして過去ニュースもわざわざデジタル世界で表現する、その見せ方は面白かった。
レトロCGな世界に行くのもいい。
レトロCG世界にいた永続コードを作ったオッサンが「非永続コードと名付けるべきだったな」っていう感じのことを言う終盤の永続コード種明かしもすごくいいと思うのよ。
29分以上存在できるようになる。でもデジタル世界で復元することは二度とできない。一度きりだ。それはまるで人間の人生のように!
っていう落とし所はすごく良かったと思う。
もっと世界観を練れたならもっと深く面白くなった気はするんだ。
例えば永続コード使用後のアレスは限りなく人間に近いけれどデジタル世界にいたくせでデジタルな喋り方、デジタル訛りが残るとか。
例えばデジタル世界から戻ってきたキム姉さんはちょっと半分デジタル人間みたいになって体や考え方が変化したとか。
デジタル世界を現実世界に持ってくるアイデアの使い方でもっと面白くなったと思う。
ただそう思わせてくれただけでも自分にとって意義はあった。
『トロン』ワールドが現実を侵食する!
『トロン』の主人公ケヴィン・フリンによって大企業となったエンコム社。
そのライバル企業のディリンジャー社社長ジュリアン・ディリンジャーはコンピューター上でプログラム・設計した兵器や兵隊を3Dプリンターのように現実に作り出す新技術を披露する。だが、その技術にはある致命的な欠陥があり――
1982年に世界初のCGを使った映画として後の多くのクリエイターたちに影響を与えた『トロン』。
その3作目となる。
今までのシリーズでは人間がゲームやコンピューターの世界に入り込み、擬人化されたプログラムたちと時に協力し、時に倒すべき相手として対峙してきた。
コンピューターの中、という目に見えない世界をCGによって描き出した『トロン』の映像はSF映画史に残る偉大な功績でしょう。
今回の『トロン:アレス』では逆にプログラムたちが現実の世界に再現され、近未来的なデザインの兵器で街中に破壊と混乱をもたらします。
映画『トロン』の世界が現実世界に現れ出る展開は映像技術の進化を感じさせられます。
ディリンジャ―の命令を受けてエンコム社のイブ・キムの持つある重要な情報を入手するために彼女を追いかけるアレス(ジャレッド・レト)。
プログラムされた兵士として現実世界へ降り立った彼の物語にも注目です。
設定と演出はほんといい、でもストーリーがひどい
2025年劇場鑑賞281本目。
エンドロール後映像無しですが、エンドロール始まって少ししてがっつり映像有り。
一作目はゴールデン洋画劇場で、二作目は劇場で鑑賞。正直それぞれが間空きすぎてあんまり覚えてはないです。
そんな状況でも大丈夫なように説明はあります。後は冒頭でしゃべってるジェフブリッジスが一作目の主人公で、二作目の主人公の父親だということだけ分かってればいいと思います。
今回の主人公は前作の主人公と全く血縁関係はないのですが、会社を買い取った若い中国系の女性姉妹のうちの姉です。ちょっとウトウトした間に語られちゃったと思うのですが、妹さんは亡くなっている気がします。このお姉さんが美人だけど地味な感じの顔をしていらっしゃって、逆に地味すぎてこんな人主役でいいのかと思うとゾクゾクしました。
もう一人の主人公がジャレッド・レト演じるアレスというAIキャラクターなのですが、現実世界に29分だけ転送して実体を持つ事ができる、29分経つと自壊してまた仮想空間にバックアップが蘇るという設定です。アレスはライバル会社のキャラで、ある命令を受けて先ほどの女性に接触するのですが・・・というストーリーです。
格闘やカーチェイスシーンでは、武器やバイクなどから質量のある光の帯が残光のように出て、勢いよくぶつかると相手が砕けたり、物を真っ二つにしたりできるので、他では見られないアクションや、画面の映えが楽しめたのは非常に良かったです。
ただ、ストーリーがひどくて、ライバルCEOが下した命令のおかげで街がえらいことになって、隠蔽とかそういうレベルじゃないやらかし具合で、もう目的果たした所で意味ないだろ、という状態になっちゃった時点でハラハラ感がなくなってしまったのがもったいなかったです。
過去作も話題になりましたが残念ながら見ていませんでした。全くの先入...
絶対IMAXで観るべき作品
「トロン:アレス」を、池袋のIMAX GTで鑑賞。
結論から言うと、「観たいものを観に行って、観たいものが観れた!」っていう、大満足な体験だった。
この映画の魅力は、なんと言っても映像と音響につきる。特に、リアルの街中を爆走するライトサイクルのシーンは最高!
あのシーンだけでチケット代の元は取れたと言っても良いほど。
IMAX、しかもGTだからなのか、重低音がヤバかったね。
音響が「やり過ぎ」なくらい強烈で、服がビリビリ震えるほどの振動を全身で浴びてきた。
この作品は、「演技がどう」「脚本がどう」とか細かいこと言う映画じゃない。「凄いCGとアクションと音を浴びれればオーケー」って人には、オススメ。
過去作のオマージュもそこら中にあって、シリーズのファンならニヤリとできるポイントも多かった。
キャストについて、ジャレッド・レトは実体化したAIキャラという難しい役にうまくハマってたと思う。エヴァン・ピータースは今まで見た事ない雰囲気を出しててしばらく彼だと気づかなかった。
あと、噂ではサム・フリン役の人(ギャレット・ヘドランド)には出演断られたらしいけど、それにしてはストーリーを上手くまとめてたと思う。
とにかくIMAXとか大画面・高音質フォーマットで観るのをオススメする!この映画、音も凄いよ!
いやー!
過去2作は見ていないけど
4DX3Dで席から落ちた
映像きれい!
音楽かっちょいー!
話がわかりやすい!
ジャレッドレト久々に普通の役!
公開2日目のレイトで客が私一人!!!
洋画は死んだ笑
過去作知らなくても楽しめます。ただ小難しい話はなくなったので、頭でっかち客には物足りないかも。私は過去作の内容は覚えてませんが、楽しめました。
ゴチャゴチャしたガジェット好きにはウキウキしちゃうデザインに変わってしまいましたが、時代が変わったんだからデザインも変わるの当たり前かなと。旧作好きにもちゃんとサービスパートありますので、まぁ怒らずに見てください。AKIRAやレディプレイヤー1へのオマージュ?影響?を感じました。
音楽はNINで世界観に合ってます。なので映画館の重低音で味わって欲しいです。公開時期にアメリカツアーやってるので、プロモ狙いなのかな。来日してー!!!
重箱の隅をつつくための鑑賞はせずに、頭を空っぽにしてボーッと観るための作品です。フィクションなんだからさー。
あっという間の2時間。とても長かった29分。
最高に面白い未来アクション作品 オススメします
多分ヒットする作品や売り方ではないと思うけど すごく良かったわー。...
偉大な前作と比較すると部が悪いかもしれないが、それでも個性的で脳裏に爪痕が残るシーンがいくつもある作品だと思う。
バイクから出る残像ビームって堅いんだ
本格的なデジタル時代の到来
を告げる前に起こりうる問題とその
効果について上手に提示した作品だと思った。
また、初作よりトロンファンとして観てきた自身には
初作、前作の意図的引用や反転設定などは
遊び心くすぐる演出。と評価は高い◎
そしてサントラ担当のトレントレズナーカムバックを
誰よりも喜んでいるのが自身だと言う自負もあるから
映画に対する評価は上々の筈だがw
坂村健が唱えたトロンの名称を使用しておきながら
アジア系といえば主人公のキムぐらいで
黒は悪、白は正義。と言う古典的価値提示に
納得がいかなかったので3.5とさせていただいた◎
最近はCHATGPTとも割と慣れ親しんできて思うが
デジタルが可能なことは過去の学習と
正確な複製による再生である。
永続性はそれでは得られない!これが本作の
メッセージだろうから
連続しないことが永続性を生み出す!!と
肝に銘じたい
TRON!再び前作通じてフル視聴決定だわ(^^)
圧倒的映像体験!これぞ、トロン!
予告編は見ない方がいい
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