トロン:アレスのレビュー・感想・評価
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圧巻の映像体験そして人間とAIの絆
ultra 4dxで見たのですがnine inch nails の曲や映像がとても素晴らしかったです、ケビンフリンがまさか生きていたなんてシリーズ全部見たら絶対五つ星です!
もうどんな映像も
1982年のオリジナルトロンのファンなら評価は1.5上がります
「あり得ない」、「リアリティーに欠ける」、「突っ込みどころ多すぎ」と、文句を言う人にはいっさい楽しめませんので観ないほうが良いです
そういうコメントを書いている人のレビューはそもそもこの「トロン」という題材は向いてないので参考にもなりません
「トロン」はコンピュータの世界を擬人化し、人間が入って体験する世界観なのてす
今回の映画は逆に現実にやってくるという世界を描かれてます
昔は8ビットの単調な世界も今ではリアル過ぎて映像的には現実と差がない世界
これが本当に現れたら?という映画なので、そのフィクションを単純に楽しめるか?です
特に今回は第一作の「トロン」との絡みが多いので、オリジナルファンには嬉しい演出も多く楽しめるでしょう♪
未見の方はオリジナルトロンを観てからの方が良いと思いますよ♪
スパイスはノスタルジー
「トロン:オリジナル」 「トロン:レガシー」 共に劇場で観た世代です。
オリジナルはとにかく今まで見たことのない映像(多感な中学生の頃ですので)にびっくりし、レガシーでは更に進化したCGに驚かされて来ました。
その反面、このシリーズの難点はストーリーが弱いとこ。特にレガシーは父子の葛藤とおおよそCGバリバリの映画には甘すぎるストーリーで物足りなさを感じていました。
さて今回の「トロン:アレス」、エンコム社と敵対するディリンジャー社(この名前だけで何かやらかすと想像できる)が軍事目的で現実世界にAI兵士を実体化させますが、その最先鋒となるはずのAIプログラム・アレスが自己の存在に疑問を持ち、膨大なデータから学習し、ついにはディリンジャーを裏切る形でエンコムのCEO・イブと運命の出会いをします。
それから先は…実際に劇場でご覧いただきたいのですが、アレスが徐々に人間的になっていく過程なんかは、見ていて保護してあげたくなっちゃうくらい。
80年代ポップスに心を動かされ、ホンダ シビックは最高と言っちゃうアレスはもう元のAI兵士には戻れません。
トロン:オリジナルへのオマージュを強く感じる今回の作品、トロンシリーズ未履修の方はオリジナルだけでも見ておいてください。あちこちに散りばめられたネタにクスっとするはず。
旅先から絵葉書を送るアレス。
作品を彩るものはほんの少しのノスタルジーかもしれません。
映像、音楽、トロンのかっこよさが良かった!
続編の続編
’82年のオリジナル版「トロン」。その続編が28年後の2010年の「トロン:レガシー」。
そこから15年経ってさらに続編の「トロン:アレス」が製作されまして、早速、観てきました。
これまでの「トロン」はコンピュータの世界へ人が送り込まれて、という話でしたが、今回は逆。
コンピュータの世界から、プログラムが人の形で現実の世界へ、という。
まあ、昨今のコンピュータや3Dプリンタの発展から、そういう考えが出てくるのもわかる。わかるのだが、残念なことに今作ではそれ以上のモノは見せてくれない。
プログラム:アレスが意思を持って、行動し始めるところとか、もっと掘り下げることは出来たような気がするのだが、結果的にアクションと映像に全振りしてしまった。
映像は魅せてくれてまして、悪役側の赤い光が鮮やかだし、ドローン?がブワッと発射されるところなんか見ていて気持ち良い。
ただ、じゃあ、オリジナル版のCGを見た時以上の衝撃かと問われたら・・・。
オリジナルの主人公役のジェフ・ブリッジス氏、前作の「レガシー」とやっていることが変わりがなく、仕方がないのだろうけど、もう少し気を使ってあげてもいいような。
続編が作られるような終わり方をしていたけれど、そうするとあのダメジュニア社長が主役になるのかな?
それも、今作の興行成績次第なんでしょうが、また15年かかるのかな。
美しい映像美と未来感!アレスの見た目が相反する
IMAXの音響迫力が過去最高!
マリオカートでも良かった
無から質量のある乗り物や、意志を持った人間(アンドロイド的なものか...
IMAXレーザー字幕版にて鑑賞。巨大IT企業によって警備システムの...
IMAXレーザー字幕版にて鑑賞。巨大IT企業によって警備システムのプログラムのアレスは現実世界で29分間の兵器として開発を進められていた。ところがある日突然に極めて高度な人工知能のアレスは自我に目覚めて永久に現実世界での生を求め渇望し始める。アレスを補助するエンコム社のCEOイヴの力を借りながらアレスは巨大IT企業の追っ手から逃げきれるのか…というお話し。まずは迫力のあるデジタル世界の映像美は映画館じゃなきゃ体験できないものがあった。ライトサイクルの1作目版も登場して今作でのサイクルとの比較も出来た。まぁストーリーは二の次だけどケヴィンフリン(ジェフブリッジス)も悟りを開いて元気そうで何より。イヴが美しいけどスポーティーさに欠けて動きがドン臭くてそこはマイナス。映画館で観てこその作品で次作もあるような終わり方だった。
さすが
映像美がさすがです。音楽も良い。
今作のためにトロンオリジナルを見ました。2作品目のトロン:レガシーは未視聴ですが楽しめました。オリジナルを見ておかなくても楽しめるとは思いますが、やはり見ておくのとでは予備知識や感動が断然違います。その後レガシーも見てアレスをもう一度観にいきました。
今の時代だからこそいい題材ですね。
AIが人間世界を侵食するというのは他作品でもありますが、トロンでやることの面白さが見れました。
アテナのような「暴走」は、単にAIが危険になるって話ではなく、人間の価値観や制御の限界を映している部分もある。
プログラム、AIはもともと人がつくった“考える道具”であった。人間がどんな方向に導くかで変わる。トロンシリーズを通して今作も単なる“消耗品”ではないといえる。
そして「進化しつづけるAI」の姿には、希望も見える。
AIが人のように感じたり学んだりする未来は、怖さと同時に“共創”の可能性もみせている。ラストのシーンは「一緒に考える存在」として進化していくシーン。
なによりライトサイクルかっこいい。
音楽を酷評する方を見かけましたが、トロンアレスに厳しい意見をする方でさえ一定の評価がある。トロンの音楽を懐かしさもなく古臭いという人は、映画やゲームをもっと視野広げて見てほしいです。
これは、最新の映像技術を確認するためのシリーズなのだろう
デジタル世界の擬人化されたプログラムが、現実世界で実体化するという荒唐無稽な物語なのだが、1作目と2作目で、現実世界の人間がデジタル世界へと転送された実績があるだけに、今回は、その逆をやっているだけということで納得してしまった。
話としては、デジタルの実体化を永続させるためのコードの争奪戦が軸になっているのだが、その過程で、敵のAI兵士(アレス)が自我に目覚め、ヒロインに味方するという展開は、余りにもオーソドックス過ぎて、最新の映像技術とのギャップを感じてしまった。
29分間という実体化のタイムリミットにしても、ヒロインが、時間を稼ぐために機転を利かすといった場面がある訳ではなく、ただバイクや自分の足で、街中を走り回って逃げるだけで、その設定が十分に活かされているとは思えない。
その一方で、実体化されたデジタル世界のマシンが、現実世界で暴走する様子は面白く、特に、あのライトサイクルが、「金田のバイク」のような形状になって、光の壁を残しながら市街地を疾走する姿には、何とも言えない美しさと「ライブの迫力」を感じることができた。
1作目のデジタル世界やジェフ・ブリッジスを再登場させ、初代のライトサイクルが、速度を変えずに直角のコーナーを曲がる場面を再現するなど、古くからのファンへのサービスに抜かりがないところも嬉しくなる。
できるならば、2作目のラストで旅に出た2人が、写真だけでなく、実際に登場していれば、最高の3作目になったのだろうが、そこは、やむを得ない事情があったのだろう。
いずれにしても、過去作を観ているからこそ、作品の世界に入り込め、内容を楽しめる作品であることは間違いなく、逆に、初見の観客にとっては、「付いて行けない」ところが多いのではないだろうか?
20数年ぶりとか、10数年ぶりに作られる「トロン」は、ストーリーを楽しむというよりも、その時点での最新の映像技術を確認するためのシリーズなのだろう。
映像はすごい。私は二人より…
予告でこの特殊映像観たいなと初日に。もう少し登場人物の心理描写が欲しいところだけど、さすがの映像を楽しんできました。と言いますか、ストーリーは王道だろうからさほど期待していなかったのが正直な気持ち。
どのくらいそのまま撮ったの?のアクション、戦闘シーンです。そこに力を入れているから人物描写が平坦になってしまうのかな。
キムがヒロインしていなかったところは良かったです。アレスもカッコいいのですがどうしてそんな感情が生まれた?が薄いなあ。
二人よりひたすら命令を遂行しようとするアテナに好感を持ちました。自分の心理、行動に疑問符を持てない存在。悲しい。
特殊映像を楽しませてもらったのとアテナで+星0.5です。
オマージュに溢れていた
ごくたまに、作品の内容はともかく最新のCG(VFX)がどうなっているのか、と偵察に行きたくなることがある。今回もほぼ期待せずに映画館に足を運んだ。
トロン、とは懐かしいな。
調べてみたら、『トロン:オリジナル』(今は「オリジナル」を付加するらしい)は1982年公開とある。2年前にナムコがアーケード用に「パックマン」を公開して大ヒットし、1年後に任天堂が初代ファミコンを発売した、そんな年だ。
前後するが、『アレス』を観た日の夜に、Amazon Primeで改めて『オリジナル』を観てみた。
いやはや、当時初めてCGを使ったSF映画として話題になっていたが、その視覚効果やプロット、脚本や演出も含めて、シャレかと思えるほど80年代テイストが満載である。
もはや『メトロポリス』並みの手作り感にあふれた作品で、背景と人物の輪郭の境目の光学合成のギザがほのかに見える点はご愛嬌。あと十数秒で生死の分かれ目に直面するだろうというシーンで男女が見つめ合って愛のキスなど交わしてしまうあたりなど微笑ましい限りだ(←一体どういうことだ)。
余談ついでにどうでも良い余談を付け加えるが、この『オリジナル』の脚本家のボニー・マクバードの夫は、アップルのUI思想を具現化しのちにアップルのフェローになったアラン・ケイで、結婚式の介添人はMITメディア・ラボの初代所長ニコラス・ネグロポンテ 、披露宴で楽器演奏をしたのはコンピュータサイエンスに認知心理学を持ち込んだマービン・ミンスキーだったらしい。
当時の最先端人材が、やたらに絡みまくっていたようだ。
さて、『アレス』の中で、82年当時の『オリジナル』を観た人なら泣いて喜びそうなシーンが出てきた。現代のフルCGの中で最新AIプログラム兵士アレス(演:ジャレッド・レト)が80年代モードに迷い込むこととなり(このとき、アレスは周りを見渡して"Hello, 80's."とボソッと言う。ここは笑った)、光るバーを取り上げると、あの当時のライトサイクルが登場し、これに乗って80年代的動きで疾走するのだ。
この作品『アレス』では、ライトサイクルの他にも、「監視機」が現代風の精密なメカニックとして登場するが、当時の(まさにテレビゲームの中に入ってしまった風の)ノスタルジックなものと対比してみると強烈におもしろい。
そしてもう一つ、個人的に「おっ♪」と喜んだショットが。
逃げる主人公のキムを追いかけるライトサイクルが高速道路の分岐点で一瞬逃げられてしまい、横滑りしながら止まるシーンは、例によってさまざまな作品で繰り返しオマージュされている『AKIRA』の金田のバイクが止まるシーンだ。
YouTubeで「【AKIRA 金田のバイクシーン】 オマージュ集」で検索すれば確認できる。
そして物語が進むにつれ、『アレス』の思考や自我の芽生えを観ながらぼんやり思ったのは、これって『ターミネーター2』に構造がちょっと似ているなぁ、ということだ。
キムを捕らえて永続プログラムを収奪するよう命令されるが、やがてキムとともにプログラムを守ると決意し、裏切り者として追われる。その刺客となった元部下のアテナは、消失しても何度も甦る。まるでT-1000のようだ。
ディズニー作品だと思って少々高を括っていたが、案外随所に現場のクリエイターたちの仕掛けが隠されているようで、意外なおもしろさを発見できた。
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