トロン:アレスのレビュー・感想・評価
全352件中、281~300件目を表示
視覚的表現には発想の非凡さを感じる
ディズニー映画の中では傑作の部類に入る(と思ってる)大好きなシリーズの最新作。
本作はプログラムがザ・グリッドから実体となって現実世界へ。
時間制限があるのがキモ。
バイクの走る軌道に残るレーザー?のエフェクトなんか如何にもザ・SFって感じでたまらない。
主演のジャレッド・レトはジョーカーやモービウスなどキワモノ役ばかり意図してチョイスしていたイメージだが、本作では正統派のカッコ良いイケメン役でしっかりとハマっている。
サウンドトラックは前作レガシーのダフトパンクに変わりナインインチネイルズ。
楽曲はそれほど積極的に聴いた事はなかったが、世界観とバッチリ合っておりシャレオツでめちゃ良い。
できればイブの役は日系の設定にして欲しかったりして。
AIの思考・行動の根拠とは?
3D鑑賞の一択!!
まず、IMAX 3Dがないのは残念だが、通常スクリーンでの3D上映があったのは良かった。近年は3D上映される作品が激減していたが、『トロン』に関してはやはり3Dで見てこそ面白さが倍増。
冒頭の3Dでこそ分かる迫力ある映像から気分が高まった。
また、2025年のAI時代や3Dプリンタなどがうまく取り込まれ、時代を反映しながらも、前2作をしっかりリスペクトしたシーンも多く楽しめた。
二作目のDAFTPUNKも良かったが、今回のナイン・インチ・ネイルズも素晴らしく世界観にあっていて、映画館出てすぐにNINの今回のサントラ買いに行ったほど。
4作目は何年後に、どんな最新技術を取り込んで映像化されるか楽しみだ。
盛り上がらなかった
個人的には盛り上がらなかったので残念でした。
ただの企業間の小競り合いからの、
盛り上がりそうで別シーン挟まり、
また現実世界に戻りみたいな構成で、
AIたちが現実に来るから仕方ないのはわかりつつ、
なんかテンポ悪くて個人的にはあまり楽しめなかったのが本音です。
やはりグリッドの中に焦点当てた方が
あの世界観的にいいのかなとも。
それか最後の盛り上がりで現実世界での激しいアクションとかにしてもらえたら、
あまり違和感なかったかもしれません。
ただ、相変わらずグリッドの世界感は面白かったのと、
前作のレガシーよりも明るい感じ?
エンコムとライバルのグリッドの対比がよかったです。
映像美
TRON:::ARES:::
ディズニー産、伝説的カルトSF映画
「トロン」
その続編、音楽にDaft Punkを迎え親子の絆を描いた3D元年の
「トロン:レガシー」
そして2025年
コンピュータは人工知能【AI】を持ち
そして疑問を抱く➖➖➖?
オリジンから受け継がれている
主人公のエンコム社と敵対するデリンジャー社
相変わらずだなーと冒頭
今回はオリジンと基礎とした
エンコム、デリンジャーの対立
AIの暴走というか自己進化
人間はAIとこれから共存するには
ルールを守らせなければならない
これを破れば
幸せな未来には繋がらない
フリンのグリッドはまさに
オリジンの世界を再現
初代ライトサイクルの登場は胸熱
やはり私はレトロフューチャーデザインが好きだ
物語がシンプル
キャラクターのバックストーリーに
味わいを深みを出している
❌な点
エンコム、セキュリティ!のアホ
人材不足
スタートアップなベンチャースタイルの継続なのか
ビルは立派なのに
中身がガバガバ
会社としては不安だ
続編を匂わせるエンドシーン
そうあの馬鹿息子は
グリッド世界に逃亡して
そしてサークの武装に変わっていく.....
アレスもまた
前作で現実世界へ旅立った
クオラを探すような示唆するような終わり方だった
そうこれは
余白を残していったトロンユニバース
あと10年後ぐらいの
コンピュータと人間の関係性が
また変わったら
この映画が作られるだろうか
余談
印象的なキャッチーな音楽では無かったのが残念
続かんでいいよ
残光に残響。
デジタル世界から現実世界へと出てくるディリンジャー社開発AI兵士達と、そのAI兵士に狙われる天才プログラマー・イヴ・キムと、自我に目覚め開発者の命令に背くAI兵士アレスの話。
永続装置(パーマネンス・コード)を巡り2つの巨大企業(エンコム社、ディリンジャー社)がそれぞれの目的の為と人間&AI兵士vs人間&AI兵士の争奪戦となるが…。
今作で3作目なんですね!1、2作目観てない~、正直、序盤の入りからストーリーが解りづらく何か話が入ってこず…中盤辺りの開発者の命令に背きイヴ・キムを助ける辺りから面白くなってきたって印象…個人的に。
映像描写はキレイで鮮やか、ボッ…バディスーツの光るライン、バイクが残す残光、手に持つ武器の残光とカッコいい!ただこの光と残光が無ければ正直地味よね(笑)
ラストのワイルドな雰囲気で人間世界へ溶け込んでくアレスがシブかった!
行き過ぎた進化
久しぶり
「おぢ」の心くすぐる
グリッドのオブジェクトが現実世界にやってきた。ファンタジーな設定だから、SF的な視点を捨てて視覚と音響でひたすら楽しむ。
Dolbyシネマを選んだので、黒と赤のコントラストがビビッドすぎるくらい目に焼きつく。だけど、受けた衝撃は最初のトロンほどではない。トロンのデジタルバイクのフォルムと残像がすぐに思い出せるくらい記憶に残っている。
そんな「おぢ」の心くすぐるアイテムや映像がたっぷり用意されている。ブラックサバス、ディペッシュモード、シビックタイプRなど80年代の臭いをプンプンさせながら、初代トロンの世界まで。
AIが命令に逆らって、自分で判断するようになったら、ターミネーターやマトリックスの世界になるんじゃない。そんな疑問は湧くものの、あのプログラムは自由を満喫中。
午後から仕事がある自分の方が、システムのパーツそのもの。嗚呼、disconnectしたい。
本来は無機質なモノに泣かされる…
なかなか良いぞ、これは傑作‼️
83歳の母を連れて鑑賞。
“現代的なテーマを理解できるだろうか?”という半ば賭けのつもりもあった。
吹き替え版で、しかもディズニー作品なら、入り組んだネット情報・仮想空間・AIの世界を〈情〉をもって描いてくれるだろうと思ったのだ。
結果――母、大感動❣️
俺自身も、いわゆる“ディズニーポリコレ”の残り香を感じる配役にはやや辟易しつつも、
中華系キャストの主人公は凛々しく、そしてジャレッド・レトの諦観したような瞳には何度もホロっとさせられた。
娯楽としても、大都会を襲うモンスター映画としてもスケール感があり、
ルービックキューブや名車シビックといった小技も楽しい。
43年前の初代『トロン』の世界にも足を運び、シリーズへの敬意がしっかり感じられた。
何より、フリンとアレスの会話には「愛」がある。
そして――仮想現実の住人が現実世界に実体化し、生存権を求めるという“逆転発想”。
そこにこそ、ディズニーの底力を思い知らされた。
映画館で見てほしい映画です。
AIプログラムが実体化して現実世界に襲来
「一度きりの人生」☆IMAX良かったので☆4
まるで映画の中に入って行ったかのような、鮮明でせまりくる映像。かといってぶつかってくる訳ではない(安全安心)。爽快感と没入感が半端無かった。そして爆音が全身に響き渡り細胞が活性化した、ような気がする。(同時に映画の後は落ちついた曲が聴きたいという気持ちにもなった)
初めてのIMAX体験でテンションが上がり、帰りにDVDを5本レンタルしてしまった。その中に1982年の「トロン」第一作目も。すぐに観てみると、本作はかなり一作目へのリスペクトがあるんだなというのがわかった。アレスが80年代〇〇好きって共感しかない。映像技術は43年で恐ろしく進化したが、80年代「トロン」にはとうていかなわない「何か」があるということなんだろう。
IMAXで意味など考えずにひたすら映画の世界に身を委ね楽しんでいたら、「一度きりの人生、どう生きるか」という問いに落とされた。車内にいた赤ちゃんの笑顔だけは守らなければいけないよね。世界中の子供達が夢を持てるように。
遂に来た、AKIRA実写版!?
私はとても楽しめました。
前作が「トロン」の世界観を現代版にアップグレードして、美術や音楽など無機質でソリッドなイメージを狙ったのに対し、今作は従来からある"侵略もの"に近い王道を行くエンターテイメントに振り切ったという印象です。
"ビル街を近未来バイクでチェイスする"という「AKIRA」実写版かと思うようなシーン、予告にもある無数のレーザーが照射されるシーンなど、"カッコよさ"優先のルックに男子心をくすぐられます。
一方で、前作のマイナス点だったあまり意味のないサブキャラ、ちょっと単調だった会話シーン等が廃され、記号的に感じるくらい分かりやすい登場人物しか出てこない、余計な説明なし&泣かせ演出は最小限と割切ったのも、ストレスが無かったです。
もうちょっと短く100分くらいに出来れば、もっとスピード感出たのに…というのは無いものねだりですが、それでも充分楽しみました。
青→赤と来て、次作のイメージカラーは緑かな?
軽ーく見れるアクションムービー
映像、音楽、アクション、迫力が素晴らしかった。
最初から最後まで、映像美で押し切った感があります。
アクションとして気楽に見るにはとてもいい。
毒にも薬にもならない作品ですが、ふらっと立ち寄って「何観ようか?」と思うならこれで損はない。
ストーリーの中身は特にない。
突っ込みどころは満載で、考えたらダメなSFです。
AIが現実に具現化するのはまだ分かるけれど、実物の人間が肉体ごとサーバーに入るのはもう意味が分からない。これでよくSF脚本が通ったなと思ってしまった。(意識だけサーバーに行くならともかく)
主人公がかっこよかった。
相変わらずポリコレしていますが、アジア人ヒロインはぶすではない。
けれど、あの人は、化粧やまゆを整えればもっと美人になれたはず。なぜもっさり系アジア人として登場させたのだろうか。
アジア人はぶす、というテンプレートをどうしても崩したくないらしい。だからマイナス1。
黒人敵キャラはバリバリメイクして美人になっていたのに、あのアジア人ヒロインはろくにメイクもしてもらえなくて、差別を感じました。
結構哲学的?
人間とAI、現実世界とデジタル世界の対比。
永遠の意味や妹の意思を受け継ぐ姉の存在の意味など非常に奥深い内容。
フリンとアレスが「永遠とは何か」を語り合う場面がとても印象的でした。
命令で動く存在だったアレスが、人間との関わりを通して「生きること」の意味を学んでいく姿に、静かな感動があります。
現実世界で永続化したアレスが、かつて同じ理想を追いかけたサムとフリンを探す旅に出るラストも美しく、余韻が深いです。
そして、デリンジャー社の悪役が最後にMCPに乗っ取られる展開には、シリーズの新章を予感させるワクワク感がありました。
映像と音楽だけではない何かがある。
以下はシリーズのあらすじ
■トロン
同僚(デリンジャー)に自身のシステムを盗まれて、場末のゲームセンターに追いやられる。
トロンというプログラムをシステム内に送り込み、同僚の不正を暴こうとする。
それに気付いたエンコム社が開発した物質転送装置によってデジタル世界へ追放されてしまう。
コンピュータ内ではMCPと呼ばれるプログラムが現実世界をも支配するべく動いていた。
なんやかんやあってフリンさんはトロンと協力してこのプログラムを撃破する。
■トロン:レガシー
コンピュータ内部に魅了されたフリンさん。
自身が経営していたゲームセンターの隠し部屋でグリッドと呼ばれるコンピュータ世界を構築する。
自分の分身クルーと呼ばれるプログラムを作る。
クルーはグリッドを秩序ある世界にするように命令されており、それを忠実に実行する。
フリンさんはトロンとクルーと自分とでグリッドを理想世界にしようと頑張る。
グリッドでは誰も予期していないデジタル生命体が誕生する。←ISOと命名
フリンさんはISOの誕生をデジタル世界の新たな可能性として歓迎する。
クルーはISOを秩序を破壊するプログラムとして排除しようとする。
また、同様にトロンとフリンも排除対象となる。
こんな状況の中、フリンの息子のサムがフリンの呼びかけでグリッドの世界に入っていく。
ここでISOのクオラに出会い、父と再会。
なんやかんやありながら、サムはクオラを連れて現実世界に戻る。
フリンはクルーを足止めするために自らを犠牲にしてグリッドに留まる。
グリッド世界はネットワークから切り離された世界で進化したもので、
現実世界に戻ったサムはグリッドをまるっとICチップにコピーしてクオラと共に旅に出る。
■トロン:アレス
プログラムが命令ではなく、学習することによって自律的に行動できるようになった現代。
エンコム社は仮想物質を現実に転送する技術を発明する。
しかし、現実に転送された物質は29分しか存在できない。
エンコム社のライバル会社であるデリンジャー社はこれをハッキングし、
人形の生命体を現実世界に転送し、兵士として利用する計画を発表。
この生命体も29分しか存在できない。
29分の壁はフリンが既に解決策をもっており、エンコム社のキム姉妹が探索の命を受ける。
アレスと呼ばれるAIプログラムがデジタル世界と現実世界で29分の壁を破る「永続化コード」を
エンコム社から奪取するためデリンジャー社から送り込まれる。
アレスはキム姉妹のメールをすべて読んで、居所を探す。
この過程でアレスは姉妹の機微や生命とは何かを学び始め、司令に忠実であるプログラムから自律行動を取り始める。
・・・キム妹が不治の病で亡くなるなどの内容から生命について学ぶ
アレスの存在自体はISOに近い存在ではあるが、人間が生み出したデジタル生命体。
まだ不完全でクオラのようには存在できないらしい。
メールから人間の感情や生命を学び、徐々に変化していくアレスの行動。
アレスに見切りをつけ、新たに探索の命を受ける「アテナ」。
アレスはデジタル世界のフリンと出会い、フリンから色々と学習する。
フリンもアレスに芽生えた人間らしい感情に可能性を見出し、永続化コードを埋め込む。
サムとクオラ登場は次回持越しなのか?
2作目と同じオープニングのブラウン管テレビニュースのつなぎ映像でサムが経営失敗で退任した説明はあり、そこから本編へのからみは一切なし。そもそも2作目のラストでゲームセンター地下の秘密サーバー内のグリッドは消滅したのだから、新しいエンコム社内のバックアップサーバーとか1作目トロンっぽいレトログリッド、その中のコピーケビン、ゲームセンターとのバックドアへのセットアップは実はすべて息子サムのお膳立てだった、みたいな裏設定を勝手に想像してる。
永続コードもクオラ(アイソー)の出現がヒントとなりバックアップサーバーのコピーケビンが番人になってた、の方が自分としてはすっきりする。
あと、ラストでアレスがサムとクオラの写真を見てたシーンがあったが、アレスが2人を探す旅に出たと思いたい。
全352件中、281~300件目を表示








