「クリエイター達の仕事に拍手」トロン:アレス まっちゃまるさんの映画レビュー(感想・評価)
クリエイター達の仕事に拍手
初トロンです。ゲームをしないので過去作はストーリー的に鑑賞意欲が湧かなかったのですが、本作は技術の進化による映像表現の凄さが見たくて鑑賞。期待を裏切らないすばらしさ。コードの世界が仮想空間として可視化され、またそのデザインのオリジナリティが面白かった。仮想空間から現実世界に出てくるというアイディアはSFならでは。コマンダーが創造主と名乗り、神の気分で大きな顔が語るシーン、あれ、オズの魔法使い?ディズニープロだからだと納得。人間の感覚を持ったAIは自分の判断に従い命令に背き、命令に忠実なAIは手段を選ばずという命令通りに突き進む。大掛かりなファンタジーを迫力のIMAXで楽しめた。真剣に考えたら矛盾が多いのだから難しいことは考えずただ楽しめば良いSFエンターテイメント作品。80年代がいいってデペッシュモード選ぶセンスが良い、Just can‘t get enough 懐かしい!個人的にはジェフ・ブリッジスが久しぶりに見られてとても良かった。続編対応可能な形になっているが、ひとまずクリエイターさん達にお疲れ様でしたと言いたい作品。
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