「映像美は素晴らしい」トロン:アレス 根岸 圭一さんの映画レビュー(感想・評価)
映像美は素晴らしい
近未来の世界を感じさせる映像美は素晴らしい映画。これだけの映像を作るのは素人目に見ても難しそうなので、製作者達の力量に感服する。
ストーリーは安易でありがちだと思う。コントロールされているはずのAIの兵士が、永続コード欲しさに裏切るのを「プログラムのバグ」程度の説明で済まされているのも腑に落ちない。悪役もいかにも悪役ですって感じで分かりやす過ぎるし、ラストもとにかくでかい敵を出したいだけって感じがする。とはいえ見どころは映像の美しさなのでそれでも十分。
あと、本筋とは関係無い話だけど、AI関連の技術が極めて発展している世界なのに、警官の装備とか街中を走る乗用車は普通のデザインなのは、技術格差が開き過ぎじゃないかと思った。
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