劇場公開日 2025年10月10日

「私は割りと好きよ。この手の作品。」トロン:アレス デブータさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0 私は割りと好きよ。この手の作品。

2025年10月13日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

知的

難しい

本来、感情や自我を持たぬ筈のA.I.や只のプログラムが、ヒトの感情や情緒や利他的な言動を見知っていく内に、

そこいらのクソDQNよりも真っ当な人間然となる噺。

まさに«今、欲しいモノがココに在る»的な。

グリッドとか云うネット世界に入れるって要は、なろう系で謂うところの、

[ソード・アート・オンライン]やオバロの[ユグドラシル]、あるいは[シャングリアフロンティア]
『レディ・プレイヤー1』

みたいなゲームも夢じゃないってことだろうし、

逆に、ネット世界のプログラムを現実世界に出せるってなれば、A.I生成美女&美男子を自分好みの性格にして恋人気分も味わえるかもだし、🔞な作品の中で好き勝手振る舞えるかもってことでしょ?…少子化待ったナシ!🤣代わりに性犯罪も激減出来るやも…。

そう云うユメの詰まった現代版御伽噺は大好きなんで、私は面白かったよ。

ただまぁ、私が心の師と仰ぐあるヒトの言葉は浮かんだよ、

「老いることも、死ぬことも、人間と云う儚い生き物の美しさだ。老いるからこそ、死ぬからこそ、堪らなく愛おしく…尊いのだ。強さと云う言葉は肉体に対してだけ使うのではない…」

タイムアップ(制限時間)は有っても許す限り復活出来る命か、

制限時間無く居続けられるが、一度きりの命か。

有限じゃなきゃ大切にできないってのも、人間の業ですね。

デブータ