「久々に3Dの通常上映」トロン:アレス じゅんぢさんの映画レビュー(感想・評価)
久々に3Dの通常上映
オリジナルの「トロン」はかなり好きな映画でCGを全面的に使った最初の映画であり、コンピューターの世界に生身の人間が入りゲームフィールドで戦うという発想も新鮮。この頃のディズニーはチャレンジ精神に溢れていたなぁ。そんな映像に役者も負けてなくて、陽気なアメリカンそのものジェフ・ブリッジス、典型的悪役なら右に出る者がいないデビッド・ワーナーと魅力的だった。
でも続編である前作は未見。
そして今作もストーリーはつまらなそうだし、役者もイマイチなので見る気はあまり無かったけど、TOHOの上映スケジュールを見たら久々にIMAXではない一般の3D上映があるではないか!3Dメガネを大事に取ってあったのでポイントで無料鑑賞+300円で観てきました。
3Dは特に日本では全くと言って良いほど不人気で、それも当たり前でスクリーンから飛び出さないからです。奥行きなんてどうでもいい。その奥行きも大抵の映画は2Dからの変換だから効果もイマイチ。ジェームズ・キャメロンのように3Dカメラで撮らないとダメ。
この「トロン・アレス」ももちろん偽3Dなのでライブシーンはのっぺりとして暗いだけ。でもILMが総力したCGによる特撮は圧巻の光の洪水で3D効果もそこそこあって楽しめました。300円の価値はある映画です。この映画をIMAXで2500円払った人は偉いです。金持ちなんですね。
映像、音響、音楽は良かった。
でも役者もストーリーも2時間程で忘れてしまいました。あっジェフ・ブリッジスが老人になっても陽気なジジイで良かった。役者では唯一覚えていたよ。
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