「エンターテイメントになっている」父と僕の終わらない歌 るいさんの映画レビュー(感想・評価)
エンターテイメントになっている
前半はありがちな認知症患者を理解して無いお花畑映画と思いきや、中盤から後半はちゃんとエンターテイメントとこの病気を理解して作っている。
ゲイの下りも前半は話盛りすぎ展開だと思ったがこれが物語の核であり、ラストのセリフとして効いている。
演出も過剰な「寅さん」的な感じもあるが鼻につかず観やすい。
役者の演技が素晴らしく特に寺尾聰の正常な時と認知症の時の目の演技が素晴らしい。松坂慶子も毎度だが、この映画ではしつこさがなく良い。
佐藤栞里がこんなに演技が上手かったのは驚き。
丁度よいエンターテイメントに仕上がっていて良い。
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