「リース・ウィザスプーンの芝居がいい」真心を込めて招待します 蛇足軒妖瀬布さんの映画レビュー(感想・評価)
リース・ウィザスプーンの芝居がいい
ウィル・フェレルのコメディ作品は、
いつものお祭り騒ぎのようなノリで、
時に観る側を置いてけぼりにする展開が、
繰り広げられることが往々にしてある。
しかし「ウィル&ハーパー」で、彼の印象がガラリと変わった。
今作でも、ウィル・フェレルのコメディ全開なノリは健在だ。
しかし、その中で、
リース・ウィザースプーンの存在が異彩を放っている。
彼女の演技は、今までの作品で証明済みだが、
まさに多彩で繊細、
喜び、悲しみ、怒りウホウホ、不安、孤独、
吐きそう、でもギリギリで止める・・
様々な感情が、彼女の瞳を通して観客に伝わってくる。
ストーリーや展開、他の事は置いておいても、
リース・ウィザースプーンの技術を堪能できる作品ではある。
あ、ワニも。
〈lady〉、メンフィス、アトランタ、南部等の言い回しを、
詳しい人に聞きたい。
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