ブリジット・ジョーンズの日記 サイテー最高な私の今のレビュー・感想・評価
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ブリジット最高!!!
同年代の私としては、本編を観てなんだか 同窓会に行ったような気分になりました。
要領は決していいとは言えないけど、いつも一生懸命で、ポジティブで 、そしてなぜかイケメンと縁のある ブリジット。
続編は、だいたい2番煎じのようになってしまって、どんどん 内容が薄まってしまうけど、このシリーズに関しては違います。
第1話から、ブリジットが迷いながらも良き仲間に支えられ、妊娠したものの父親が誰だかわからなくても、その2人とも良い関係のまま、我が子だと思いたくなってしまうようなブリジットのキャラは、素敵で愛らしいです。
私たちの中にも必ずブリジットがいて、失恋したり パーティーでハメを外したり、ブリジットと同じようにいろいろな経験をして、年を重ねてきました。同じ景色をみてきたのだと思います。
この映画を観る方は、必ず大拍手しても大声で笑っても、わんわん泣いてもいい席をお選びください 。
そして 周りの方も、近隣の席の方が そんな状態でもブリジットのよう広い心で許してあげて下さい。
ありがとうブリジット!! また会いたい!!
ブリジットの笑顔が好き
過去作は全て観ていない。
それでも楽しめるのか?と思いつつ、予告に惹かれて観ることに。
ブリジットのドジっ子&天然キャラがすごく魅力的、
そして笑顔がなんて素敵なんだろうと率直に感じた。
演じているレネー・ゼルウィガーの演技力のなせる業なのは間違いないが
この作品の世界観や空気感みたいなものを、ブリジットの存在が引っ張っていることを
あらためて確信した。
本作全てに言えることだが、特にブリジットに共感できるのは、
実に等身大で身近に本当にいそうな人物だし(そりゃあ、やや誇張はされているのは当然だが)
会話も下世話だったりして、苦笑してしまうことも度々あったが、
それが現実世界では普通だと思うし(日本の文化ではあり得なさそうだが)
であるがゆえに、共感できるのだと思った。
ブリジットの恋愛模様や仕事への向き合い方もすごく魅力的。等身大的な魅力。
そして亡くした夫を忘れられず想い続けるところも素敵。
それでもブリジットと彼女の子どもたちが、夫(父)への想いを自分の中に取り込んで、
前を向いていくラストには猛烈に感動した。
まずもって、ブリジットの長男ビリーの独唱シーンで涙。
そして、ブリジットのラストシーンで涙。
実に胸にじんわり沁み入る作品だ。
本作しか観ておらずついていけないのでは・・という心配をしていたが、充分に楽しめた。
レネー・ゼルウィガー、好きになった。
おかえり!そしてありがとう!!
観終わった後にインタビューの記事を見たら完結編って。
寂しいけどまた何度も観ます。
ブリジットとそして仲間たち。みんな素敵です。
のっけから笑って泣いてこの映画の醍醐味満載!
そして流れる曲の良さ!何を取っても最高!
なんでだろう?1作目から魅了されっぱなし。
映画に順位を付けるの嫌いだしこの1本をなんて選べない。
だけどブリジットは棺桶に入れてもらって一緒に焼いてもらうぐらいに好きだな。
エッジの効いたジョークに国や文化が違っても共通の悩みや生きづらさに仲間を思う気持ちなどなど。しっくり来るんだよなぁ。
このシリーズは粋なんだよなぁ。うん。
この作品は集大成なのでいろんなネタが散りばめられて初めて観た人は第一作を観返したらニヤリポイントが沢山ある!
でも1番のポイントはキャラが確立されていて憎めないヤツばかり。
聖地巡りなんてしたことないし興味なかったけど、こんなにウィットに飛んだ奴らがいるイギリスには行ってみたくなる。
そしてなによりブリジットの虜になる映画です。
最高でした
一番の驚きは前作から約9年経っていること。感覚的にはコロナ直前に前作があった気がしていた。
ブリジットのキャラクターや人間性は相変わらずで、ちょっとハラハラしたり笑ったりはいつも通りで楽しめた。
一作目からあるいつもの4人でのお酒のシーンなどは何年経っても一緒にいれる友達がいるのは羨ましく感じた。
今作はフューグラントも復活したし過去のメンバーが勢揃いしたのでとても満足のいく作品になっていた。
続編物はあまり好きじゃないけど、こういった昔が懐かしくなるような作品だったら大歓迎。
前から思ってたけど、邦題のサブタイトルが好きで個人的には2作目の「きれそうなわたしの12ヶ月」は秀逸。
おそらくこれで終わりになりそうなのは残念だけど、ブリジットのこの先を想像したくなるような終わり方で素晴らしかった。
帰ってきたブリジット・ジョーンズ
【"人は失ったものと一緒に先に進む。”今作は愛する夫を失ったブリジットが、喪失感から脱しようと頑張る姿と、夫の忘れ形見の息子が学芸会で母を思いボーイソプラノで歌う姿が、沁みる作品です。】
ー 最初に記すが、私はコリン・ファースのファンである。故に、今作で想い出シーンではあるが、コリン・ファースが頻繁に登場してくれたのは、嬉しかったなあ。-
・序盤は、ブリジット・ジョーンズ(レネー・ゼルウィガー)は幼い子供達の面倒見と、喪失感とでバタバタしているし、何だか疲れているみたいである。怒られそうだがオバサンみたいなのである。
・だが、アーラ不思議、タイトルロールが出たタイミングで、大音量でデヴィッド・ボウイの”モダン・ラブ”が流れ、木登りしていたビリーとメイベルが降りられなくなった時に、颯爽と現れたロクスター(レオ・ウッドール)がササっと二人を助け、木にへばりついていたブリジットを降ろして上げてから、彼女はドンドンチャーミングになって行くのである。レネー・ゼルウィガーさん、ヤッパリ凄いな。
・そして、自然な流れで二人は結ばれると、周囲の友人達から”貴女、セックスした?”と次々に聴かれる姿も可笑しい。分かり易いなあ。
・けれども、ブリジットはヤッパリ、マーク・ダーシー(コリン・ファース)が忘れられないんだよねえ。そりゃあ、そうだよね。彼はビリーとメイベルのお父さんでもあるのだから。
■このシリーズが人気なのは、ヤッパリ、ブリジット・ジョーンズの少しドジだけれども愛らしい人柄だと思うんだよねえ。でなければ、あんなに沢山の友達は居ないでしょう。
そして、ブリジットの心の声が随所で流れる作品構成も良いのだなあ。
ロクスターが”タイムマシーンが有れば・・”と言ってしまった時に。ブリジットは”そうよねえ・・。”と心の中で呟くのである。
・今作も面白いシーンは沢山有って、ブリジットが唇に変なリップ?を塗っちゃって、腫れあがるシーンは、産婦人科のDrローリングス(エマ・トンプソン)も笑いながら言っていた”私が見るのは唇じゃないのよ。”には、笑ったなあ。
・で、ヤッパリ、ロクスターは、ブリジットの前から去るのだけれども、彼女はビリーとメイベルと三人でベッドで寝て幸せを感じるのである。
そして、彼女のもう一人の想い人ダニエル(ヒュー・グラント)が、心臓に違和感を感じ病院に入院した時に珍しく弱気になって
”こんな時に、親族がいないって。自分の人生は何だったのかと思うよ・・”
と言うシーンも、少し考えさせられたなあ。
・そして、校門の前でいっつも笛をピピーと吹いているキビシイけれども、子供を良く観ているビリーの担任ウォーラカー(キウェテル・イジョフォー)から”ビリーは成績は問題ない。けれども、心に悩みを抱えている。”と告げられ、ブリジットは、ビリーが幼い時に父マーク・ダーシーを失った喪失感を自分と同じように持っている事に気付くのである。
そんな、ウォーラカーに好意を持って行くブリジット。二人は第一作の印象的なシーンの様に、雪の中でキスをするのである。
<そして、パーティーが開かれ、皆楽しそうである。ダニエルのイケメンのイタリア人とのハーフの息子も来てたしね。
何よりも、カーテンの所で、微笑んでいたマーク・ダーシーとブリジットの眼が合うシーンが良かったな。
今作は、愛する夫を失ったブリジットが、喪失感から脱しようと頑張る姿と、夫の忘れ形見の息子が、学芸会で母を思いボーイソプラノで歌う姿が沁みる作品なのです。>
■あと、今作でロクスターと、ウォーラカーがガバット、服を脱いで上半身を見せるとブリジットを含め、女性達が”おおっつ”となるシーンがあるのだが、ヤッパリ上半身はムキムキなのが良いのかな。鍛えなくっちゃ!
「大人の恋愛魅力的」
若干寂しげなブリジット物
2001年に初回作が公開されて以降、2004年、2016年と忘れた頃に続編が世に出た”ブリジット・ジョーンズ”シリーズ。今回の4作目は初回作から約四半世紀が経過しての公開ということで、そりゃあ出演者の皆さんも老けますわな。ただブリジット・ジョーンズ演ずるレネー・ゼルウィガーは、初回作などは敢えて増量して撮影に臨んだこともあり、それと比較すると本作の方がシュッとしてて、特にバッチリメイクを施したシーンなどは、若々しい雰囲気も感じられました。流石は俳優さんですな。
で、本作では、前作で子宝を授かり念願適ってマーク(コリン・ファース)と結婚したものの、いきなりマークが故人として登場するという展開に。確かにブリジットの恋物語を描くのであれば夫の存在は邪魔っちゃ邪魔なんでしょうけど、かなり乱暴とも感じられる設定でした。でも心の中のマークはしょっちゅう画面に登場するので、映画的には良い意味での共存関係になっていたと言えるのかも知れません。
夫が亡くなって2児のシングルマザーとなったブリジットが、仕事にも恋愛にも復帰して巻き起こるドタバタを、従来通りのコメディタッチに描いたお話であり、まあシリーズファンには受け入れられるだろう内容ではあったように思えました。ただ、全体的に年を取った常連出演者が醸し出す雰囲気は、いくら明るいタッチで描いてもどこか寂し気な感じも無きにしも非ず。邦画で譬えるならシリーズ終盤の寅さん物を観ている感もありました。まあ仕方ないことではありますが。
最後に内容を離れて英語の副題について。邦題の副題は「サイテー最高な私の今」なんですが、英語の副題は「Mad About the Boy」。直訳すると「その少年に夢中」となるところでしょうが、ロマンポルノ風に言えば「若後家 ツバメに首ったけ」と言ったところでしょうか。個人的にはこの路線で邦題も付けてくれれば面白かったのですが、まあ無理ですわな。
そんな訳で、果たして5作目があるんだろうかと思いつつ、本作の評価は★4.0とします。
ブリジット、沢山楽しませてくれてありがとう!
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