パディントン 消えた黄金郷の秘密のレビュー・感想・評価
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アカデミー賞女優オリヴィア・コールマンの歌と踊りに大爆笑
大人気シリーズの第3弾は、前二作が期待のハードルを大幅に引き上げてしまったので少々気がかりでしたが、ひとまず及第点といってよいのでは。「老若男女が無条件で愉しめるファミリームービー」は今回も健在です。
前二作からの主なスタッフ/キャスト変更をみると、まず監督&脚本からポール・キングが降りて製作総指揮にまわっています。またブラウン夫人役はサリー・ホーキンスからエミリー・モーティマーへ変更。さらにパストゥーゾ叔父さん(ルーシー叔母さんの連れ合いでパディントンの育ての親)の声を担当してきたサー・マイケル・ガンボンが2023年逝去したことに伴い、本作の回想シーンに叔父さんは姿を見せず、ルーシー叔母さんのセリフ1か所にその名をとどめるのみとなっています。
一方、内容面で目立った変更点は大別すると3つになるでしょうか。1つめは、主な舞台がロンドンからパディントンのふるさとペルーへと移ったこと。2つめは、ヴィランが2倍に増強されたこと(※詳細に触れることは控えます)。3つめは、劇中ちりばめられた映画がらみの小ネタやオマージュが大幅に増えたこと。以上3つのうち最後に挙げた項目について、ここでは少し補足します。
まず本作から想起される「他の映画にまつわるネタやオマージュ」を、順不同で挙げてみます(見当違いもあるかと。あるいは再見すればもっと気づくかも…)。
『サウンド・オブ・ミュージック』(ギター爪弾き大草原で踊り歌う尼さん)
『フィッツカラルド』(船上の蓄音機から流れるオペラの歌声)
『アギーレ/神の怒り』(エル・ドラドを目ざすスペイン人父娘)
『アンチャーテッド』(敵役のアントニオ・バンデラス)
『キングスマン:ゴールデン・サークル』(傘)
『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』(巨石ごろごろ)
『キートンの蒸気船』(倒れてくる巨壁)
『エイリアン』(フェイスハガー)
『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』(飛行機不時着、味方のバンデラス)
『ローン・レンジャー』(ウィリアム・テル序曲に乗せて疾走)
『2001年宇宙の旅』(美しく青きドナウに乗せてスロー航行)
『続・夕陽のガンマン 地獄の決斗』(モリコーネ風の劇伴で三つどもえ対決)
『捜索者』(集落で親族再会)
などなど……
こうした他の映画に対する「目くばせ」は過去二作にもありましたが、今作では飛躍的に増えた気がします。また、それらをさばく手つきにはCMやMV的なセンスがうかがえ、ともすれば小ぢんまりした“モニター画面サイズ”の印象にとどまる危うさをはらんでいます。それを“劇場の大スクリーン”に映えるようにまで引き上げたのは、ひとえに一線級の俳優たちの演技力のおかげ、と言っても間違いではないでしょう(当然、ここにはベン・ウィショーの「声」の力も含まれます)。
ことに、老クマホーム院長のオリヴィア・コールマンが尼さんたちを従えてギター片手に歌い踊る“Let's Prepare for Paddington”は、ペルーにおける新展開の「つかみ」として最適、かつ本作最高の見せ場でもありました。
また、終盤で『インディ・ジョーンズ』シリーズ2作を各々オマージュしながら、クロスカッティングの手法で「ラスト・ミニッツ・レスキュー」を描いてみせたところなども、にやにやと思わず頬が緩んでしまいます。
さて、そのほかで印象に残ったことを、順不同で記しておきます。
・エピローグでまさかのあのヒトが特別出演、しかも二段オチとは! 重ねてビックリなのは、あのシーンのセリフすべて、当人が書いていることです。
・ヘイリー・アトウェルは、職場のブラウン氏に「リスクを取ることの大切さ」を諭すアメリカ人上司の役で一瞬出演していますが、どことなしにエージェント・カーター然としていて笑えます。
・そのブラウン氏によるラストの職場エピソード(高層ビルの窓からダイビング)は、ヘイリー・アトウェルに引っかけた『ミッション:インポッシブル』ネタというより、むしろモンティ・パイソンみを感じさせます。なにせ大英帝国だけに。
・新ブラウン夫人については色々言われているようですが、それより子供たち2人(特に弟)の成長が著しく、過去作と同一俳優か迷うことの方が気になりました。
・CGで描き出されるパディントン。特に顔が大写しになったときの目の「表現力」が、本作では一段と深化しているように感じられたのは気のせい?
・有名な話ですが、ゼレンスキー現大統領がまだ人気コメディアンだった当時、本シリーズ1・2作目のウクライナ公開版でパディントンの吹替えを担当しました。どうか、この第3弾もぜひ、ゼレンスキー氏の声で封切られる日が訪れますように…(※補足すると、本作はウクライナ国内でも2025年1月にリリースされてはいるらしいが、ゼレンスキー氏の吹替えではないようだ)。
ほっこりしました。
久しぶりのパディントン。
もふもふで抱きしめたら、日だまりとマーマレードの匂いがしそうなのは、相変わらず。
そして紳士なのに、なぜか騒動を巻き起こしてしまうところも。
ただ今回はペルーでの冒険が舞台だったので、そのドタバタぶりがちょっと弱かったかも。
とはいえ、ルーシーおばさん探しに奮闘してたはずが、黄金郷に絡む陰謀に巻き込まれるあたりがパディントンらしい。
おばさんだけでなく自身のルーツを見つけた彼の選択、受け入れるブラウンさん一家。
この辺はウルッと来ますね。
おまけの映像で、続編を期待しております。
吹替版を観ましたが、パディントン役の松坂桃李さん、ブラウンさん役の古田新太さんはじめ、皆さん他に考えられないぐらいぴったり合っておりました。
やっぱり可愛い🐻
英国はキャラもの映画がうまい
成長の頼もしさと寂しさ
悪くはない。
こんな感じかな?と想像していたとおりの映画
1,2が良かっただけにガッカリ
壁の向こうの秘密
甘い、私の評価が非常に。
青森県のソウルフード「イギリストースト」(製造者:株式会社 工藤パン)という商品があり、最近、マーマレード&ホイップ味(あらかじめマーマレードジャムがパンに塗ってある)が 新商品としてラインナップされた。
ブラウン夫人が サリーホーキンスじゃなくなって 寂しいと思っていたところに、見た目は違えど同じくらい可愛らしい人であるエミリー・モーティマーが、あたかも 前から夫人だった ような描写。歴史は塗り替えられた。
怪しかった、ミュージカル風に歌って喜んでいたオリビア・コールマン(声:吉田羊)が扮する院長が。
イギリスでは ハロウィンの頃に公開されたから、『デス・ノート』のように 特定の人にしか見えない“この世のものではない存在”が 登場したりして、ほんのりホラーで、『ハリー・ポッター』のようなテイストである。
結局、謎や不思議は ほぼ明かされるので尾を引かず、後味スッキリ。
途中で眠くなったのは、飛行機の凄いシーンの直後。
迫力の映像のあとの地味な会話シーン、このコード進行は夢の世界へ入るパターンだ。そして いつもだいたい その次に待っているのは、肝心な場面だ。
目を開けて壁の向こうの世界をパディントン達と一緒に見るか、目を閉じたまま夢を見るかは選択できた。あたりまえだが。
エンドロール中は、スクリーン左半分の タワーブリッジと熊たち、ビートルズの真似をして横断歩道を歩く熊たちを見ることが出来る。複数の熊がペルーからロンドンに旅行に来たのか移住しに来たのかは知らない。
ピンクの囚人服姿のヒュー・グラントが少しだけ登場。
ポップコーンセットのオレンジ100%をLにサイズアップして、チューちゅうチューちゅう飲みながら観てしまったため、終盤トイレに行きたくて たまらなくなってしまった。ハッピーエンディング。鑑賞後トイレに直行。
家族をテーマにしていて 心温まる、迫力重視のアトラクションのような映画でした。
気軽に見られる作品として高評価。
今年130本目(合計1,671本目/今月(2025年5月度)15本目)。
海外のアニメ枠といえば、ディズニー映画さんが一定数あり、そこではポリコレ論が色々沸いてくるのですが、ディズニー映画さんの枠でもなく、そういう展開にならなかったのが良かったです。この作品はいわば「~3」にあたり、VODシステムに「~1」と「~2」はありますので(要課金)、観ておくとよいかな、と思います。
他の方も書かれていましたが、一部でインディジョーンズかな?みたいな展開はありますが、映画業界が5年くらいならともかくもモノクロまで含めれば100年くらいありますから、パクっただのパクられただのの論点はないと思います(たまたま南米に行った、という設定に過ぎない)。
この手の作品は字幕版で見るのがポリシーで、字幕版で見ることができたので結構満足度は高かったです(日本語吹き替え版はどうだったのだろう?)。もともと小さい子向けのアニメのようで、字幕版で見ても聞き取れる範囲で語彙に配慮があり(英検準1程度で十分足りる)、そこは結構よかったな、といったところです。日本でいえばドラえもんみたいな作品の枠にあたるのかな?
展開としても、「そりゃそうでしょう」という当たり前な展開から、「おや、そう来ますか」というひねりも半々程度に混ざっていて、飽きない部分が多いです。もしかするともう1回見に行くかもです(「お体が不自由な方」にあたるので、1000円で見られる)。
日本語字幕版で見る場合、やや字幕が難しいかな(中学受験を考える、小学4~6年生くらいの国語力程度?)というところはありますが、まるで聞いたことがない単語は出てこないし、吹き替え版にせよプリキュア等とはそもそも年齢層が違うので、かぶりや重複等は起きないかなと思います。
アニメ作品ですが迷ったらおススメです(VODシステムもあるので、必要に応じて課金して過去作を見てからのほうが良いかもです)。
見ているだけでシアワセ
パディントンがスクリーンに映し出されただけで顔がほころびシアワセな気分になれる。そういう人には堪らない作品。
1作目のニコール・キッドマン、2作目のヒュー・グラント、そして3作目はアントニオ・バンデラスと、パディントンに立ちはだかる相手に不足なし。今回も十二分にその立ち回りを楽しませてもらえました。
パディントンのロンドンでの家族もユーモアたっぷり。パディントンのルーツ的な内容もあり、最後はわかっていてもウルッと来るシーンあります。
今回からロンドンの一家の母親(ブラウン夫人)役がサリー・ホーキンスからエミリー・モーティマーに交代したけど違和感無し。原作はたくさんあるので、このままシリーズを続けていってほしい。
心が暖かくなる優しい映画です
パディントンと暮らしたい
礼儀正しく知的なパディントン。
ちなみにぬいぐるみ持ってます笑
自分を拾ってくれたルーシーおばさんを家族と一緒に探しに行くインディジョーンズを思わせるような場所シスターが悪いのは良くない。パディントンは一人ではなかったのは安心した熊村出身熊が沢山とにかく皆可愛い。
最後残りたいと言った時熊村に残ると言う意味かと思いましたが都会の家族の元に残ると言う意味でしたこれには都会の家族も私も大喜び🐻涙ぐむ良いシーン。
🐻達が都会の家に遊びに来るのは笑えたどうやって来たの?観光できるのかしら?
ちなみにヒュー・グラントも出てます異端者の家の時と違うので分からなかったブリジッドジョーンズにも出てたらしいけどもう終わってた相当つまらなかった?
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