パディントン 消えた黄金郷の秘密のレビュー・感想・評価
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マーマレード色のあたたかさ
パディントンとブラウン一家の
ドタバタ劇は笑いあり涙あり。
最後にまさかのあのお方の登場で胸熱でした!
こういうサプライズは本当に嬉しい。
囚人服もちゃんとピンク色。
ボスが言った「リスクは友達」のセリフが
心に響きました。
回避することに集中し保証された人生ばかりを
歩むのではなくたまには冒険する勇気も必要。
何かに怖気づいたらこの言葉を思いだしたいと思います。
また、今作のパディントンは「移民」のメタファーとして
さりげなく描かれており、まさしく社会的な視点です。
そしてなんといっても、
“自然に変わっていくもの”
“ずっと変わらないもの”
このふたつの切なくて美しい描写に感動です。
ファミリー作品。
【”パディントンがマーマレードサンドが好きな訳。”今作はパディントンが故郷のペルーをブラウン一家と旅する中で、出自を知る冒険物語である。英国名優勢揃い作品であり、あの人も最後に登場するのである。】
■ロンドンで、ブラウン一家と暮らすパディントンは、すっかり英国暮らしに慣れている。だが、ある日故郷のペルーの"老クマホーム”の院長(オリヴィア・コールマン)から、育ての親のルーシー叔母さんが元気がないという手紙が届く。
パディントンは、ブラウン一家と慌ててペルーに行くのであった。
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・変わらずの、ホンワカムードで物語は始まる。
・だが、ペルーの"老クマホーム”に到着すると、院長から”ルーシー叔母さんが居なくなった。”と告げられるのである。この院長を演じるオリヴィア・コールマンの白い歯キラーん‼の爽やかな笑顔が、怪しい怪しい。絶対に何かあるな、と思うが今作は世界で愛される「パディントン」シリーズの実写化なので、これで良いのである。
・で、パディントンは、ブラウン一家と共に、イケオジ、アントニオ・パンデラス演じるハンター船長の船で、ルーシー叔母さんを探しに、ジャングル奥地の秘境、ルミ・ロックを目指すのである。
■到着したルミ・ロックで明らかになるハンター船長に脈々と流れる祖先からの金を求める血と、"老クマホーム”の院長の真の姿。
だが、パディントンと、ブラウン一家は、家族の絆でルミ・ロックの石壁の裏側にあった広大なオレンジ畑が広がる別天地に到着するのである。
そこは、幼き時にパディントンが暮らした”黄金卿”だったのである。黄金とは、ナント!オレンジだったのである。
そりゃあ、パディントンがマーマレードジャムタップリのサンドイッチが好きな訳だよね!
<そして、パディントンはルーシー叔母さんと再会し、ハンター船長は改心し、娘と仲良く観光船長の座に戻り、"老クマホーム”の院長は許されるが、寒ーい土地へ赴任させられるのである。(ちょっと、可笑しい。)
今作は、家族の絆と、子供の巣立ちをサラリと絡ませながらも、パディントンのルーツが分かる冒険物語なのである。
あ、序に言うと、今作は純然たる英国映画なので、当然エンドロールの後に、あの人も爽やかな笑顔を浮かべて二度も登場するのである。そして、今作では監禁などしないので、大丈夫なのである。じゃーね。>
パディントン可愛いかったです
可愛らしさにメロメロ‼️パディントンに再会。心から嬉しい‼️
“ルーシーおばさんが老クマホームから消えた!!“
大好きな大好きなパディントン❤️が帰ってきました。
1作品目の『パディントン』は、2014年。
2作品目の『パディントン2』は2018年。
待ちに待つこと7年。
とてもとても嬉しい再会でした。
原題は『P addington in Peru 』
パディントンが消えたルーシーおはさんを探しにペルーへ行くお話です。
そこはそこ、お約束の大冒険と癖のあるゲストスターが2人。
老クマホームの院長のシスター(オリヴィア・コールマン)と、
ブラウンさん一家とパディントンが秘境に行くのに使う
《遊覧船の船長》がアントニオ・バンテラス。
2人とも「黄金郷」を今なお残る秘宝の在処を探すことに取り憑かれた
トレジャー・ハンターなのです‼️
7年掛かるのも無理はないと言うアニメーションと実写のミックスが
素晴らしくて、見惚れちゃいます。
なんと言っても永遠に歳をとらない
子熊のままの“パディントン“の可愛らしさ‼️
濡れた鼻先、赤いルンペン帽に青のダッフルコート、
可愛いすぎます。
パスポートの証明写真を撮るシーンは面白さが炸裂‼️
税関のシーンも、思わず吹き出しちゃいました。
声の松坂桃李さえ、声がちょっぴり老けているし、
ブラウンさんの奥さまは、なんとエミリー・モーティマーに
変更してました(ちょっぴり悲しい)
娘と息子はどうなのかなぁ?
ルーシーおばさんの行方不明には、あるカラクリがあって、
パディントンとブラウンさん一家はアマゾンの奥深く川をで渡り、
更にジャングルに奥深く分け入り、伝説の黄金郷へと入っていくのです。
向こう水で、おっちょこちょいで、ドジをしてしまうパディントン。
紳士のパディントン。
ペルー旅行のお餞別にもらった蝙蝠傘が大活躍。
何よりのアイテムの秘密道具ですね。
紳士なパディントンは悪戯する気持ちはぜんぜんないのに、
いつもどう言うわけか、大騒動になって大冒険。
川下り、オンボロ飛行機の離着陸、
黄金郷の入り口の大仕掛け・・・と、
見所満載、
今回も大満足です。
オレンジマーマレードをたっぷり乗っけたサンドイッチ🥪が
食べたくなりました。
まだまだ続いて下さいね‼️
数々の「お約束」が楽しめるシリーズとしての安定感が嬉しい
パディントンの最大の理解者であるミセス・ブラウンの配役の変更は、残念としか言いようがないが、今回は、彼女がパディントンを助けるみたいなシーンがなく、ある意味、存在感が薄いので、さほど違和感を覚えなかった。
主要な舞台も、ロンドンからペルーへと変わっているが、すべての作品がペルーのシーンから始まるという本シリーズの「お約束」のおかげで、まったくと言っていいほど唐突感はないし、バディントンがどこから来たのかに関わる話で、むしろ、必然性すら感じてしまった。
その他にも、シリーズの「お約束」が随所に散りばめられていてニヤリとさせられるのだが、大物俳優が悪役を演じるという「お約束」のせいで、いかにも善人そうなオリヴィア・コールマンやアントニオ・バンデラスが、最初から怪しく思えてしまったのは「ご愛嬌」というものだろう。
その一方で、前2作にはあった「ミッション:インポッシブル」を彷彿とさせるアクションがなかったことには物足りなさを感じないでもないが、それに代わって、「インディ・ジョーンズ(レイダース)」ばりの岩石とのチェイスが楽しめたので、これは、これで「良し」としよう。
いつもながらのドタバタ劇とナンセンスギャグも健在で、特に、「洗濯タグ」と「タランチュラ」のくだりでは、思わず吹き出してしまった。
家族の絆を感じさせる心温まるエンディングも、このシリーズの「お約束」と言ってよいだろうが、自らの故郷に留まることよりもロンドンでブラウン家の人々と暮らすことを選んだパディントンの決断には、前2作にも増して目頭が熱くなった。
エンディングのオマケ映像も楽しいが、囚人服が、ちゃんとピンク色になっているところなどは、話の一貫性が感じられて本当に嬉しくなる。
いずれにしても、これからも、末永く続いてもらいたいと思える安定のシリーズであることは間違いなく、早くも、続編が待ち遠しくなってしまった。
マイ・フェーバリット・くまちゃん
クマのキャラクターは数々あれど、パディントンが一番好きだ。マイケル・ボンドの原作本(日本では福音館書店刊)と、ぬいぐるみなどキャラクター商品のタッチはかなり異なるが、実写映画シリーズはぬいぐるみのイメージを踏襲している。赤い帽子に青のダッフルコート、丸い目玉、洗って乾かすともしゃもしゃになる体毛、耳垢、鼻くそだらけの小汚いところも含めて、とてもとても可愛い。
礼儀正しく必ず帽子を取って挨拶する(頭にはたいていサンドイッチか鳩が乗っている)が、お茶はポットからラッパ飲みするワイルドなところもある、紐には必ず絡まり、機械は必ず壊す、そんなところも大好きである。
好き過ぎてパディントン駅にまで昔、行ったこともある。映画第一作「パディントン」は2014年の公開だったがそれより前。銅像はまだなかったような気はするがあの印象的なガラス屋根は実見した。
3作目となるこのシリーズだが、ほぼロンドンが舞台だった前2作は、仕掛け絵本っぽい感じと、よく言えばスチームパンクっぽい感じが楽しかった。例えば1作目の王立地図探検者協会の資料システム。端末から入力はするが出力はエアシューターで紙ベースで出てくる。本作でもペルーの遺跡で壁が開くのに自販機のようにコインを入れたりする場面がある。(しかも最初はコインが戻ってきたりする)
ブラウン家の人々はもちろんご近所の皆さん、悪役まで、実に楽しそうに出演していてこちらもうれしくなってくる。端役に至るまでそうで、例えば、1作目で探険者協会にパディントンと女装したブラウン氏が潜入した時、ブラウン氏と絡んだ警備員役の役者さん(2にも警備員役で登場)が、今回はペルー行き飛行機(プロペラです)のスチュワードとして出演していたりする。2作目の悪役の人もカメオ出演する。(ブルーベリーパイを作る大物俳優です)
それだけにブラウン夫人役が今回、サリー・ホーキンスから交代してしまったのが残念。
冒険活劇としてはOKだけど、ドラマの部分はかなり弱めに思えた
2025.5.9 字幕 MOVIX京都
2024年のアメリカ&イギリス&フランス合作の映画(106分、G)
キャラクター創造はマイケル・ボンド
ルーシーおばさんを探す旅に出るパディントンとその家族を描いたアドベンチャー映画
監督はドゥーガル・ウィルソン
脚本はマーク・バートン&ジョン・フォスター&ジェームズ・ラモント
原題は『Paddington in Peru』
物語の舞台は、ペルーのとある場所
オレンジを探して木に登ったパディントン(ベン・ウィショー)は、枝が折れて川に落ち、急流に飲み込まれてしまった
パディントンは老クマのルーシー(イメルダ・スタントン)に助けられ、その後、彼女とその夫に育てられることになった
パディントンはルーシーおばさんの夢を叶えるためにロンドンに向かった
パディントンは何とかしてロンドンにたどり着いたが、そこで迷いクマとなってしまう
そんなパディントンを助けることになったのがブラウン一家で、彼らの家族になるまでを1作目、その後の騒動を2作目で描いていた
一家の父ヘンリー(ヒュー・ボネヴィル)は保険会社勤務でリスクに敏感、母メリー(今回からエミリー・モーティマー)は子どもたちの「巣立ち」を心配していた
姉のジュディ(マデリン・ハリス)は大学進学を控えていて、本人はフェロー諸島に行きたいと考えている
弟のジョナサン(サミュエル・ジョスリン)は「チル」したくて引きこもり、発明に日夜没頭していた
物語は、そんな彼らの元にペルーから一通の手紙が来るところから動き出す
その差出人はルーシーおばさんではなく、彼女が入っている老グマホームの院長(オリヴィア・コールマン)で、院長はルーシーおばさんの様子が変と言う手紙をよこしていた
心配になったパディントンとブラウン一家、そして一家の家政婦バード夫人(ジュリー・ウォルターズ)は一路ペルーに向かうことになったのである
ペルーに着いてもルーシーおばさんの所在は不明で、そこにはあからさまにおかしな地図があったりして、「罠にしか思えない展開」を疑問を挟むことなく進んでいく
また、観光船のハンター(アントニオ・バンデラス)とその娘ジーナ(カルラ・トウス)と出会ったのは偶然で、ハンターはエルドラドに取り憑かれていて、ペルーを離れ慣れなくなっていただけだった
そして、後から追いかけてきた院長が実はハンターのいとこだったと言う展開で、一連の目論見は全て、ハンターの知らないところで院長(クラリッサ)が仕組んでいたことがわかる
だが、この無理矢理結びつけた感がすごくて、そんなに雑な畳み方で良いのかは悩んでしまう
家族が一緒に来ることで活躍の場というものが生まれるが、メリーとジュディはほぼ空気状態で、バード夫人の方が出番が多かったりする
シリーズはこれで終わりとのことだが、ポストクレジットに前作の敵キャラ・ブキャナン(ヒュー・グラント)が登場するのだが、その日本語版声優がダダ漏れなのはどうなのかな、と思った
テーマとしては、「子どもたちの巣立ち」というものになるが、パディントンはすでに巣立った後だし、巣立つのもジュディだけだったりするので、そこも弱いように思う
結局のところ、仲間と家族は違うし、故郷と居場所は違うというものなのだが、何を持って居場所というのかは映画からは伝わらない
言及することもなければ、結局は居たい方を選んでいるように思える
元々、ロンドンに来た理由というものがあって、そこで生活することに意味があるので、もったいぶった感じで「ロンドンに残りたい」と言わせるのは台詞回しが下手としか言えない
パディントンが故郷に戻る理由というのはなく、あるとすればルーシーおばさんの面倒を見ることだが、彼女は老グマホームに自分の意思で入っているし、エルドラドが故郷でもない
なので、最後の感動的に盛り上げようとする対話というものがかなり浮いているように思えた
いずれにせよ、シリーズを観ている人向けの作品で、冒険劇を楽しめればOKというスタンスなのだろう
親の子離れを描いているように見えても、メリーがルーシーおばさんから何かを学ぶとかもないので、テーマとストーリーの関連付けが弱い
家族関係ということなら、ハンターとジーナの関係も描かれるが、親よりも子どもがしっかりしているというぐらいしか特別なこともなかった
親にとって子どもは宝なのだが、それゆえに巣立ちを認めたり、引きこもりをやめさせたいする機能を有すると思うのだが、結局のところ、子どもたちが勝手に判断して行動しているだけなので、起こることに右往左往しているだけの母親という描き方が良かったのかは微妙だな、と感じた
素晴らしい
パディントンが帰ってきた。あの礼儀正しくて心優しいクマが、今作では「黄金郷」というロマン溢れる謎に挑む。シリーズ第3弾となる本作『パディントン 消えた黄金郷の秘密』は、ファミリー映画としての愛らしさと、アドベンチャー映画としての骨太さを両立した、極めて完成度の高い一本だ。
物語は、ペルーの叔母・ルーシーの誕生日を祝うべく、彼女のかつての夢を叶えるため、パディントンが黄金郷の手がかりを求めて南米へ旅立つところから始まる。舞台がロンドンから離れ、ジャングルや神殿といった冒険色の強いロケーションに移ったことで、シリーズに新たな風が吹き込まれている。
それでも変わらないのは、パディントンの「思いやり」が中心にあることだ。彼が示す無償の優しさが、周囲の人々の心を少しずつ変えていく様子は、現代社会が忘れかけている“善意の連鎖”を鮮やかに描いてみせる。
演出面では、英国コメディの品の良さと、チャップリン的なフィジカルギャグが絶妙に融合。列車でのアクションや水中シーンの緻密な映像美も、実写とCGのシームレスな融合によって感嘆すべき仕上がりだ。
声優を務めるベン・ウィショーは今作でも安定の演技。彼の声には、純粋さとウィットが同居しており、パディントンというキャラクターをただの「かわいいクマ」ではなく、知性と道徳心を持った存在に昇華させている。
本作が教えてくれるのは、「信じることの力」だ。それは未知の土地への冒険であり、誰かの夢を叶えようとする勇気でもある。大人にも刺さるこのメッセージが、パディントン映画を単なる児童向け作品から、世代を超えて愛される作品へと押し上げている所以だろう。
シリーズの集大成とも言える本作。観終えた後、心が少しだけ温かく、そして優しくなる。そんな映画体験が、今の私たちには何より必要だと感じさせられる。
泣かせにくるクマ映画!
試写会当選@TOHOシネマズ日比谷🌟 Pontaパスさんありがとう😊💕
試写会当選してから初めて知った“吹き替え”上映。過去2作は字幕版で観ていたからベン・ウィショー演じる少々気弱な感じの英国紳士パディントンの声に慣れてた分、松坂桃李??とかなり不安に。
でもいざ始まってみると、意外とベンウィショーに寄せてるのかぜーんぜん違和感無かった!!
同じく不安に感じてたサリー・ホーキンスの不在。でもこのストーリーなら(ほぼ初見だけど)エミリー・モーティマー演じるブラウン夫人の方がイメージに合ってたかも!!
いや〜優しい世界に存分に触れたおかげで……
【涙活報告】泣いたよ‼️ 心がぽかぽかしたよ‼️
もう一度絶対に字幕版でもみる!!!
最後の最後にスターが登場します!
オープニングは「レベナント」、途中は「マトリックス」、「キングスマン」、「ラビリンス」…既視感のあるシーンてんこ盛りでも、品の良さとパディントンの可愛らしさで、終始悶絶してましたw。
カナダだと先生だろうと上司だろうとお世話になってるホストファミリーだろうと、基本下の名前呼び捨てなんで、パディントンが上品なイギリス英語でいちいち「ミスター➕苗字」で話しかけるのがめちゃめちゃカッコよかったです。イギリス英語ファンは、ぜひ字幕をお勧めします。
子供向けと侮るなかれ、ちょっとしたサスペンスアクションを、悶絶しながら楽しむことができます。
最初はなんでペルー?と思いましたが、壮大な自然と、南米の明るくのどかな人たち、そして最後の最後にペルーの理由がわかる仕掛けになっています。お兄ちゃんの発明好きとしての伏線回収も見事、そして最後に私が会いたかったあの人が登場します。
初登場2位、推定予算9000万ドルをあっさり回収、2月中旬では総興行収入1億3000万ドルを超えました。美しくて、とてもよくできている作品です。
クマが証明写真撮りに行くとか、パスポートを取るとか、ツッコミどころしかない作品ですが、挨拶をするときに帽子を上げる紳士なクマちゃん、可愛すぎてずっとニヤニヤしてました。
あ、エンドロール後もスターの一言がありますから、ぜひお見逃しのないように。
全78件中、61~78件目を表示
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