「アニャ・テイラー=ジョイはアクション俳優に!」深い谷の間に ひでちゃぴんさんの映画レビュー(感想・評価)
アニャ・テイラー=ジョイはアクション俳優に!
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谷を見守る門番編
西の門を守るリーヴァイ(マイルズ・テラー)と
東の門を守るドラーサ(アニャ・テイラー=ジョイ)の
コミカルなやりとりでのコミュニケーションが実に面白く&微笑ましかったですね。
谷底からもうろうな人が壁を這い上がってきて、それを撃退するシーンは
さながらゾンビ映画を彷彿とさせていました。
いや、まさかそんな展開になるとは思ってもおらず、意表をつかれましたね。
谷底編
西の門から東の門へリーヴァイが移動して、ドラーサと出会えてよかったねーと
思っていたら、今度は谷底へ落ちるアクシデント。
ドラーサも助けにいくことで、この谷底に何があったのか謎が解明されていきます。
そして、門に戻るふたり。
谷底はアクション中心で、門に戻るあたりはかなり見応えがありました。
アニャ・テーラー=ジョイはアクション俳優になりつつありますね。
ラストバトル編
ラストは、リーヴァイの雇い主バーソロミュー(シガニー・ウィーバー)との戦いも
なかなかに面白かったですが、あっさりしていましたね。
ここよりは谷底がクライマックスだったように思います。
ラストショットは、フランスでリーヴァイとドラーサが再開してめでたしめでたし
なのですが、私はふたりの内いずれかが感染して死んでしまうラスト(谷底を破壊して自爆)を
予想していたので、肩透かしをくらった感じでしたが、
ただ、本作のラストの方が気持ちいい&鑑賞後感も良いです。
アニャ・テイラー=ジョイの新たな一面が見れた気がして、うれしい作品でした。
こういうオリジナルが洋画で観れるのはうれしいです。願わくば劇場で観たいですね。
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