スーパーマンのレビュー・感想・評価
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庵野監督率いるスタジオカラーのある
日本で生まれ育ってよかったなって。
さんざ擦られまくったコンテンツもオールドファンを納得させつつしっかりエンタメとして成立させながらきっちり腹落ちさせる才能が存在するのは奇跡でしょう(私見です)。
たとえそれがひとつのスタジオに集中しようとも、日本人の持つ物語を生み出し、育て、見たものそれぞれが解釈して消化していく能力は世界でも稀有な才能なんじゃ無いかなって思ってしまいましたね。これはたぶん、製作側も視聴者側もほぼ日本人で日本人の作ったコンテンツで育ったからかもしれませんけどー。
結局シン・スターウォーズやシン・ゴーストバスターズやシン・メンインブラックの例に及ばす、今も公開されてるシン・ファンタスティック・フォーも、この先公開されるシン・ベストキッドもシン・裸の銃を持つ男も…ねえ?どうなんでしょうね?
あと最近のハリウッド映画の全体を通してデカい話しに見せようとすればするほどこじんまりとしてしまう感じも気になりますね。脚本家とかプロデューサーとかがたくさんいるんでしょうね。なのでストーリー展開が都合良すぎるのもジェイムス・ガン監督だけのせいにするのは酷かな?
個人的にあまり外国人の顔を見分けを付けるのが得意じゃないので、主人公がパックンに見えてしまい集中力をバキバキに削がれたし、ウルトラマン(ネーミング…)のネタバラシも顔がわからないのでセリフで理解するなどだったので、いよいよ本当にダメかもしれない。
まあ、名前はアイロニカルだけどスーパーイッヌ可愛いし、このメンツで2とかやっていくのかな?歴代スーパーマン見てたらわかる隠しネタとかはあるのかしら?あたしゃ一番有名なクリストファー・リーブ版すらよく覚えてないからわかんないな…うーん、でもって奴ら侵略戦争ばかりやってるくせに、エンタメの中で描く戦争ってわりと解像度が低いし矮小化されてるよね。
レビューにまとまりないけどまあそんな印象の映画ってことで!
それではハバナイスムービー!
スーパーマンが弱い
スーパーマンはスーパーマンじゃなくちゃいけない。無敵のヒーローだからスーパーマンなのにオープニングから人間(が作った兵器かロボットか)に負けて大袈裟をして倒れてるとか無いわ〜(マンオブは別物として)俳優もスーパーマンの爽やかな2枚目&カッコ良さがなくNO1スーパーマンのクリストファー・リーブスを引き継ぐなら私はリターンズのブランダン・ラウスが雰囲気が似てて良かったな。内容も地球上にワームホールみたいなのを作って別次元?に移動したりグリーンランタンや変なヒーロー達が参戦したり敵に不細工なウルトラマンや怪獣が出て来たりぐちゃぐちゃなストーリーにゲンナリ。これがガンの作りたかったスーパーマン?期待してただけに観に行って損したレベル。
脚本の力
マーベルがオタクに寄せすぎてバランス取れなくなってるなかで、DCは着実にやってきたね。脚本がしっかりしてる。
「自分は何者なのか?」っていうでっかいテーマがあって、そこに国際情勢からめてきてるね。
ボラビア大統領がひどい奴なんだけど、むしろそいつが米国大統領に見えてしまう現実とのリンクが面白いね。
スーパーマンは勝手にボラビア制圧したって怒られてるけど、スーパーマンと米国政府は直接の関係はないでしょ。好きにやらせてやんなよ。
ストーリー的には、スーパーマンが困って、困って、そこで恋人のロイスが頑張って救い出すのがいいね。
ボロボロになったスーパーマンが「生みの親より育ての親」的な展開からテーマミュージックと共に立ち上がるところは泣いた。
恋人のロイスのファッションがダサかっこいいのも良いね。
すごく頑張ってる感が出る。
最後はボラビア侵攻と時空の裂け目が同時に起きて「どうするのさスーパーマン」という状況で「まあそりゃ、ジャスティス・ギャングいきますよね」という分かりきった展開もいい。
ストーリー進める中で、シリアスシーンにも細かな笑いを入れてくるよね。
アベンジャーズでは滑ってた笑いの入れ方だったけど、本作では気が利いた感じで機能してる。
最初から最後まで面白く観ることができて、「あのヒーローが出てきた」「このヒーローも!」みたいな仕掛けはいらなくて、ちゃんとした脚本を採用することが重要なんだなと思ったよ。
なんで観客が
ジェームズ・ガンの手腕
Marvelに押されがちなDCの状況打破のためか『ガーディアンズ』シリーズの監督ジェームズ・ガン投入。ただ、DC最初の作品となった『スーサイド・スクワッド』は正直不発、果たして今回は?と、注目しましたが、本作は如何なくその手腕を発揮です。
どうしてもDCにつきまとうシリアス路線のイメージから見事脱却。最近のMarvelにすら 見られない、愉快で楽しいスーパーマンが誕生していました。クリストファー・リーヴが演じた80年代のスーパーマン以来の傑作ではないでしょうか。
ジェームズ・ガン監督らしいあちこちに散りばめられたユーモアが楽しく、スーパーマン以外のキャラクター、特にスーパーマンの援護をするジャスティス・ギャングのヒーローたちのあまりのダサさも笑えます。
主演のデイビッド・コレンスウェットはまったく知らない役者さんでしたが、スーパーマン役が見事にハマっていたと思います。一方のレックス・ルーサーを演じたニコラス・ホルト。目が綺麗すぎて、とても悪い人には見えませんでした。
本作のヒットに触発されれば、また今後のDC vs Marvelが面白くなりそうです。
名作だと思いました
今、やってるから見てみよう、そんな軽い気持ちで見たら、めちゃくちゃ面白かった👏
こんなにも色んなキャラが出てきて、色んな世界観が展開されており、アクションも満載すぎる!とは思わなかった。(映画館で見て正解でした)
フェイクニュースに翻弄される内容も現代社会に通ずるものを感じたし…
スーパーマンを演じた主役の俳優さんは、
知らなかったけど、
ヘンリー・カヴィルと間違えるぐらいハンサムで
優しさに満ち溢れている点で役にぴったりだった。
宿敵ルーサーの知能は腕力に勝るみたいな台詞が印象深かったけど、最後に勝つのはやはり真っ直ぐな心なんだと。スーパーマンの日頃の行いをみんな見ていたから、やっぱり彼を必要とする、
そんな温かいメッセージを感じた。
彼女、愛犬、ジャスティス・ギャングと共に戦うチームプレーも最高だった👍
対する宿敵ルーサー役のニコラス・ホルトの演技もめちゃくちゃ良かった✨️
絶対悪だと信じてやまないスーパーマンを倒す宿命を自分は与えられたと歪んだ思想を持つ狂ったキャラを好演していた。
最後、ルーサーが追い詰められ、彼の頬に涙が流れているのを見た時、宿敵ながらどこか幼さも感じられ、ニコラス・ホルトはインパクトを残せる凄い俳優さんだなと思った🥲
バレないかな?のドキドキ感とスーパーなワクワク感がない
デビッド・コレンスウェットは、初めて見たけどとてもスーパーマン!そこは期待を裏切られず良かった!でも、最近の映画はヒロインがあんまり綺麗じゃないのがなんとなく嫌だわ。もちろん、助けられるばっかりのヒロインでなくても良いけど、やっぱり見目麗しい美女にヒロインをやって欲しいというのは、ルッキズムで、オールドファッションすぎかな。
ストーリーは、今の時代背景をうまく使っているなとは思うものの、拗らせているギーク野郎が、スーパーマンに嫉妬しすぎてる泣き虫ハゲ野郎というのが、なんかイマイチ。確かに厄介な敵だし、規模感もでかいんだけど、私利私欲に走った個人対スーパーマンなので、なんとなく矮小化??
あとは、回転扉で着替えるとか、電話ボックスで着替えるとかのスーパーマンの「秘密感」が欲しかったなあ。ヒロインにも正体バレてるから、そこのドキドキ感がない。
Mr.terrificは好きだが、ジェームズ・ガンの動物好き、ミュータント好きが前面に出過ぎて、スーパーマン味が薄れた。ジェームズ・ガンは、ガーディアンズ オブ ギャラクシーの最終作辺りからつまらなくなってるのだが、大監督になったが故の忖度なのか、寄る年波で奇抜さが消えたのか…スーパーマンは地球の自転を逆回転させるくらいのスーパーさが欲しいっす。
ヒーロー映画かくあるべし
「ヒーロー映画とはこうあるべき」と言い切れるほど、非常に完成度の高い一本だった。
ジェームズ・ガン作品らしい一癖あるキャラ同士の掛け合いや、おしゃれで印象的な劇伴は健在。独特の“ズラし”が効果的で、観ていてとても気持ちがいい。
特にカメラワークは秀逸で、まるで漫画のコマ割りを思わせるカットが連続するかと思えば、長回しやスローモーションを駆使したケレン味たっぷりの演出も見どころ。ワンパターンになりがちなスーパーマンの戦闘を、巧みに盛り上げていた。
それでいて、王道展開も決して外さない。敗北、葛藤、そして復活——。ヒーロー映画の王道ストーリーラインを踏襲しつつ、「ここでこう見せてほしい」と思う場面を真正面から描き、しっかりと“ヒーローのカッコよさ”で魅せてくる。まさに期待を裏切らない展開で、気づけば感動で何ども目が潤んだ。
昨今は、時代の影響もあり、ダークでシニカルなヒーロー像が主流になりがちだ。そんな中で、誰よりも人を信じ、人々のためにまっすぐに戦う姿にはとても胸を打たれた。
こんな時代だからこそ、子どもたちにはぜひこの映画を観て、心から憧れる“真のヒーロー像”を胸に育ってほしい。まさに子どもたちにこそ届けたい「ヒーロー映画」だ。
スーパーマンは赤パンツじゃないと!
アメコミヒーローの中でもスーパーマンが1番好きで、やっと観に行けました。
予告でスーパーマンが赤パンツ履いてるのを、久しぶりに見て、テンションめちゃくちゃ上がった!
やっぱり、スーパーマンは赤パンツじゃないと!!
ストーリーはというと、今の世の中を反映してて、改めて考えるほど深いというわけでは無いけど、シンプルにそうやんな、ほんまにそうやと思う!と大いに同意できる分かりやすいメッセージが込められているのが良かったと思いました。
最後に、ルーサーに自分を「人間だ!」と言い切るスーパーマン、最高にかっこよかった!!
「良く分からないマイノリティなもの」に自分が勝てないと思うと、たとえ相手に戦う意思が無かったとしてと、どうしてもそれを攻撃したくなる人が差別を生んでると思うから、ルーサーのキャラクターはほんとに良く出来てるなと思いました。
ただちょっと残念だったのが、キャラクターがいっぱい出てきて面白かったけど、スーパーマンの映画なんやから、もうちょっとスーパーマンを描いてくれ…というところ。
スーパーマン好きなので、これやとスーパーマンが全然足りない。
あと、街の人が間抜け過ぎないか?
めっちゃ大きい怪獣おるやん?なんで逃げへんの?あほなん笑??
お陰で、人が落ちてきたものとか怪獣の足で潰されそうになる→それをスーパーマンが支えて救うというシーンがやたらと多い気がした。
そういうシーンはスーパーマンでお決まりやから、絶対に必要やけど、普通に戦ってるとこもっと見たい!
赤パンツのスーパーマンはやっぱり最高やし、愛すべき駄犬クリプトは可愛いし、それとの掛け合いも面白かったし、ジョン・ウィリアムズのスーパーマンのテーマがいっぱい使われてたのも良かった!
でも、スーパーマンが足りないのと、一般の人がツッコミどころ満載すぎるのが気になって、手放しで「最高に良かった!」と言えないのが、ちょっと勿体ない映画でした。
やっぱりスーパーマン
悩める青年みたいな
表面的な作りかも
さすがのジェームス・ガン監督
とてもクラーク・ケント
大型ハリウッド映画は自分からはあまり観ないのだが、誘われたので行ってみたら面白かった。
大好き!個人的な好みで言えば「国宝」よりも好きかもw
DCが社会情勢盛り込むのは定番だし、そもそもアメコミってそういうものじゃないの?と思うから「エンタメにイデオロギー持ち込むな」とか意味わからない。
スーパーマンはアンパンマンと同じ「目の前の人間を死なせない」がモットーのヒーロー。人間を救出しながら戦うのでとにかく戦闘シーンがモタモタしてるし鈍臭い、それが愛しい。
昔のスーパーマンへのリスペクトがしっかりあるので、クラーク・ケントの言動がとてもクラーク・ケントだし彼が新聞記者である意味がデジタル社会ならではの形で活かされている。ペンは剣よりも強し。
社会問題の取り込み方が短絡的なのでは
スーパーマンというヒーロー映画の定番を正直、深く理解していないので、初見の気持ちで鑑賞した感想。
なにしろ、サブタイトル無しの潔い「スーパーマン」だ。今作の監督でもあるジェームズ・ガンをCEOに迎え入れたDCスタジオの第1作。こうした方向性でこれから作り続けるというフラッグシップ的な作品だ。
そして、この方向性はなんだか不安にさせるものだったのだ。
まず、2時間程度にまとめる必要からか、スーパーマンの背景はほぼ端折られていて、観る者は知っているという前提になっている。ここは賛否の分かれるところ。
ジャスティス・ギャングとは何者?スーパーマン以外にも地球外からきた宇宙人がいるのか?メタヒューマンとは人造人間なのか?何なのか?すべて説明はない。そこはファンなら理解できるよね、といった感じで感じ悪い。
コメディー的要素が差し込まれるが、アメリカンジョークでアメリカ人は笑えるのかもしれないがまるで面白くない。クスッと笑えたのはシャッターの件だけだ。
スーパーマンが地球にやってきた目的が明かされるが、当然SNSで流布されるフェイクニュースと思いきや本当なのか・・
独裁者が率いるある国が小国に攻め込むという現状の写し鏡のようなエピソードが挟み込まれ、小国でヒーロー視されるのがスーパーマンというのはあまりに短絡的すぎるのではないか。
クラーク・ケント(デイビッド・コレンスウェット)と恋人ロイス(レイチェル・プロズナハン)の口喧嘩もなんだかおかしいし、宿敵レックス・ルーサーの恋人とデイリー・プラネットの記者がつながっているのはあり?
と、なんだか気になることが多すぎてスカッとするはずのスーパーマンのエンタメに入っていけないのだ。
そして思ったのは、個人的にジェームズ・ガン監督のセンスが苦手なのだ。
ということは、今後のDCユニバース作品はあまり好みではないのかもしれない。
悩めるヒーロー。はそろそろ飽きた
良いところ
地に足ついたキャラクター
?なところ
圧倒的な強者に直接攻撃できる民衆
犬が雑すぎない?
スカッとしない
どうにもスーパーヒーローとやらがちょっと強いだけの人型兵器というだけで、便利な特殊技能レベルになってて、正直こんな程度に世界の平和を委ねていいのか?ほんとに。そういう意味ではルーサーの方がよほど理性的。まあ、そういう意味だと警戒しないとまずい程度に強く、どうしようもないほどには強くないという絶妙な配分。
とにかくこの映画はスーパーマンを悩める一人の人間に描こうとしてスーパーマンである理由が減ってる気がする。そのせいでスカッとするシーンを削るってるのはどうかしてる。あれだけ力なき存在の求める声が集まった中に登場しないってシナリオ的にはいいかもしれんけど、観客は求めてない。あんなもんはベッタベタな王道でいいんだよ。往年のあのテーマで颯爽と表れて微笑めばいいんだよ。
あと、よくあるシーンだけど突然悪役扱いされたキャラクターを攻撃する民衆って全く理解できない。目の前にいるのは人型の爆弾やぞ?しかも正義面しただけの悪意の存在、って言ってるんだけどなんで反撃されないと思えるのかわからん。SNSで叩いてる方がよっぽどまともな人間だよ。まあ、この作品では猿扱いだったけど。
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