「ジェームズ・ガンの手腕」スーパーマン yutes79さんの映画レビュー(感想・評価)
ジェームズ・ガンの手腕
Marvelに押されがちなDCの状況打破のためか『ガーディアンズ』シリーズの監督ジェームズ・ガン投入。ただ、DC最初の作品となった『スーサイド・スクワッド』は正直不発、果たして今回は?と、注目しましたが、本作は如何なくその手腕を発揮です。
どうしてもDCにつきまとうシリアス路線のイメージから見事脱却。最近のMarvelにすら 見られない、愉快で楽しいスーパーマンが誕生していました。クリストファー・リーヴが演じた80年代のスーパーマン以来の傑作ではないでしょうか。
ジェームズ・ガン監督らしいあちこちに散りばめられたユーモアが楽しく、スーパーマン以外のキャラクター、特にスーパーマンの援護をするジャスティス・ギャングのヒーローたちのあまりのダサさも笑えます。
主演のデイビッド・コレンスウェットはまったく知らない役者さんでしたが、スーパーマン役が見事にハマっていたと思います。一方のレックス・ルーサーを演じたニコラス・ホルト。目が綺麗すぎて、とても悪い人には見えませんでした。
本作のヒットに触発されれば、また今後のDC vs Marvelが面白くなりそうです。
コメントする