「絶妙なバランスで現代版にアップグレードさせたスーパーマン」スーパーマン ronさんの映画レビュー(感想・評価)
絶妙なバランスで現代版にアップグレードさせたスーパーマン
賛否両論があると聞いた中で、どんなもんかという気持ちで鑑賞。観ているうちに1978年のリチャード・ドナー版スーパーマンを思い出した。どこかコミカルでちょっとバカバカしいけど子供も楽しめる映画こそスーパーマンなんだよなって再認識。そして、それでこそあの赤パンで飛び回るヒーローに合う世界なんだよ。リチャード・ドナー版スーパーマンを現代版にしたらこんな感じなんだろうなと思った。そう考えるとガーディアン・オブ・ギャラクシーのジェームズ・ガンの監督は適任だったと思う。
これ以上やったら見てられない、これなら面白いという絶妙なバランスで作られていた。
個人的にはジャスティス・リーグやアベンジャーズのような沢山のヒーローが一度に出てくる作品は好きではないが、やっぱり多様性という時代の流れなんだろうかな。子供がスーパーマンの助けを祈り旗を掲げているシーンで「間に合うのかぁ〜」とドキドキさせて、スーパーマンが登場したら、観ている誰もがテンション爆上がりだったのに…「えっ!あぁ…まぁ…いいかな…」となったのは自分が古い人間だからだろうか…。
なにはともあれ、大作であり映画館で見るべき映画であるのは間違い無い。
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