「ヒーローはレイシズムに抗う」スーパーマン ピンボールさんの映画レビュー(感想・評価)
ヒーローはレイシズムに抗う
ジェームズ・ガン「スーパーマン」まず、GotGと同じく弱点だらけのヒーローの苦闘を笑いを交えて描いていて、さすがの完成度。そして、トランプ、ネタニヤフ、ロシア、イスラエルへのカウンターになっているのが痛快。イーロン・マスクがモチーフのビィランに異星人と罵られたスーパーマンの怒りのセリフに感涙。
途中、スーパーマンを助けようとする、屋台の兄ちゃんが出てきて、このキャラクターはピタパンを売るムスリムなんだと思うけど、ジェームズ・ガンが言う「善良で優しい心を持った人物についての物語」を象徴するキャラでした。ジェームズ・ガン的には彼が最もヒーローなのかも。
映画の後に入ったお店のテレビでスーパーマン の監督のジェームズ・ガンの今作が移民の物語だという発言が波紋を呼んでいるというニュース。興行を考えれば避けた方が良い発言をあえて行ったジェームズ・ガンをリスペクト。
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