「ジョン・ウィリアムズをリスペクトした音楽最高」スーパーマン 島田庵さんの映画レビュー(感想・評価)
ジョン・ウィリアムズをリスペクトした音楽最高
1978年のスーパーマンは、劇場で観た。
地球の自転を逆転させた映像は、記憶に鮮明。
(んなわけないだろ、と思った記憶も鮮明)
その後何本か、劇場だか家だかで観たとは思うんだけれど、定かでない。
つまり、スーパーマンへのこだわりは、特にない。
ただ、ジョン・ウィリアムズ作曲のテーマ曲(マーチ)は大好きで、
最悪でもそれが聴ければいいか、と思って出かけた。
* * *
冒頭から、テーマ曲のさわりの引用/変奏(モリコーネ風味も加味)で歓喜。
その後も、特に後半、続々と変奏曲で興奮。
あとからサントラで調べたら、8曲でそのモチーフが使われてた。
前半より後半の方が面白いと思ったのは、
ストーリー展開だけでなく、これらの曲のなせるわざかも。
ただ、最後(エンドロール)はフルのマーチで締めてほしかったなぁ。
ちと残念(その分、☆-0.5w)
なので自分で、マーチをエンリピして補っております。
* * *
内容は、
まあ皆さんいろいろ書かれているので、
ワタクシごときがわざわざ言うほどのことでもあるまいと思うんだけれど、
重複してでも言いたいのは、
クリプト最高!
――あ、クリプトは、ワンコの名前。
それと(クリプトを中心に)
めっちゃ笑えた!
それから、「ジャスティス・ギャング」(かっこ仮、なのかな)の面々。
それぞれいい味出してた~。
そして、マイケル・ホルトの悪役ぶりの美しさ。
やっぱ、ヴィランが魅力的じゃないと、ね。
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