「もはや予言」スーパーマン tonyさんの映画レビュー(感想・評価)
もはや予言
ここまでポリティカルなメタファーに溢れ、かつリアルタイムに即した作品になっていたとは。脚本は数年前に書かれているはずなのに、こうも今のイスラエルとトランプ政権の問題をダイレクトに描き切った奇跡的な作品だと思う。
“alien”という単語が劇中に発せられるたび、その意味に胸が苦しくなるが、笑いの配分も多くありそのバランス感覚には絶対的な信頼感がある。
そしてところどころに垣間見えるクリストファー・リーブ版への愛。
傑作。
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