劇場公開日 2025年7月11日

「ジェームズガン愛してる」スーパーマン Erinaさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5ジェームズガン愛してる

2025年7月11日
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鑑賞方法:映画館

とても楽しみにしていた作品。と言うわけで夜勤明けで眠たい中、公開日にIMAXで行ってきた!

原作やアニメは全く追ってないアメコミだけど映画は追ってて、半分以上にわかな状態で鑑賞。

今回GotGでお馴染みJames GunnがDCスタジオの会長兼CEOとなり、新生DC、DCU第一章ということで、とても楽しみにしていた。

GotGやスースクが大好きな私にとってジェームズガンが監督すると言うのは、もうこれはこれで安心。
「スーパーマンも楽しみだけどジェームズガンが創る世界観を観るのを楽しみにしていた」の方が強かった。

結論。
大好きな作品だった。

安定のジェームズガン節を残しつつ、過去のリチャード・ドナーのスーパーマンやザック・スナイダーのMan of Steelを尊重したアングルカットやvfx、破壊力に感動した。
彼なりの誰もが観やすいような、ストーリー展開に観てて飽きない映像美、音楽、コメディと一度も集中力が欠けることなく観ることができた。
現代問題を入れつつも、スーパーマンと一般人の感情表現が、どっちにも傾くことなく両方に共感できるような脚本だったし、普通に泣いた。

本当にカメラワークと映像、音響が良すぎて、見入ってしまうほど。
ストーリー始まる最初の音から惹き込まれる。
その後も下がることなく大迫力の音響に何度か鳥肌が立った。
敢えて魅せるデジタル処理感もコミック出身ならではの良さ、過去のスーパーマンを思い出させるような良さが引き立っていた。エンドロールでスタッフの多さに納得した。
また最近の映画にはない、かなりの破壊に心が躍った。この破壊があるからこそ、ハラハラドキドキするんだよなって思いながらTシャツ握りしめて、足に力入りまくって観てた。

オーケストラも初代のジョンウィリアムズのスコアをベースにしつつ、壮大で美しい旋律で聴き入ってしまうほど。絶妙なタイミングで流れてくるのでオーケストラにもうっとりした。

なによりキャストの演技力が半端ない。
主人公のカル=エルを演じたデヴィッド・コレンスウェットの表情管理が素晴らしく、彼が微笑むときこちらまでニヤつくほど。体格も歴代スーパーマンに劣らなくて、スーパーマンといえばの体格だった。初見の俳優かと思ったけどPearlの映写技師だったりツイスターズにも出てたみたい…

そしてニコラス・ホルト。
あのビジュアルで通用するのすごい。顔綺麗すぎてずっと眺めていたかったと言うのは置いておいて、V8!V8!やってた彼とは全く正反対のキャラに戸惑いを隠せなかったけど、この方も表情管理がコロコロ変わるのが凄すぎて化け物かと思った(褒めてる)

ジェームズガンの愛が色んなところに詰まった作品。観終わったらぜひWikipediaで見て欲しい笑
私の推しが出てて何故出てるのかとても謎だったし、とてもいいキャラしてた。何故…繋がりはどこ…

ぜひともIMAXでアメコミの世界を、ジェームズガンの世界を体感してきてください🫶

Erina
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