「みんな大好きスーパーマン、と思いきや難易度は高い」スーパーマン yukispicaさんの映画レビュー(感想・評価)
みんな大好きスーパーマン、と思いきや難易度は高い
今年158本目(合計1,699本目/今月(2025年7月度)7本目)。
※ 公式には発表がありませんが、戦闘シーンなどで点滅があるので、自信がない方は後方席推奨です(久しぶりに映画酔いした…)。
ということで、誰しも知っている?スーパーマンです。
…と思いきや、自己紹介パートは一応はあるものの、それだけで、ほかは原作や過去作品を知らないと本当についていけなくなるのが厳しいです。固有名詞(帝国名等)が多数出てくるところもそうで、まったくノーマークで見に行くと???な展開になるんじゃないかな…といったところです。せめて、過去作品や関連作品をVODで見ている等が前提な展開になっているのがそこそこ厳しい印象です。
また、「世界を巻き込む」展開となるため、「テレビ中継」のシーンが一定数存在しますが、そこは一応、英語表記になっているのですが、このテレビ中継での速報テロップ(NHKなどのニュース速報にでるテロップを考えるとわかりやすいか)は英語のままで、ここは各自読み取る必要があります。中には英検準1以上の単語もちらほら入るので( codemn = 相手を(強く)批判する、程度の意味合い)、そこでもつまりポイントはありかな、といったところです。
今週(7月2週)は比較的作品のラインナップが穏やかな印象ですが、作品として見たとき、このように「初心者はちょっと難しいかな」という部分を抱えるので、どうするか…といったところです。
採点に関しては以下まで考慮しています。
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(減点0.2/ it is important that 以下の動詞の法)
ここは接続法(仮定法現在)しかきません。直説法(説はこの字。ごんべんのほう)になりません。意味理解に妨げは生じませんが、理解がかなりしがたいです。
(減点0.2/「副詞句ではなく形容表現を使え」といった発言)
序盤の、雑誌か何かの校正のシーンですが、この意味はかなりわかりにくいのでは…と思います。副詞は動詞を形容しますが、構文によっては、どの動詞にかかるのかわかりづらい文もあったり、意味が複数に取れる文もあります。また、副詞といえば「分離不定詞」(to不定詞の to と動詞原形の間に、副詞を挟むことをいう)の問題は、アメリカ国内では「国語」の「文法」扱いで結構うるさく(日本でいう「ら抜き表現」にあたる位置)、映画の表現もこれらを踏まえて「副詞表現は構文エラーや文法ミスが起きるから避けてね」という意味なのですが、ここまで見抜くのは英文法に精通していないと無理で、大半の方は???ではないかなと思います。
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