「ガン監督らしく力技で押し切る もう少し感傷的なものを期待していた」スーパーマン Butchmanさんの映画レビュー(感想・評価)
ガン監督らしく力技で押し切る もう少し感傷的なものを期待していた
久しぶりに初日公開を待ち遠しく感じた作品。日本より1日早く10日にIMAX 3Dで鑑賞。
テンポ速くグイグイと進む。バトルも痛いの通り越してやられ様に快感。IMAX 3D大画面での没入感・浮遊感は半端なく楽しい。
でも、でも、予告編から期待していたものはもうちょっと感傷的な作品。これはこれで楽しめるんだけど、スーパーマンの苦悩や感情の起伏がやや平面的で、グッと来なかった。無かったことにされている感のあるブライン・シンガー監督版のスーパーマン(「スーパーマン リターンズ」)ほど感傷的でなくてもいいけど、あちらの方が特にラストで涙腺が崩壊するほどの感情的なクライマックスがあった。
クリストファー・リーブのスーパーマンに匹敵するくらいスーパーマンらしかった今回のデビッド・コレンスウェットは文句なく素晴らしい。ニコラス・ホルトのレックス・ルーサーも若気の強気が痛い感じが良かった。そして何より犬のKriptoが犬の可愛らしさ200%で、犬の良さを熟知している人たちが作ったと確信。
もちろんあのフライングクレジットは健在で、IMAX 3Dでは酔ってしまうほどリアル。このクレジットをIMAX 3Dで見るだけでも元は取れる。でもそこではやっぱりあのテーマ曲をフルバージョンで聴きたかった!
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