フロントラインのレビュー・感想・評価
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一瞬の深呼吸と、顔に刻まれたマスク痕
冒頭から、すっと引き込まれる。どこまでも続く、船内の長廊下。波のせいか、小走りのクルーの視線なのか、ゆらゆらと揺れ、先が見通せない。搬送のため開かれた搭乗口で、クルーがほんのいっときマスクを外し、大きく呼吸する。暗い海、深い闇。これから始まる、長く苦しい道筋を、暗示させる幕開けだ。
国内初となったダイヤモンド・プリンセス号でのコロナ対応は、誰しもの記憶に残る強烈な出来事だ。けれども当時、私は情報の渦に巻き込まれるのが苦痛で、極力距離を置いていた。本作に触れ、知らないことだらけだったと改めて痛感した。乗客やクルーが多国籍で構成され、言葉の壁があったことも、少し想像すれば思い至ったはずなのに、当時は考えもしなかった。あれだけ騒ぎ立てられていたのにもかかわらず、そこにいた人々の顔の見えない、空虚な報道が日々繰り返されていたのだ。
言葉の壁、法の壁、そして受け入れ先の限界があっても、病気は待ってくれない。当時叫ばれていた、ウイルスを持ち込ませない、広げないという姿勢とは異なる視点から、DMATは格闘を開始する。ひとりでも多くの命を救うという、揺らがない軸。それは、当時ほぼ理解されず、広く伝わってくることもなかった。叩くだけ叩いていた外側と、激動の事態から目を逸らさずに向き合い続けていた彼らの隔たりに、今更ながら後ろめたい気持ちになった。
「これは面白い」、「いやいや、もっと面白いことになりますよ」とほくそえむマスコミ。本作では分かりやすい嫌悪の対象になりがちだが、彼らの情報に飛びつき、食い散らかすように消費していったのは、大衆という隠れみので顔を隠してきた私たちだ。本作は、涙腺狙いの美談然としたつくりをきっぱり排し、冷静な物語運びを貫いて、報道では顔が見えなかった(私たちが見ようとしていなかった)医療チームひとりひとりの顔をくっきりと見せてくれた。物語の中盤で大きな波紋となる、某専門家の警鐘動画とその顛末も、ぼやかさずに取り上げられている。マスクの着用や人物像など、エンドロール直前に示された演出上の説明書きにも、本作スタッフの誠実さを感じた。
ラスト、悶々とした日々を乗り越え、下船した親子にマイクを向けるレポーターのまなざしが、ほのかな希望を残す。また、ようやく(娘が家で教科書を広げており、2月末からの一斉休校に突入していると思われた。)帰宅した若い医師の頬には、くっきりとマスク痕が。苦しい日々の証であるが、家族との日常に戻った彼の、ささやかな笑いじわのようにも映った。彼らが思いを馳せたアフターコロナの世界に、今は追いついているだろうか。
親しみやすい邦画!
めちゃくちゃよかったです!
私たち世代に刺さる俳優さんたちがずらり!
それだけでわくわくして、お芝居も繊細でコミカルで上手いもんだから、観ていて楽しいし興奮しました!
本当の悪魔は良い人を装って、本当の話しとウソを混ぜて、善意を振りかざしてくる。
現実にも、身近なところでも、社会でも学校でも、小さなサークルでも、そういう人こわいなあ、おるなあと思いながら見てました。
そしてほとんどの人は騙されるから、たまったもんじゃない。
医者が本当に医者か?なんで医療従事者なん?と思うような発言していてびっくりしました。
現実でもそういう医者はいるんでしょうか、こわくなりました。
私もサービス業をしているため、クルーの方たちの対応と周りの人たちの温かさや対応に本当に感動したし泣けました。
当時なんて、パニックの最中だし、今より情報ないし怖かっただろうな、そんな中で医療従事者でもないのに、最高のサービスおもてなししていて、彼女たちは本物のヒーローだなぁと感動しました。
あの時の日本は、いろんな人が動いて、見放す人、見離さず諦めず、最前線で戦い続けた人たちいろんな人たちがいて、動いてくださったんだなぁと感動しました。
言葉ではないもの
コロナ流行前の日本で起こった豪華客船でのコロナウイルス発生により引き起こされる未曾有の有事。
船内船外、それぞれで引き起こされる人間模様を災害救助隊のメンバーを中心に何をし、何をしなかったのかを人間として描く。そして船内の切迫したやり取りは実際を彷彿させものを感じた。
この緊迫感と同時に、この様な活動を行う医師看護師の姿を通して人を助ける一歩を踏み出す勇気を持ちたいと、思わせてくれる作品だと思う。
沁み入る「現場の緊張感」と
誰かの言葉によって影響されたりしない、自分の心中の責任感が、この映画の静かな魅力だったと思います。
◉苦闘の果ての沈黙
2020年のダイヤモンドプリンセス号の新型コロナ感染拡大が舞台。未知のウイルスに苦しむ医療チームと、国として対応する厚労省の役人(松坂桃李)が主人公。
パニックものではあったけれど、患者対医療、行政対医療、医療対医療の強烈な衝突が繰り返されるのではなく、正体を掴めないままに死者・重症者を出してしまい、ひたすら苦闘、苦闘以上に疲弊する医療チーム+厚労省の姿が描かれた。
◉等身大の問いかけ
でもそれぞれが、余計なことに耳を貸さず目の前だけに専心して、出来る範囲の中で力を合わせて最善を尽くす姿は、これがつまり実話に基づいている「迫真」なのだと思わされました。
なんと言っても、メイン4人の腹底の情熱を抑えた演技力が自然で、そこは読後感が良かったです。この4人はみんな名優ですね。即ち、今更ながらの手練の演者たちの静かなる演技に感激しました。
表には見えづらかった現場の苦悩や限界に胸を打たれました。そして、筋書きへの没入感と言うより、この危機を普段の職場とか暮らしに置き換えたら、自分はこんな風に問題を処理出来るかと言う問いかけが、強く生まれました。
何故か涙が止まりませんでした
小栗旬さん、窪塚洋介さん、松坂桃李さん、池松壮亮さん、そして滝藤賢一さん、みんなカッコよかったです。また森七菜さん、桜井ユキさんもホントカッコよかったです。ミムラさんも知らないうちに苗字ができて(ムーミンのミムラが語源だったんじゃなかったっけ?まぁそんなことはどうでもいいか?)ますます円熟の域に来てますよね!
よく「◯回泣いた」などの感想がありますが今回最初から最後までずっと涙してました。何故なんでしょうか?確かに美化しすぎ感は否めませんが人類が初めて遭遇したあの未曾有の困難に真っ向から立ち向かった人々の物語!何度もワクチン接種して今の生活を守り抜いたと思った裏側にたくさんのヒーローたちに支えられてたんだと改めて感謝と感動の涙に違いありません。(10年後のことはわかりませんがワクワク接種を悪と捉える人たちには反論したい気持ちです。)
また実話に基づくものなので愛知県民には馴染みの深い藤田学園の新しい病院がこんなにも大事なことをしてたんだと少し誇らしく思いました。コロナが落ち着いて普通の病院として立ち上がった藤田医科大学岡崎医療センターは僕もかかったことがありますが最新の医療設備を整えたくさんの患者さんを治療している素晴らしい病院です。
外国人の患者さんご夫婦のでエピソードも森七菜の流暢な英語とともに心温まるお話でした。「めんどくさいことじゃなきゃ立松さん(松坂桃李さん)に頼まないよ」の結城医師(小栗旬さん)の言葉にはフロントラインで戦った戦友の信頼関係を実感させてくれるエピローグでした。
転職した会社で奮闘していたコロナ禍の3年間、人に直接会わずに営業活動していた頃が遠い昔のようにも感じますが尊い命を落とされた患者の皆さん(志村さんや岡江さんなんかも含め)ご冥福をお祈りいたします。
余談ですが、英語を話そうとしないフランス人の話はかつて外資系企業でフランス人上司を持った時のこと思い出して笑ってしまいました。彼等本当に誇り高い(?)フランスファーストでしたから。
あの時何があったのか?
映画"フロントライン"観てきました。
僕が観たシネコンは丁度"鬼滅の刃(無限城編)"公開直後で、さながら通勤電車状態の混み具合でドリンク&ポップコーンを買うのにさえ20分も待たなければいけないような状況でしたが、フロントラインの方は割合空いていて、まわりを気にする事もなく映画に没頭出来ました。史実を基に、新型コロナ感染が起こり、世界クルーズ中の豪華客船"ダイアモンド・プリンセス号"船内で起きた顛末を政府官僚側、DMAT側、D.プリンセス号クルー側、TV局スタッフ側の色んな角度からよく分かる解説と当時問題となった感染症専門家の○田先生が何をやって、マスコミがその事をどのように報道したか、また、その報道によりDMATを含めた医療従事者・その家族にどういう影響があったのか?その後○田先生がどうしたのか?この事件後、この出来事に対処したドクターが地元に戻って何をしたのかまで描いており、医療従事者の一員でありDMATにも友人がいる僕にもその友人がどんな活躍をしたのかがよく分かり、友人を誇れると思いました。ホンマありがとう!
あの教訓を忘れない
あの時、私はただのイチ視聴者であり、連日報道されるニュースに興味津々であった。すぐそばまで新型コロナが迫っている事も知らずに。
世界からの批判、事情も分からず評論(批判)しているコメンテーターがいた事は覚えている。
だからこそ、この映画から得られた「事実に基づいた」ストーリーは衝撃的であり、感動的であった。
未曾有の「新型感染症の災害」は、「未曾有のあの災害」からしっかりと教訓を得ていた事も驚きはあったものの、納得のいくものだった。
トリアージにも似た乗船客のカテゴリー分けにも、バスで移動する際に最新の注意を払い誰1人の死亡者を出さずに搬送できた事も、その後の貸切の病院での対応も、きっと東日本大震災と、ダイヤモンドプリンセス号での出来事が教訓となり、それらが積み重なって全員が無事に退院できたのであろう。
前例はない。その判断に確固たる根拠はない。しかし決断せねばならない。時間はない。
その時、判断の拠り所となる教訓が日本にはあった。
だからこそ、その時々で下した判断に間違いはない。
どんなに批判があろうとも。
最後に。窪塚さんと小栗さんのコンビは本当に良かった。特に窪塚さんが演じたような人で無ければ現場の責任は務まらないのではないかと納得する怪演でした。
視点に偏りがあった気がする
DMATの方々、治療にあたった医療従事者の方々、クルーの方々の真摯な対応に、頭が下がる思いと、私にはとてもこんな勇気はないから、せめて邪魔することはしたくない、対応してもらって当たり前だと思いたくない、と感じさせる映画でした。
SNSやマスコミの偏った意見に辟易することもあるので、とてもリアルに感じました。
一方で、某教授の動画の件や厚労省官僚の描かれ方、ステレオタイプなマスコミの描かれ方に、偏りを感じてしまったことが残念なポイントでした。
どの範囲まで取材をされたのかはわかりませんが、某教授の動画に反論文書を出した医師のモデルと思われる方が、実際の文書を許可なく使われていた旨発信されています(批判的にではなく、フラットに受け止めてもらえると嬉しいことを丁寧に説明されています)。
エンドロールに引用元として記載はありましたが、本人に許可なくそのままな形で放映していることは、明らかに著作権法上の引用の度合いを過ぎているように感じました。
フィクション色を出さない作品であればこそ、しっかりと多角的な視点を盛り込んで欲しかったです。
マスコミや某教授が悪かったと、この映画を見て100%の真実だと思われている方がいるようなのがどうしても気になってしまいます(少なくとも、一緒に見に行った家族はそのように受け止めてしまってました)。
医療従事者への感謝
医療従事者、感染者
そしてそこに携わる家族の姿が描かれ
正解の無い未知なるウィルスに対するストーリーは何度も噛み締めてしまう場面も多く、苦しくもなる。
本当の現場はもっと壮絶だったはず。
自分の知らない事を簡単に発言したり
SNSで軽々しく叩くのは良くない。
あとマスコミ関係者。
視聴者が食い付くような話題を
いやらしく放映する姿は嫌だ。
あの神経は分からない。
ルールや指示より『目の前の人を救いたい』
そこにつきる。
とてつもない精神が必要で中々出来ないと
思う。感謝しかない。
『我れ、弱き人々への同情心もて、片時も自己に驕ることなく医を行われ』
藤田医科大学の理念は何度読んでも
素晴らしい。
沢山の人々に観て欲しい作品である。
医療ものの秀作
現実の出来事を描いた映画ではあるが、見ごたえがあってよかった。小栗、松坂のコンビがよく描かれているし、前線のリーダの窪塚もよかった。。。何より、森七菜ここにもでてるのね。。。国宝といい、いい役ついてますね。。話については、マスコミは騒ぐだけ、医療へのバッシング、無理解な上層部、とテンプレ気味なんだけど、実際どうだったんだろうか。。と考えてしまう。。そういう意味でいい映画だったし、ドラマとしても良かったと思う。それと、海外の顧客、日本の顧客、海外の船員と色んな視点があったのが良かったと思うし、より厚みが出たと思う。医療ものとしては、かなりの秀作なんだけど。。。テンプレ展開なのでー1した。
個人的にそこまで合わず
ドキュメンタリータッチで終始重い展開。
事実ベースで鑑賞者の期待の仕方で満足度は変わりそう。
当方、もう少し映画的な展開を求めていたため退屈に感じてしまった。→違うタイミングで見ていたら感じ方が変わったかも。
感染拡大防止の難しさ
コロナウイルスが日本に最初にやってきた、豪華客船ダイヤモンドクルーズでの医師たちの活躍を描いた作品。
DMATは災害時に駆け付ける医師たちの組織のことだが、ウィルス感染のプロではない。
船内では感染者が多数発生していた。
面白がって取材するメディアが滑稽だった。
船内での医師の活躍が知れる良い作品だった。
あの人の扱いだけ気になるけど
脚本うまいなと思うのね。
松坂桃李が登場して、神奈川県の課長とやり取りすると、そこに小栗旬が割って入って、「なんだ厚労省の嫌な職員か?」と思うとメチャクチャしごできの人っていう。
この辺でストーリーに入っていけるの。
そこからもうまいのかも知れないけど、もう、話に引き込まれてるからね。
事実ベースで迫力あるし、後は、見ていくだけ。
現場に近いところでやってる人たちは、みんな人間の善性を出してやってるんだよね。離れたところにいる人たちが、しょうもないことやってしまうという。
「本当にヤバい」ってなったときは、みんな、まとまれるんだなと思った。
マスコミもしょーもないんだけど、桜井ユキが良心に目覚めて、少しだけ変わる感じで描かれてる。
そんななか「俺はぶん殴りてえけどな」と『岩田健太郎許すまじ』ってメッセージが残るんだよね。映画作るにあたって現場の方々に取材してるから、その人たちは岩田健太郎さんを許してないんだろうな。一人だけ悪者で終わるので、気になるというか、可哀想と思いました。
豪華客船に乗り込んだ方々が差別を受けちゃうんだけど、ひどいね。
でも、自分もあのとき、身近に該当する人がいたら、近づかなかったと思う。
未知のウイルスが、本当に恐かった。ごめんなさい。
パイオニアの気持ち
新型コロナの初期段階の話
得体の知れないウィルスの発生に誰もが恐れた5年前の実話。
映画は日本人らしい対応が描かれている。差別意識や村社会。
自分の身に降りかからないように、現場で戦ってる人間を遠ざけたり、政府は水際対策やルールを敷いたりして、感染した人間を悪者のように扱う。
そこに、マスコミが絡んできて面白おかしく記事を書いたり、またある医者は自分を邪険に扱われた腹いせに無責任にもYouTubeで好き勝手なことをいう。
結局、色々なノイズがあることで、善人の足の引っ張り合いが発生し、対応が遅れたことが結果的にたくさんの命を奪ってしまったと思う。
政府が権力を振り払ってでも、船から近い隔離できる病院を確保し、入居していた普通の患者を別の病院に移送して、専念できる医療チームを投入していたら。
政府も責任を取りたくないからなすりつけ合いになる。
歴史を振り返っても同じような初めての病などが発生した時は、差別されたり隔離されたりしてきたんだろうなー。
今回の映画では、小栗旬、窪塚洋介、松坂桃李、森七菜の演技が光っていた。
特に小栗旬の「迷った時は人道的に正しいことを選ぶ」の言葉には震えた。
自分の命だけではなく、周りの人たちも犠牲にしてでも患者の命を救った勇気には本当に脱帽だ。誰しも逃げたくなる。しかし、誰かがパイオニアにならなければ、この問題は解決はしなかっただろう。それなのに、邪魔する人間の本当に多いこと。人命が掛かる時こそ全員が協力して同じ方向を見ていたら、もっともっとたくさんの命が救えたし、解決も早かっただろう。
日本人は本当に責任を取らない民族だと思う。だからトランプにしても、ペリーにしても不利な関税や条約を突きつけられても交渉する政治家はヘラヘラして笑ってキツイものを受け入れてしまうんだろう。誰もがリーダーシップになって腹をくくる覚悟をもっていたら、日本はもっと外国人に信用して貰えてるんだろうが、、、。
しかし、コロナはマイナスなものではなく、このウィルスがあったからこそ、オンラインの技術や非接触の技術など一気に普及したのは確かだ。医療も科学技術の進歩も一気に進んだし。
この映画は、何度も泣けるいい映画でした。
個人的にはあんまり
全体的に評価高いけど、個人的には好きじゃなかった。
ドキュメンタリー映画だし仕方ない部分もあるが、起伏がない中での2時間は長い。
コロナが初めて出現した時くらいの時期を映画にしたわけだが、
マスコミやダイヤモンドプリンセス号船内での問題を動画にした医師を悪者にする意図が感じられて、そこが自分としては不快だった。
確かに当時、外野が好き勝手言ったことで現場に疲弊や混乱を招いた部分はあるかもしれないが、5年前のことをほじくり返して、また当事者を悪者扱いするような意図のシーンはいかがなものかと思う。
当時のマスコミやコメンテーター、コロナ治療に関わった医療者を危険視した人々等・・・
そんな人が本作を観たらどんな気持ちになるだろうか。
反省する人もいるかもしれない、心を痛める人もいるかもしれない。
でも、中には未知のウイルスとして真剣に報道に携わろうとしていた人、真剣に恐怖していた人もいるはず。
それなのに"心ない外野"とか"面白がってる人"みたいに描かれているのは不愉快。
作中でも、現場への批判に対して、現場からも会見を行うことを求める声もでていたにも関わらず、それも行わなかったDMATT側厚労省側にも落ち度はあったように思う。
現場を守る為、患者やその関係者を守る為にもやるべきだったと思う。
作品みた限り、当時の現場は
『僕ら一生懸命やってるんです!でもマスコミが僕らを悪者にするんです!外野が騒ぐんです!現場もそのせいで人がどんどん減ってます大変です』
そんな状態だったように感じたが、だったら被害者面しないでするべき説明をするべきだったと思う。
やれることは全部やるみたいなこと言ってたけどやってないじゃん。
決して、当時のマスコミやコメンテーター、コロナに過剰に怯えていた人たちは悪者ではないと思う。
わからないものの中で、それぞれが自分のフィールドで出来ることをやっていたと思うし、未知のものに過剰に恐怖し怯えるのは当たり前のことだと思う。
事実をもとにした映画だからこそ、現実にそういう反応をしていた人達がいるわけでそういうことも考えてもっと配慮ある作品にしてほしかった。
DMATTの皆さんありがとうございましたみたいな内容に終始すれば良かったのに・・・
後出しじゃんけん
当時は、人類vsウイルスという感じでどのようなウイルスか全く分からない状態で、感染経路や感染力そして病態等が良く分かっていませんでした。パンデミックなのに、当時のこのウイルスの恐怖に立ち向かう人類の勇気とかはほとんど描かれておりません。
現在の私たちは、人類が勝ったことを知っているます。この映画に描かれている、患者の人権vs感染防御があまりにも馬鹿らし過ぎて途中で嫌になりました。
もし、コロナウイルスによってご家族を失った方が観た場合、許せない気持ちになるのではないのではないでしょうか?
崇高な志
「こんな時のために、俺たちは、
医者に、なったんだろ」
仙道先生のセリフに痺れました
中途半端に、お涙頂戴の物語に
仕立てていないところも
良かったです
想定外のことがあった時に
それぞれの立場で、前向きに、
出来うる限りの最善を尽くす
人として生きる指標を
見せてもらったような気持ちです
キャスト皆さん、とても良かったけど
とくに、窪塚洋介が良かった
もっといろんな作品に出てほしいです
コンプライアンス研修の教科書だ
2週連続の日曜イオンシネマ
GG+docomoで1,000円ナリ
当初ノーマークの本作
例によってのキネ旬立ち読みレビュー
3人とも結構な高評価だった
2020年の1月末から2月頭にかけて入院してたオラ
ダイヤモンドプリンセスは
病床のテレビで観ていた よく覚えている
主人公に言わせたセリフに託されたメッセージに共感
・マスコミはトラブルが起きることを面白がってねえか
・コロナに関わるのが嫌な奴は医療に携わるのを辞めちまえ
それぞれの行動原理
岩田健太郎にも一分の理がある
テレビのレポーターにも
功名心も混じっているかもしれないが
それを否定するものではない
あと船内で軽い病気で薬を貰えずにイライラした人
そっち側で映画を作っても成り立つのかもしれない
おそらくオラは共感しないが
主人公らは未知のウイルスを眼の前にして
感染したかしていないかには持っていかれずに
命の危険があるのかそうでないかを判断基準にしていた
当時はPCR検査をしまくって とにかく陽性者を隔離しろ
との論調があった
法令遵守ではない真のコンプライアンスを体現していた
ルールの背後にある精神とか
そもそも期待されていることに柔軟にに応える
オレたちは命を守るために医者になったと
インスリン薬の例で示されたような優先順位付け
感染して搬送入院した外国人の家族の下船 入国
コンプライアンス研修の教科書だ
松坂桃李演ずる厚労官僚
法令遵守を盾に邪魔をする構図かと思いきや逆だった
現場の意見を吸い上げて次々に上に話を通す
こういう頼もしい官僚もいるのだなあと感心した
むしろマスコミが必要のない理屈をこねる
船内の乗客を計画的にさばいていく
一段落ついた後のドーナツとか缶コーヒーのシーン
何だかたまらなく気持ちよかった
窪塚洋介 久々だったが超クール 今年の助演男優賞
基本冷静なのだが唯一感情を爆発させるシーン リアル
フラフラしそうな主人公を引き戻す
これってそのあとの狂騒の序章に過ぎなかったんだよな…
同じような差別がそこかしこで発生した
県境で検問が行われたりしたし
地域で最初に感染した家族が他県に引っ越したなんて話も
いろんなフロントライン
・医療従事者
・食品製造
・小売
・運送・配達
・清掃
・ゴミ収集
想像以上にいろんな思いを巡らせられた
たぶん今年の5本に間違いなく入るだろう
終了が12時ちょっと前
またまた晴天の公園で缶ビール×2と
自作弁当
感染の心配はない ひとりだから
最前線(フロントライン)で戦うものたちよ
娘を初めて映画館へ連れて行ったのは3才の時で「トイ・ストーリー」だった。
もう30過ぎたが、今でも年に数回は一緒に映画館へ行く。「F1」に行くかと聞いたら「興味ない」と言うので「フロントライン」へ。来週私の誕生日が来るので娘のオゴリである。
6月28日(土)
新宿ピカデリーで「フロントライン」を。昼前の回でも結構入っていた。
最近は備忘録の意味でストーリーを割りと細かく書いているのだが、今回は書かない。2020年2月に実際に起こった、事実に基づく物語だからである。
あのニュースも観た。あの動画も観た。ワイドショーでも連日報道されていた。
船内で治療にあたっていたDMATがウイルス専門医ではなく災害派遣医療チームである事は報道されていただろうか(情けない事に記憶にない)。
乗客乗員56カ国3711名と医療従事者はダイアモンド・プリンセス号の船内で大変な思いをしていたのだと改めて気付かされた。
当時、船が一度離岸すると発表された時、何故?と思ったが、生活排水処理と給水のためと知り、港に停泊したままでは出来ない事だと納得した。確かに、そういう事は報道されていた。
大学教授の動画に便乗して船内の隔離状況を批判し、あおっていた政治家もいた。
最初に厚労省の役人・立松(松坂桃李)が登場した時、また現場を混乱させるような事をするのだと思っていたら、DMATの指揮官・結城(小栗旬)の意見を取り入れ、積極的に解決に向かって努力していた。彼のような役人も存在したのだろう。結城は立松に言う「偉くなれよ」。
船内で対応にあたるDMATの真田(池松壮亮)、仙道(窪塚洋介)も尽力していた。医療従事者には頭が下がる。陽性患者を受け入れた藤田医科大学病院の宮田(滝藤賢一)が搬送時に7人の重症化した患者が出る中、なんとか無事に受け入れを終え、缶コーヒーで真田と乾杯するのである。
また、乗員(クルー)も大変だっただろう。乗客が全員下船するまで、彼らも下船出来なかった。感染のリスクがある中で誰かが面倒を観なくては乗客は船内に留まる事も出来ないからだ。そして映画でも彼らの努力は描かれていた(少しだったけど)。ドアに貼られたクルーへの感謝の言葉の数々。
多くの人たちの努力と献身で非常事態を乗り越えたのだ。
エンドクレジットで、映画的に複数の人達を一人に集約して描かれている旨の説明がある。最後に下船したのは船長だった事を告げて映画は終わる。
あれから5年でよく映画化出来たものである。ある意味、骨太な映画だった。
全86件中、1~20件目を表示
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