劇場公開日 2025年6月13日

フロントラインのレビュー・感想・評価

全518件中、301~320件目を表示

4.5窪塚洋介が趙天佑だった

2025年6月18日
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鑑賞方法:映画館

前情報を見ずに行ったので、パニック映画だと思っていたら全く違いました。どちらかというとドキュメンタリーです。

忘れかけてた記憶が戻され、点と点が繋がるような感覚でした。六合先生こんな人いたなーとか。

桜井ユキさん演じる記者が、小栗旬さん演じる結城先生に言われる「面白がってないですか?(ニュアンス)」は、恥ずかしながら正直刺さってしまいました。
桜井さんの言われた時の表情、良かったです。

全体的に派手な演出はないものの、役者さんの演技力でとても惹き込まれました。本当にみんな良かったです。

めちゃくちゃ個人的ですが、窪塚洋介さんが演じている役が龍が如くの趙天佑ぽくて、それに気づいてからはそうにしか見えませんでした。(良かったです。)

改めて、当時関わっていたすべての関係者の皆様ありがとうございました。

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ねこさん

4.5すぐそばにあった闘いの記録

2025年6月18日
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あの異様な空気感。そこにあった闘い。あらためて、現場で闘っていた人たちに感服します。日本人なら見たほうが良いのではないか?と思う作品。凄かった。そして、本当にあった闘い。誇り高き人たちに、涙した。
世の中、何が本当で嘘なのかわからないような時代に、命懸けで闘う人たちに敬意を表します。

怖いのはコロナなのか、人間なのか。

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Keita

5.0今、その五年後なんだ。。。

2025年6月18日
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鑑賞方法:映画館

#フロントライン
小栗旬
窪塚洋介
松坂桃李
池松壮亮
フロントライン=最前線
世界でコロナが始まって
初めて、日本でもコロナの危機が始まったまさにその時の実話をもとにした物語。いかに私はニュースの偏った情報しか知らなくて、ニュースの偏った情報しか頼って無かったんだな、と痛感すると共に、最前線の医療に携わる方々だって、これが絶対、というのがない中を必死で最善を尽くし、最前線の医療に携わる方々だって家族がいて、マスクや防御服は着ていてもそれで完全に防御出来るわけでもなく、みんなギリギリの状態で判断や処置に迫られていたということ。私はあの頃、その全てが見えていなかったんだな、映画を見ていて視点や視野、見え方がずいぶん変わった。そして、私達はその五年後に今、いるんだ。。。

#小栗旬
旬さん
おはよう☺️
真田は、現場の医療関係者や世のお父さんたちの代弁者だと思う、一番、切実に色んな声を直に感じてしまう立ち位置にいて、一番私たちが当時の意識を振り返らざるおえない気持ちになる存在。上野は、、、ある意味、私たちは反省しなくてはいけないと、思わされてしまった。上野と同じく、SNSで自分が発信したことに対し、上野と同じ心境に全くならない、ては言い切れないと思った。上野が躍起になる気持ちも分からなくもないけど、その矛先はよく考えなくてはいけないし、やり方ってものがあるから、それは私たちにも言える。

#小栗旬
旬さん
おやすみ🌃✨
羽鳥の語学力の頼もしさはすごい。英語出来る彼女がいたから、バーバラは救われたし、バーバラにとって心強い味方になれたし、DMATの隊員にとっても、海外の患者さんたちとのやりとりが出来て、迅速に対応出来たから、羽鳥の存在は心強かった。フィリピンのクルーの女性のあの状況での笑顔はやっぱり励ましになった。物語が進むにつれ、クルーと乗客の間に絆が出来ていくのには、グッと、来る。

#小栗旬
旬さん
おはよう☺️
フロントライン
報道の過剰さの問題に対し
テレビの前の私たちも
しっかり、自分たちで見極める姿勢も求められているよね
テレビのの過剰な演出や報道、操作に振り回されず
自分の物差ししっかりと。

#小栗旬
旬さん
おはよう☺️
フロントライン
上野の心の動きも大きいと思う。
最初はテレビの都合を優先する自分になんの戸惑いはなかった上野だけど、次第にそのテレビの都合に違和感を感じ始め、最終的にはちゃんと向き合う方向を見つめ、乗客やクルー、医療関係者たちに寄り添う報道をするようになる、間違いに気付き、自ら、それを軌道修正出来るか、どうかも、人間としては大きな課題なのかもしれない。

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☆魅乃乎☆minoco19860125

4.0当時の自分に印象に残ってたかな?船の事は知ってたけど?

2025年6月18日
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ニュースでは見てましたが急に家から出るなと言われ

色々な準備や上手くいかず自分の事で大変だった中で流れてた印象的な問題だったけど、

正直言うとコロナ蔓延の初期にニュースがあったな程度しか記憶ないです。

薄く記憶に残る問題の裏で行われてた事を知らなかったのが恥ずかしい。

災害派遣され被災地で医療行為されるDMATの事はしてましたか災害とはいえないものまで対応してたとは

被災地とは違う大変さ辛さがどれだけの方が理解できるとかな?

無茶振りすぎな事はも対応されDMATを含めたコロナ対応された医療従事者への誹謗中傷

本当に辛い事実が描かれた映画なのでみてほしいし、

責任に誹謗中傷してしまう心理の怖さと
関わられた方々の辛さを映画で知ってほしい

この映画は現場の辛さをちゃんと描けてる脚本、演者が素晴らしかった。

映画としては100点越えですがマスクのくだりは、
もっと当時の現実を伝える上で振り切って付けてた方が良かった気がしたのですみませんマイナス1です

演出に関しての但し書きは最初に出すべきだったと思います。

映画としてはわかりやすく描写されてますが

映画に以上の大変で当事者は辛く大変だったと理解してみてほしい。

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ぽぽJr.はうちや

4.0地味だけど…

2025年6月18日
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泣ける

悲しい

怖い

こういう日本人が未経験の災難の映画はもっと早く映画化されるべきではないでしょうか、そうならないと現場の医療関係、それを仕切る責任者、厚労省の担当、あとそれなりにマスコミも考えられない板挟み感、苦悩は一般の方々には伝わりません、一部のマスコミの暴走で関係者の家族の方々まで影響されかねません、映像的にはあまり派手さはありませんが素晴らしい映画だと思いました、あと役者の方々の演技力も素晴らしいものでした、こういう映画が好きだから増えるように期待したいです。

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映画好きなオヤジ

5.0全世界の人達に観てほしい

2025年6月18日
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冒頭から引き込まれました。

当時「ダイヤモンドプリンセス号」のことは毎日ニュースで見ていたけれど、現場はあんなにも壮絶だったとは。

「フロントライン」を鑑賞して本当に良かったと思うと同時に、日本だけでなく全世界の人達に観てほしい、観るべき作品だと私は思いました。

命懸けで対応してくださった皆さんのことを知ってほしい。

そして開業前だったとはいえ、船客を受け入れてくださった「藤田医科大学岡崎医療センター」には、感謝でしかない。
岡崎市民として、誇りに思います。

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♡ゆりゆり♡

5.0真実の物語だから感動も真実である

2025年6月18日
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コロナが世界を暗い闇のように覆った3年間は、誰しも何らかの形で人生を変えさせられた。大切な家族や友人を亡くした方もいるだろうし、仕事を失ったり大切な資産が消失した方もいるだろう。何かを我慢しないと生きてはいけなかったあの頃、絶対に戻りたくないし、同じようなことはもう起きてほしくない。そのようなことを皆が思ってるなか、日本における最初のコロナのクラスター発生、3年間のコロナ禍の最初の出来事を勇気を持って真正面に映画にしたくれたことがとにかく凄いと思う。
DMAT(災害派遣医療チーム)は1995年の阪神・淡路大震災きっかけに組織されたボランティア医療チームとのことだが、一般の我々がこのダイアモンド・プリンセス号の出来事の際、彼らがこのように決死の覚悟で取り組んでいたことを知ることはできなかった。当時の報道はコロナウイルスが国内に入り蔓延することの恐怖が支配し、乗客の安否を心配してはいたもののクルーズ船そのものを外敵のように扱い、対策の方も時間がかかり何も進んでいないかのように伝えていいた。
だが、真実はこのような誰も経験していない困難に直面し戦った人々がいたのです。DMATのチームの皆さん、56ヵ国にも及ぶクルーズ船の乗客、クルーの皆さん、藤田医科大学病院など受入した医療機関の医師、看護師、厚生労働省や県の関係者、、。彼ら彼女たちは家に帰ればただの普通の人々であり、偶然に関わったのであるが、ウイルスと隣り合わせているにも関わらず勇敢に立ち向かっていった。
映画のメインキャストとなった小栗旬、松坂桃李、池松壮亮、窪塚洋介の4名をはじめクルーの森七菜、乗客のブラウン夫婦らほとんどの方が実際にモデルがいらっしゃる。とりわけ小栗旬演じた結城、窪塚洋介演じた仙道は当時この任にあたったDMTの阿南調整本部長、近藤事務局次長が実在する。2011年の東日本大震災でも直近の能登半島地震でもバディを組んでいたとのことである。なので劇中の福島での話も実話である。そして、そもそもこのダイアモンド・プリンセス号の話を映画化しようと思い立ったのは企画・脚本・プロデュースの増本淳(救命病棟、ドクターコトー、コードブルー等の医療ドラマNetflixのTHE DAYSをプロデュース)。300ページに及ぶ取材ノートを基にドラマが作られた。さらに監督はドキュメンタリー映画も作る関根光才。だからエンタメとしての派手さはないが、リアリティは半端ない。正に真実の物語である。
長い戦いの後、乗客乗員が下船を終え、小栗旬はもう1人のバディとなった厚生労働省の松坂桃李とお互いの労をねぎらい、窪塚洋介は次のクラスター発生地に向かい、池松壮亮は久々に家族と再会できた。もちろんコロナとの戦いはこれからなのだが、、。
本当に素晴らしい映画でした。今年の邦画の大作映画は「国宝」で決まり!と思ってましたが、この「フロントライン」も並んで評される傑作と言えるでしょう。

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アベちゃん

5.0窪塚洋介が出ている作品を久しぶりに見ました。ああいう感じの役作りと...

2025年6月18日
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泣ける

知的

窪塚洋介が出ている作品を久しぶりに見ました。ああいう感じの役作りと小栗旬演じる指揮官の色分けがよかった。松坂桃李の役人役は板についている。池松壮亮の役で一番印象に残るものとなった。必要以上に脚色しすぎていないところがむしろよかった。なんといっても、この元ネタが起きている時、命をかけて見えない敵とたたかったDMATの方々を尊敬する。

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パリジャンヌ

4.0事実に基づいた映画

2025年6月18日
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泣ける

知的

事実に基づいた映画です。なのでものすごくドラマチックなことはそれほどはなく、急転直下の展開などはありません。あのとき何があって、どんなひとがどう対応したのか、という記録映画よりの作品です。
だからといって面白くないわけではなく、俳優陣の演技力が高いのでとてもリアル。胸が熱くなります。

事実に基づきすぎて、バッシングされた個人が特定できるのでいいのかなあと心配にはなりました。
藤田医科大学の頑張りは近くで感じていたので、身近に感じました。
松坂桃李演じる厚労省のお役人さん、ああいうひとが頑張ってくれれば日本の未来は明るいと思います。

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Tkykskngy

5.0同時代体験を振り返れました

2025年6月18日
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泣ける

癒される

当時このできごとの断片は報道される範囲で見聞きしていましたが、このようにストーリーとして振り返ることができたのは幸いでした。製作時のファクトチェックに関する記事などもあとから読みましたが、極端な誇張や特定の立場からの偏見などは極力抑えられていると理解しました。もちろん映画にするための脚色はあるわけで、その幅を意識しながら起こったことを咀嚼する機会をもらったと思います。

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キビタキ

5.0真の "フロントライン"は 真田春人(池松壮亮)らDMAT隊員達だ...

2025年6月18日
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真の "フロントライン"は

真田春人(池松壮亮)らDMAT隊員達だ!

ってこと!

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たかはしすすむ

5.0結局何だったのだろう

2025年6月17日
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世界中が振り回されたあの騒ぎは何だったのだろう?きっと世界中の人々が思っているだろう。
目に見えないウィルスを恐れ、人との接触をとことんさけると、情報源はSNSとマスコミしかない。
職場でも地域でも、誰もが自分が1番最初になりたくなくて、必死だった。どこのウチに救急車が来たとかこないとか、噂話には事をかかない。
東日本大震災の時も、コロナの時も、なんの役にも立たない一般ピープルでしかない自分。
追い込まれても、あれだけの信念を貫いた人たちがただただ眩しかった。

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emukocyan

3.5祝杯は缶コーヒーで

2025年6月17日
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実話感動作品は、個人的には高い採点した事は過去になかったジャンルなのですが、大袈裟な演出が無かったので、129分間と幾分長い作品でありながら、最後まで考え深げに鑑賞することが出来る良作でした。個人的には、窪塚洋介さんの演技が好きですね!

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aki007

5.0日本DMAT

2025年6月17日
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知的

驚く

あの時、日本中が狂乱し、ヒステリックになっていた。あの豪華客船で行われていたことを、改めて、じっくり観れて、その真実に感謝の涙があふれてきた。隊員の皆さま、お医者さん、看護師さんをはじめ医療機関の皆さま、クルーの皆さま、行政機関の皆さま、本当にありがとうございました。それにしても、オールドメディアは爆死状態。煽るだけ煽って、真実を伝えなかった罪は重い。あとは、国家としての検証と、次のパンデミックへの対策が急務。

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DnaH

4.5後世に受け継がれる作品

2025年6月17日
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実際の出来事が基になった作品なので、とても盛り上がるみたいな展開はあまりない。それでおもしろくないと思う人はそこまで。自分が生きている時の事件の映画なのが、若い自分からしたら新しい感覚で良かった。

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あつ

5.0事件は会議室で起きているんじゃない、現場で起きているんだよ。

2025年6月17日
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観終わった後、思わず拍手喝采したい衝動に駆られるほど素晴らしい映画でした。

日本中の誰もが甚大な被害を被った「新型コロナ」の、国内蔓延水際だった時期に、船内感染蔓延のダイヤモンド・プリンセス号の乗客たちを救うため、果敢に立ち向かうDMATを軸に各関係者の動きを追った、事実に基づいたドキュメンタリー的作品。

誰もが「新型コロナ」に振り回されていたあの時を、今や「喉元過ぎれば熱さを忘れる」といった心持ちだろうが、改めて「未知のウイルス」という当時の状況を念頭に置くと、前線で身体を張って従事していた医療関係者や役人、船内クルーの方々に敬意を表したい気持ちでいっぱいです。

偏った情報で恐怖を煽った「マスゴミ」や、自己中心的に告発動画を上げた「感染専門医」、医療従事者の家族に対しての周囲の冷遇扱いにも触れて、当時の世間の空気感も含めて、いかに船内の乗客を救うのが大変だったのかを思い知らされます。

DMAT面々や各関係者はまさにヒーローですが、「マスゴミ」「感染専門医」「医療従事者の家族を冷遇した人々」も、「未知のウイルス」だったからこそ、それぞれの正義に基づいて動いていたところはあるんだよな、という気持ちにもなりました。

だって当初の名称は「武漢ウイルス」だったんだから、そりゃ怖いって。家族、身内を守るための行動は取ってしまうよなと、自戒を込めてしみじみと思い返しました。

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ヘマ

4.5深く考えさせられる映画だった

2025年6月17日
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もう5年たったのかと思う程あっという間でメディアに取り上げられなくなると忘れ去られていく世の中にもう一度観て感じて欲しいそんな作品だった。

当時の事を思い出すとニュースでしか情報がない不安な気持ちで過ごしてはいたがどこか自分はかからないと高を括ってた部分もあった。

現場では、想像をはるかに超える事が起こっていて外人の子供達のシーンとか誹謗中傷にあった方など現実に起こってたと思うと辛かったねと一言で終わらせてはいけないぐらい心臓が抉られるぐらい居た堪れない気持ちになった。

キャストの人選は非常に良く、結城さん仙道さんや真田さんの芯があってぶれないとことか凄くカッコよかった。

歴史に残る映画ではあるが、しいて言えば良く描かれすぎてる部分もあるだけに国が至らない部分もさらけ出してもっと深いとこまで踏み込んでくれるともっと良かった。

身内ではいないがコロナで亡くなった人の関係者からするとどういう気持ちになったのだろう。

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ふみ

3.5なぜ多くの日本映画に違和感があるのか、の答えがある。

2025年6月17日
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知的

日本映画の多くの作品では主人公が怒鳴ったり、何かにつけて目を見開き、感情を露骨に表現します。上司に真っ向から歯向かったり、机を叩いたり、まるでどこか別の国の話のようです。ですが現実の日本でそんな人はほとんど見かけません。人前で感情を爆発させる社会人は厄介者のような空気になってしまいますし、組織内では波風を立てず「まぁまぁ」で済ませるのが普通だと思います。
この映画には、そうした不自然さが殆どありませんでした。事務的に、でも懸命に人を助けようとする人々が描かれており、どこまで本当かは分かりませんが私は何度か涙がこぼれずにはいられませんでした。

怒鳴らずともドラマは成立する。むしろその方が日本という社会の本当の姿に近いのではないでしょうか。ただし、一つのシーンの間が長々しく、日本社会の大変さやコロナ禍のある日本に思い入れがない限り、この映画を正当に評価するのは難しくなってしまうのかもしれません。

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aoss

4.0未知のウイルスに立ち向かった人たちの 事実に基づく物語はとても感動的 でも報道対応の仕方や報道機関の描き方には違和感

2025年6月17日
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2020年2月に横浜港に停泊していた豪華クルーズ船ダイヤモンド•プリンセス号の船内で発生した新型コロナウイルスのクラスターに対応した医師、看護師の医療チーム、クルーズ船の乗組員、神奈川県庁に詰めていた対策本部の皆さん、それらの人々の奮闘の模様が圧倒的な臨場感のもとで展開されます。主要登場人物にはそれぞれ実在のモデルがおり、映画化にあたってそれらの方々に綿密な取材をされていたようなのでリアリティが半端なくありました。元々の素材が文句なく感動的でそれがリアリティたっぷりで展開されるわけですから、映画の成功は約束されたも同然でした。

で、ここから少し残念だった点を。報道機関の描き方です。なぜかTV局一社だけが描かれているだけで、他のTV局や新聞社、通信社等は登場しません。そのTV局の様子もこの映画の作り手側が悪意または敵意を持って描いたのかと思われるほど酷い描き方をされています。一部の映画やTVドラマなのでよく描かれている画一的で陳腐で紋切型の、ああ、あれか、みたいな感じで非常に残念でした。ということで、対策本部の報道機関への対応の部分に関してはリアリティが大幅減となります。実際のところはどうだったのでしょうか。

私も門外漢なので詳しいことは分からないのですが、日本にはあまり評判は良くないにしろ記者クラブ制度というのがあって対策本部が神奈川県庁に立てられたわけですから、役所回りの記者さんたちを中心に記者さんたちが集められて、対策本部側が船内の現場における現状と課題、医療チームの方針などについて簡単なペーパーを使って記者さんたちに説明、その後、対策本部、記者間で質疑応答の流れになると思っていました。基本的に医療チームのメンバーは現場対応で非常に忙しいわけですから、報道機関への対応は県庁に詰めている対策本部の事務方の非常に重要な仕事になると思います。この映画ではそのあたりがまったく触れられておらず、結果的に、たった一社の問題点大ありのTV局と報道機関への対応が必ずしもうまくいってないように見える対策本部が描かれていたということになってしまい、とても残念です。

いずれにせよ、こういった大きな出来事が発生した場合には、報道機関の動き方、動かし方といったところは非常に重要な課題だと思われます。たった一本のニュース映像、たった一本の新聞記事から、関係者からの大きな協力を得られることもあるのですから。この映画は非常によく出来ていて星五つのフルマーク必至だと思っていましたが、報道機関周辺の描き方に星一つ減です。

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Freddie3v

5.0映画館で観ましょ!

2025年6月17日
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コロナ。ねぇぇ。

この作品がリアルであろうが
脚色しまくりであろうがどっちでもいい
でもとにかくみんな観るべき映画だと思う

中学校の授業とかで観させればいい
親もジジもババも一緒に観ればいい
マスコミのところは偏りのある内容かもだけど
この女優さんの葛藤とかも
凄く良い教育材料だと思うし
作中で、撤退していった医療関係者とか
マスコミだけを悪にもしてないし
考えるところ多いと思う

当事者だったら右も左も難しい判断、決断
画面の向こう側にいるからこその利己的自己中同調圧力
私たちは想像力のない言動で、あーだこーだと騒ぐ
誰かが困ったり、動けなくなったりするのに
これホントみんなでちゃんと考えて
ちゃんとしていけたら
もっと素敵な社会になるんじゃないか

なんねーかー

って、鬼ナナメに構えて映画みてました
「コロナは経済活動だった」
って解釈側の戯言です。すみません!

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ファジ吉
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