劇場公開日 2025年6月13日

フロントラインのレビュー・感想・評価

全593件中、121~140件目を表示

4.02時間でまとめるのが難しい題材

2025年7月3日
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鑑賞方法:映画館

「船旅への期待に満ちたたくさんの乗客を乗せてクルーズ船は横浜を離れる。
快適なクルーズが続く中、一人の乗客がひどい肺炎にかかり香港で下船した。
その時は誰もこれがこれから起こる悲惨な戦いの幕開けだとは誰も気づかない。
それが原因不明の新型コロナであることが分かったのはまさに横浜を目前とした洋上だった。
すでに、風邪の症状を示す乗客が少なからず発生していた。」

みたいな冒頭のシーンで始まるかと思ったらそういうのは一切なかった。
この辺の経緯はみんな知ってるという前提で作られているのかも。

あの時いろんなことが起きていた中で切り取っていくとしたらココなんだろうなというまとめ方だった。
逆に言うと、違う視点での深堀したストーリーを見てみたいとも思った。
やっぱり2時間でまとめるには重すぎて、どう切り取っても総花的になってしまう。

配役は豪華で適役だった。
特にフロントクルー役の森七菜と若い医師役の池松 壮亮の素人ぽい演技がむしろリアリティを出していた。
この二人の演技はこれまでの私の中のイマイチなイメージを払拭してくれた。
一方、船長などのクルーズ船側のスタッフがほぼ出てこないのは少し違和感がある。
船側にも大きな混乱と葛藤があっただろう。

映画としては誰か一人の心象を追っているわけではないのでそういう映画が好きな人には不満かもしれない。すべてのエピソードを過剰にせず淡々と描いているのも好き嫌いが分かれそう。

実はこのダイヤモンドプリンセスの航海の数回あとのクルーズを予約していた。
当然キャンセルになってしまったので、先月リベンジで初めて乗船してきたところだった。
その経験と対比して見ることができたので興味深く鑑賞させてもらいました。

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PASATO

5.0悪いのは⋯

2025年7月3日
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悪いのは、感染症患者を拒否する医療機関ではなく、感染症対応に遅れた政府の対応でもなく、おもしろがって報道するマスコミでもない。
一番悪いのは、傍観者と観ていて、何もわかってない、何も知らない、国民ではないのか?と改めて考えさせられました。
感染症患者を対応する医療従事者を差別し、マスコミの報道を鵜呑みにし、批判ばかりする国民に問題はなかったのか?

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かぜ

1.0後出しじゃんけん

2025年7月3日
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momonta

4.5崇高な志

2025年7月3日
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しぎの

4.0「DMATの命懸けの作品」

2025年7月3日
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今年199本目。

2020年2月まだ日本で2人だけ熱波の時、知り合いの方と話していてここまで広がるとは。小栗旬さん「大分大事なこと。映画で描くのが意味がある」。DMATの命懸けの作品忘れちゃいけないと感じました。

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ヨッシー

5.0人道とは

2025年7月2日
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心を打たれるセリフが沢山ありました。
批判を恐れず、人道に背かないことを目指す姿勢に素直に感動しました。
誰もが受け入れ難い仕事を
様々な葛藤を持ちながらも邁進する姿、
池松さん凄かったです。
そして窪塚さん、久しぶりにスクリーンで観たけど
存在感が凄い、良い歳を重ねた声が痺れる。
小栗さんを目当てに行きましたが、
思わぬ収穫が沢山あり、控えめにいっても最高でした。
日常の些細な幸せが、当たり前でないことを思い出させてくれて良かったです。

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oracle

5.0平日なのに結構混んでますね

2025年7月2日
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テンポ良く、サスペンスもスリラーも好調で実に映画的な作品です。
医療班の活躍に特化した脚本なので、政府や船会社側の対応が出てこない関係上、所謂ベテラン俳優が一人も出てこないのも珍しい制作方針です。
テーマも押しつけがましくなく硬い社会派風の演出も好感が持てます。
封切り三週間で平日昼間に関わらず、相当な入りなのもうなずけます。

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越後屋

4.0当時

2025年7月2日
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当時はコロナウイルスについて自分自身イマイチ自分ごととして分かっていなかった気がします。船のこともニュースでみたけど、詳しく知らずにこんな風になっていたことをもっと沢山の人が知るべきことだと思いました。

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あ

5.0あの時の船のことがよくわかった

2025年7月2日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

ドキドキ

DMATの皆さんがいてくれたお陰で良かった。
本当誰も未知のウイルスなんてやりたがらないと思うしそういった苦労が描かれていて
とても良い映画だったと思う。
風評被害は本当凄かったからあの時の看護師さん達や医師の皆さん、DMATの皆さんには感謝してもしきれないと思う。
感染症の専門医の人的はずれなこと言って下船させられてたの
あれはそうだろうと思う
山奥に隔離できる訳やないんやし
船なんてそもそもパンデミックのことなんて想定されてないし
そんな中皆さんよく頑張ったな、と。
名だたる俳優の方が演じられていたけど上手く馴染んでいて医師にしか見えなかった。

5年たちこのような映画を観られて本当に良かった。

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めぐ

4.5経営者として観た、この映画の価値

2025年7月2日
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① 「現場」のリアルな危機感と向き合う姿勢

経営においても、データやレポートでは見えない「現場の温度」がある。上司(司令官)が現場を軽視したことで、多くの犠牲を出した点は、経営判断の重みを痛感させられる。
👉 経営陣が「現場感覚」を持ち続けることの大切さを突きつけられる。



② 「人を動かすのは、信頼と覚悟」

指示だけでは人は動かない。命の危機に晒される中でも、兵士同士が支え合うのは「この人と一緒に戦いたい」と思わせる信頼関係と、リーダーの覚悟。
👉 経営においても、メンバーの本気を引き出すには、トップの覚悟と誠意が求められる。



③ 最前線の人材こそ「守るべき資産」

誰もが見捨てられそうな前線基地に派遣されながらも、兵士たちは必死に任務を遂行する。
👉 売上の最前線に立つ営業や接客のスタッフこそ、最も価値ある存在であり、守るべき人材。経営者がそれを忘れてはならないと教えられた。

エンタメとしての迫力だけでなく、組織の在り方・リーダーの責任・現場との距離感というテーマが突き刺さる。経営者やチームリーダーにこそ観てほしい一本。

「背中を見せる」リーダーが、人と組織を動かす。
戦場から学ぶ、経営者としてのあり方。

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林文臣

4.0もう5年か、はやいなぁ。

2025年7月2日
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鑑賞方法:映画館

出演者が精鋭揃いだし、実話ベースのあの船の話だし、見るべき映画な感じがしたから来てみた。

そもそも感染症対策の組織なんて無かった日本にcovit19がやって来た。まあまあ島国日本がそこら辺無防備なのは仕方ないかも知れない。
しかしミサイルとか買う前に、備える物、用意する物あるだろ的な、、自称先進国災害のたびに体育館で雑魚寝世界的にカッコ悪すぎるだろ。なんか体張って頑張ってるDMAT見てて色々腹が立ってくる。

かなり危険な現場で割と達観した窪塚がかっこよかった。そのバックを支える小栗、松坂もいかしてる。
全体に絵作りは割とドラマチックだが演技は抑えめで良いバランスだったと思う。
熱い気持ちを持ってやばい仕事に向かっていても、飄々とまるでそれを感じさせない大人はカッコよい、憧れる。

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masayasama

3.5医療従事者への…

2025年7月2日
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悲しい

感謝に尽きると、作品を観て痛感。
何ものか分からないウィルスに恐れていたあの頃を思い出しました。
キャスティング◎

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rs8jn2

4.0窪塚洋介が良いアクセントになっている

2025年7月2日
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鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

知的

2025年映画館鑑賞68作品目
7月1日(火)イオンシネマ石巻
ハッピーファースト1100円

監督は『生きてるだけで、愛。』『かくしごと』の関根光才
脚本は『劇場版コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命』でプロデューサーを務めた増本淳

DMAT
災害時に集まる医療従事者たちのボランティア集団

舞台は2020年2月初め横浜港
神奈川県庁新型コロナ感染症対策本部

横浜港に停泊していたクルーズ船「ダイヤモンドプリンセス号」の乗客にコロナ感染者が出た
厚生労働省の医政局は横浜県警を通じてDMATの招集を依頼
増加する感染者やマスコミを中心とした誹謗中傷がDMATが苦しめる

いくら高級官僚とはいえ非常事態とはいえなんでも押し通せるものなのか
国際問題に発展すると脅されたら曲げれないものも曲げてしまうことができるのか

外国人観光客のせいで邦画なのに字幕スーパー多し
英語嫌いなフランス人ってやっぱりいるのかな
日本語流暢に話せるなら良いけどそうじゃないなら我儘すぎる

小栗旬松坂桃李池松壮亮主役級トリオ
重利剛光石研滝藤賢一吹越満といったバイプレイヤーズ
森七菜などが花を添える形
そのメンバーに加えて窪塚洋介が良いアクセントになっている
町田商店に例えるなら無料トッピングとして提供される刻み玉葱のような存在で好き

池松壮亮演じる真田春人の妻絵美を演じた俳優が当初誰なのか分からなかった
終盤よく見たら最終兵器彼女だった
随分とおばさんになったものだ
自分も年取るわけだ
でもそれだけ生き抜いたからこそおばさんになれるのだ
コロナ禍で孤独感に苛まれ夭折するよりよっぽどマシ

中共とか頭狂マスゴミとかネット民とかに対してこのレビューを借りて改めて罵倒する気はない
もう時効だろう
差別だというがそれも当時は仕方がない
アパルトヘイトのようなものと一緒にされてはたまったものじゃない
三國連太郎がマルサの女2で言っていたが日本人はムラ人なのだ
まっ僕は陰謀論なんて全く信じてはいなかったけどコロナワクチンは一度も打たなかったしマスクを外すのは地元で誰よりも早かった異端の存在なんだけど今思うとなんだったんだろうね
どうしていつも世の中の多数派は東京のマスコミなんかに振り回されるんだろうか
とても愚かなことだと思うよ

配役
DMAT/災害派遣医療チームのリーダーの結城英晴に小栗旬
DAMTの事務局局次長の仙道行義に窪塚洋介
DMATの隊員で岐阜の中核病院の救急センターの救急医の真田春人に池松壮亮
春人の妻に真田絵美に前田亜季
DMATの隊員で謝罪させられる医師の西に小松和重
DMATの看護師の高野に三浦䝤太
超法規的処置で英春に協力する厚生労働省の医政局医事課の役人の立松信貴に松坂桃李
神奈川県警の責任者の平沢に重利剛
クルーズ船「ダイヤモンドプリンセス号」のフロントデスクの羽鳥寛子に森七菜
クルーズ船のフィリピン人クルーのアリッサにネス・ロケ
クルーズ船の乗客で糖尿病患者の河村さくらに美村里江
さくらの息子の河村海翔に二ノ宮陸登
コロナに罹患するアメリカ人男性のレナード・ブラウンにリチャード・E・ウィルソン
レナードの妻のバーバラ・ブラウンにルイス・ヒール・カワイ
藤田病院に搬送された12歳の兄のノアにベンジャミン・ベトゥ
ノアの幼い弟のジャックにマテオ・ベトゥ
中央テレビ報道センターの記者の上野舞衣に桜井ユキ
中央テレビ報道センターの責任者の轟に光石研
下船した乗客の隔離を受け入れる開業前の病院の医師の宮田に滝藤賢一
検疫官の田島に奥野瑛太
クルーズ船で起きたことを動画で話す感染症の専門医の六合承太郎に吹越満
DMATの看護師の永井紗耶香に芦那すみれ
沙耶香の娘で幼稚園児の永井彩乃に三田はな
DMATの職員に福田温子
DMATの職員に山口のりとも
DMATの職員に林千津子
厚労省の役人の羽賀雄也に大須賀隼人
厚労省の役人に石川大樹
中央テレビのクルーに角谷佑介に阿佐辰美
中央テレビのカメラマンに堤匡孝
クルーズ船を降りる乗客にカトウシンスケ
クルーズ船の船医にサフィヤ・クインリー
英晴が勤める病院の理事の加賀美に加藤大騎
福島の震災のため避難するバスで亡くなる老人の高橋豊
記者に岩田和浩
感染者に竹崎綾華
キレるフランス人乗客にジョン・ハウレット
運ばれる感染者にマシュー・ピーターソン
感染者の妻にシンシア・チェストン
熱が出る感染者にマリー・ソランジュ
感染者の家族にショーナ・ケリー
感染者にダンカン・ジェフリーズ
感染者にアンナ・ミッツェル
アナウンサーに川名陽介
アナウンサーに浅野夏実
「トゥデイズ+」のニュースキャスターに米田弥央
「トゥデイズ+」のニュースキャスターに鈴木淳
「トゥデイズ+」のアナウンサーに羽野敦子
ニュースキャスターに上村愛香
アナウンサーに四家秀治
「NEWS SIGHT」のアナウンサーに田中貴裕
「NEWS SIGHT」の解説者に角南範子

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野川新栄

4.5この短期間で、よくもここまでのドキュメンタリー映画が作れたと。

2025年7月2日
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泣ける

知的

2020年2月から、まだ5年しか経過していない。
あの時の何もわからなかった状況に対する、不安をまざまざと思い出さされました。
手探りで対応せざるを得ないDMAT。無責任に煽るマスコミ。ここさえ抑えれば、コロナは水際で止められる、と信じていた日常。
全てそれはダメで、結局長い長い我慢を強いられた生活が待っていました。
我々は忘れてはいけない、初手の対応の難しさと、現場で頑張っている全ての人たちに敬意を払う事の大切さを理解する、非常にいい作品だとおもいます。

ラストで、エンドロールが流れる中、誰も席を立てなかったのが印象的でした。
それだけの想いが詰まった作品だと思います。

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yanlon

4.5真面目で丁寧な作品

2025年7月2日
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当時、面白がってはいなかったけど、
どこか他人後のように感じていた自分だったなぁ⋯と少し苦しくなりました。
DMATという組織のことも、こちらの作品で認識しました。
ダメだなぁ⋯私。
人間って忘れる生き物とは言うけれど、
忘れてはいけないことは、きちんと覚えていなくてはと、改めて思いました。

そして、あの未曾有な事態の中で、
自分たちの平和な日常や健康を犠牲にして働いてくれた皆さんに
感謝と称賛を送りたいです。

こんな風に思わせてくれるとても真面目で丁寧な作品でした。
俳優の皆さんも、それぞれのキャラクターが生きていて、素晴らしかったです。

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hkr21

4.0忘れてはいけないあの日々

2025年7月2日
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泣ける

興奮

当時の恐怖を思い出して泣けた
思ってた以上に心を揺さぶられる作品だったが
出演者のイケメン圧が強くエンターテイメント性が強くになりすぎてしまって、逆にリアリティを妨げているのが残念w

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HIROKICHI2

4.0当日のことを思い出す

2025年7月1日
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怖い

知的

難しい

武漢ウイルスについては、2月にちょうどベトナムから帰国し、3月にプリンセス号だったか、4月にはロックダウン。
その後、感染爆発で死者多数の惨状となる。

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four7777

5.0コンプライアンス研修の教科書だ

2025年7月1日
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北枕寝二

2.5忘れないために

2025年7月1日
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まだ新型コロナウイルスへの認知も低く、危機意識もそれほど高くなかった頃に、未知の感染症を日本で拡大させまいと最前線で奮闘していた人たちの物語。

良いお話だったけれど、映画としては物足りなさを感じて途中で眠たくなってしまいました。
2時間のスペシャルドラマとしてNHKあたりで放送するのがピッタリな気も…。

ただ、あの長かったコロナ禍も過ぎてしまえば昔で、人々はあっという間に忘れてしまうから、今一度どんな葛藤や闘いが最前線の現場で起こっていたのかという事実を記録しておくことは大事だと思いました。

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ヨーク

5.0世界は常に不完全

2025年7月1日
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泣ける

興奮

知的

誰も正解を知らず、だから完璧な準備などない修羅場。
だが大人が大人たるゆえんは、それら曖昧で混沌とした渦中においても手探りで自ら判断し、より良い選択を行なえるところにあり、
今思えばあの日、あの時、疑心暗鬼の中で船の中も外も、見守る誰もがコロナという未知の存在を相手に、大人力を試されていたんだと振り返る。

喉もと過ぎればなんとやらとはこのこと。
観るうちに思い出されるあれこれを、過ぎた時間の分だけあんなこんなを、客観的に見ることができ、当時の気持ちと作品で描かれている登場人物らの心情を重ね合わせ、反省することしきりだった。
そう、世の中は常に不完全で、皆の努力と創意工夫があって平穏無事と回っている。だのにそこで潔癖な正論をぶつけられても役に立つかと言えば、どうだろうと思わずにおれない。しかし正解を、いかにも前例を知った顔の正論にうなずき、振りかざしたくなってしまう哀れ。
大人でい続けることは悩ましく、実に困難な道だ。

その五里霧中の曖昧かつ混沌の中で、正しかろうと間違っていようと、自ら判断し実際に働いた。その姿をつぶさと観る作品と受け取る。誰を正当化するだとか、どこが諸悪の根源だとか、振り分けるためのモノじゃあない。

「FUKUSHIMA 50」と似たジャンンルになると思うが、こちらの方が当事者感が強い分、肩入れしてみてしまった。
最後、滝藤さんらのシーンがすこぶるよかった。医療従事者も溜飲をさげてくれるのではなかろうか。
そのうち池松さんがベビわるよろしく、みんな協力して治療しようよ! とかキレて叫びながら、バカスカ人を殺し始めるのではなかろうか、とドキドキしながら見てしまったw
またヨソの地域では感染した、感染者が出たと言えば同情される風潮のある場所もあるとのこと。日本のように責められる、嫌われる対象になることはないらしい。合わせて興味深く観る。

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N.river