劇場公開日 2025年6月13日

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フロントラインのレビュー・感想・評価

全683件中、641~660件目を表示

4.0マスコミには報じられないまさにフロントライン

2025年6月13日
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鑑賞方法:映画館

テレビやネットを通じて切り取られた(時には曲げられた)表面しか見ることしかかなわなかった出来事の内側を丁寧に描いてます。

すっかり官僚役が板についたトゥーリオもgood。

どうせ映画を作るなら、こういうのをどんどん見せて欲しいという気にさせてくれる作品。

たった5年前の話だから記憶も鮮明だし。

次はホテル三日月版フロントライン撮って欲しい。

千葉県民としては。

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ヒビノミライ

3.0題材はいいと思うが…

2025年6月13日
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鑑賞方法:映画館

予告で観たときは豪華キャスト陣と内容で、とても期待していました。
そのため初日の仕事後に行ったのですが…映画としてはそこまで面白味を感じませんでした。

先週観た『国宝』があまりにもよかったので(こちらは予告を観たときはまったく期待していませんでした)、比べるものではないのですが、ついつい比較して観てしまっている自分がいました。

とはいえ、新型コロナウイルスの症状が発生した豪華客船ダイヤモンド・プリンセス号のことは今でも鮮明に覚えています。当時、未知のウイルスに自身も感染するかもしれないにも関わらず、心身を削り対応された医療従事者には頭が上がりません。

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ももか

4.0新しいウイルスに挑み続けた人たち

2025年6月13日
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鑑賞方法:映画館

ダイヤモンドプリンセス号
初めて新型コロナ患者を出した
…まだ記憶に新しい
悪夢の様な時間
当時TVのニュースで毎日報道され
外からの状況はわかっていたけど
船内の状況は全くわからなかった
医療従事者そして船内で働く人たちは
本当に大変だったと思います
国の厚労省
ボランティア災害組織(DMAT)
船内のクルーたち
そして開院する前の病院の受け入れ等の
使命感のある人達のお陰でこの惨事を
終わられることができた
本当に感謝ですね
ここまで来るまでに沢山の問題があり
ルールを緩めながら進めてきた
スムーズには行かないこともあって
考えながら悩みながら解決してきた
マスコミの対応もその一つ
桜井ユキと小栗旬の
屋上で話すシーン印象的です

咳一つしただけで睨まれたり
マスクしないと言われたり
誰もがパニック状態だった
未知の怖さがあった
その様な中で医療従事者たちの
懸命な努力によって私たちの今があります

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しろくろぱんだ

4.0あれからもう5年、未知のウイルスに怯えた記憶を思い出した

2025年6月13日
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鑑賞方法:映画館

興奮

知的

癒される

2020年2月、乗客乗員約3700名を乗せた豪華客船、ダイヤモンド・プリンセス号が横浜港に入港した。香港で下船した乗客1名に新型コロナウイルスの感染が確認され、船内では多くの人がPCR検査で陽性となっていた。日本には大規模なウイルス対応を専門とする機関がなく、厚生労働省の要請で災害医療専門の医療ボランティア的組織DMATが出動することになった。彼らは治療法不明のウイルスを相手に自らの命を危険にさらしながらも、乗客全員を下船させるまであきらめずに働いた、という、実話を基にした話。

ほんの5年前の実話を元にした作品で、マスク未着用シーンや時系列を多少変えたなどの部分が有るそうだが、概ね実話に基づいたストーリーでなかなか緊迫感があった。
未知のウイルス、と言うだけで怖れて、怯えてた当時の自分を思い出した。
最初の頃は陽性になっただけでバイキン扱いされ、家にスプレー缶で落書きされたとか、夫婦が離婚したとか、自殺したとか、近所でも大変な目にあった家族の話を聞いた事があり、やはり未知、という物にみんな恐れてたなぁ、なんて思い出した。
DMATや厚生労働省が頑張ってくれたことに改めて感謝したい気持ちになった。
出演者は素晴らしく、小栗旬、松坂桃李、池松壮亮、窪塚洋介、森七菜、桜井ユキ、美村里江、吹越満、光石研、滝藤賢一などみんな必要な役を実力通り演じてて見応えあった。
中でも、窪塚洋介と松坂桃李がカッコ良くて、小栗旬はハートフルだった。
それと、森七菜の英語が上手いのに感心した。
桜井ユキの心の葛藤も見所だった。
面白かった。

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りあの

4.5コロナ初期

Nさん
2025年6月13日
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鑑賞方法:映画館

実際に体感したコロナ初期の混乱を思い出した。それぞれの立場の人のそれぞれの苦悩。経験がない中で判断しなければならない状況。本当に大変だったのが伝わる。映画の中だけど、極めて現実に近くて、不思議な感覚だった。描かれる複数の家族愛が泣ける。兄弟とか、池松くん夫婦とか、素敵だ。

さて、舞台挨拶つき。これだけ豪華メンバーのやつ当たってよかった!小栗旬はやはりオーラがある、かっこいい。笑うとくしゃっとなるのがずるい。あとは窪塚洋介、この人はトーク力があって、顔ももちろんかっこよくて、不思議なオーラだった。小栗2、おもしろかった。もともと森七菜ちゃん好きで申し込んだけど、森七菜はイメージ通り、ちょっと思ったより緊張してる感じだっけど。映画中の英語は頑張ってたね。印象に残ったのは桜井ユキ、小顔でスタイル良くてかっこいいわーイメージ通りだけど、やっぱり綺麗だわ〜素敵。

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N

3.5緊張感が半端ない!

2025年6月13日
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新型コロナ感染の危機感が小栗旬さん松坂桃李さん窪塚洋介さんの見応えのある演技から緊張感がずっとスクリーンから伝わってきました。大変面白かったです。

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binn

5.0"観てよかった"で充分だと思う

2025年6月13日
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"描くべき事"は描けてたと思うし

好きとかおもしろいとかではなく
満足度はかなり高いと思えたし

その感性を疑ってはいけない

突き詰めればそれはキリはないけど

この作品においてはこれで充分描けてると思う

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創

5.0洋画ファン必見!

2025年6月13日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

今年はいよいよアカデミー賞関連作品の上映も殆ど無く久々のレビューになります
本作は企画段階から期待度200%でしたが鑑賞した満足度300%です
更に観ようと決定づけたのは森七菜ちゃんでこちらは満足度500%でしたw
益々ファンが増える事でしょう綺麗だし抜群に良かったです
本作は怒鳴り散らしたり泣き喚いたりはたまた蛇足の長いエピローグと言った
日本映画の大嫌いな部分は一切ありません
洋画の様に静かに淡々とドスの利いたドラマが展開していきます
従って日本映画のファンからはネガティヴなレビューも出てくるかと思います
頭の良いひと優秀な人のアンガーマネジメントはこうなっているんだと
まじまじと感心します
キャスト陣全員の演技のうまさ表現力のすばらしさが心に刺さり
ずっと観ていたい心地よさがあります
パンデミックの正に入り口序章の出来事で
彼らは未知の敵と戦うアベンジャーズであり
最初に勝利を挙げた存在と言えるでしょう

公開初日金曜日午後の客入りも上々でした
是非劇場で観ないと後悔する名作です

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椎名モモコ

4.5【”無償の献身。そして医は仁術也。”今作は2020年2月に起きた未知のウィルスによる集団感染が起きた豪華客船に乗り込んだDMATスタッフと懸命に乗客に寄り添うクルーの姿がムネアツな人道映画である。】

2025年6月13日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

幸せ

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NOBU

5.0あの頃を思い出す

2025年6月13日
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プリンセス号の事は大変やな…とその後大感染していくなど思いもせず他人事のようにニュースを見ていた記憶が蘇りました。

映画はそれなりに権限を持ってらっしゃる方目線の話だと思いますが、医療従事者や政府関連は未知のウイルスにその時出来る事をその時にして下さったんだと思います。

他の方のレビューでもあるようにこの映画では出てこない悲惨な事酷い扱いの事もっともっとあるはずですよね…

誰も行きたくない場所に行くと決めた方、そこに行ってくれと頼む側、自分の使命感でそこに行った為に大切な人が攻撃される方、現地で働かないといけない方…
当事者ではないので分かるなんて言うと失礼ですが映画の趣旨はしっかり伝わりました。
コロナ禍を思い出していろんな人の感情が伝わって来て事あるごとに涙が出てずっと泣いてました…!

窪塚さんの感情消して淡々と話す演技はチャラい役と渋い役だと全然違う感じになるのでびっくりしました。
桃李くん少しふっくらしてるように見えたのですが役作りだったんかな?
小栗旬さん桃李くん池松さん豪華ベテランキャスト陣はさすがとしか言えませんね!
ナナちゃん英語上手だなぁ〜

1人でも多くの人に鑑賞して貰いたい作品です!
普通の事、普通に出来てることが幸せなんだ!ってコロナ禍で学習しました。
その幸せを取り戻してくれたのは医療従事者はもちろんその関係者、人の優しさ思いやり…忘れない為に。
映画館出ても涙が出ました(笑)

当時医療従事者、現場いた関係者の方々には感謝と尊敬の気持ちでいっぱいです。

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ともち

5.0タイトルなし

2025年6月13日
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ダイヤモンド・プリンセスは当時機能不全の象徴であり、ネガティブキャンペーンの中核にあった。でも、それは、自分可愛さの、感染症を食い止めたいための側の感情でもあったこと、この映画を観るとわかる。DMATが担当していたこと、それは任意の意思であったこともよく分かっていなかった。彼らは素晴らしかった。松坂も小栗も池松も窪塚もみなかっこよかった。

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Emiri

4.0なんでこの人達マスクしてない?

2025年6月13日
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キムチ

4.5未知のウイルスへの対応は《最善》とまでは言えないが《最良》

2025年6月13日
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怖い

ドキドキ

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琥珀糖

5.0忘れられない経験

2025年6月13日
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未知のウイルスに立ち向かう
災害派遣医療チームの話

そういえば、店という店から
マスクが消えて品薄状態があったり
高い値段のマスクが店先に並び
手指消毒のアルコールが不足していたのは
ちょっと前の話。

ワクチン接種も、後遺症に苦しむ人や
打たないという人もいたなぁ

ひとつひとつの選択に
ピリピリして、咳をするのも
はばかられた記憶があります。

そんな未知のウイルスに
立ち向かった、医療チーム
メディアからの批判や
周りからの差別に苦しみながら

3.11から学んだ経験で
何を1番優先すべきか
勇気を持って行動したDMAT
演出もあったとは思いますが

臨機応変に感染者に
真摯に向き合う姿勢は
素晴らしかった。

是非映画館でみてください。

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おかちゃん

4.0たった5年前のこと。。。

2025年6月13日
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 その当時は横浜に寄港した豪華客船で集団感染が発生して数千人が隔離されている、ということくらい認識でした。どこか別の国で起こっているぐらいに感じてました。この作品を観て、そこで、その中で何が起こっていたか初めて知る事ばかりでした。
 映画冒頭、羽鳥をフォローしながら船内から船外にカメラが出て船全体にワンカットで繋がるシーンで一気に世界に引き込まれました。またそのシーンでゲートが開き羽鳥がマスクを外して深呼吸するところにすごい共感できました。コロナ禍はマスクでの息苦しさ以外に仕事や生活でも
息苦しさを感じていましたから。
 結城と仙道の信頼しているからこそお互いにエールを送るような意見の戦わせや、立松との信頼を築いていく様子、状況が変わる中で乗客の隔離を受入した藤田病院の宮田の驚愕した様と真田と缶コーヒーを交わすシーンは良かった。
 一方でテレビ局が視聴率目線の人道的で無い描かれ方してたところに違和感が有りました。こうした災害時に報道がどう報じたか報道側視点の作品があっても良いのかなとも感じました。
 日本では初のALEXA65を使用されたとの事でそのせいなのか映像に深みがあったような。メインのレンズは何mmを使われたのでしょうか。派手なカメラワークや編集は無く、観てて疲れる事なくお芝居と展開に集中する事ができたと思います。

しかし、今、新たなパンデミックが発生したら過去の経験や教訓は生かされるのでしょうか。社会も自分自身も。

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いとかち

3.0心を打つものに乏しい、事実に基づくドラマ

2025年6月13日
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万人受けしそうな俳優陣、ストーリーと予想しつつ、封切初日に鑑賞。

関根光才監督作品、2020年2月に新型コロナウイルスの集団感染が発生した大型客船ダイアモンド・プリンセス号において、未知のウイルスに最前線で挑んだ人々を描いたドラマ。平日とはいえ劇場の入りは上々。

自らも経験した未曾有のウイルス感染。その序章ともいえる大型客船という閉鎖空間における感染拡大。

これに対処する人たちを、小栗旬、松坂桃李、池松壮亮、窪塚洋介らのキャストで描いた作品。

事実を元にしたという点で、福島原発の事故をもとに制作された映画「Fukushima 50」、Netflix配信ドラマ「THE DAYS」などと似た構成。

愚かな興味本意のメディア報道、その裏側で実際に起きていた現実を描くことで、真実を見極めることの難しさ、大切さを響かせたところはマル。

未知のウィルス感染という経験のない状況に挑む災害派遣医療チーム(DMAT)や奮闘する厚生労働省の担当官の姿、感染した外国人旅客と家族の戸惑い、乗務員の奮闘などを含めを描くも、先に挙げた福島原発事故の再現映画・ドラマと比べると、想定内のストーリーで然程のインパクトはない。

また映し出される場面の多くが、船内と対策本部ということもあり、どうしても地味な展開を余儀なくされ、医療従事者、その家族、濃厚接触者などに対する差別に関しても中途半端な描き方になっている。

俳優陣の中では、窪塚洋介と松坂桃李が好演、小栗旬のくどい演技には若干辟易。池松壮亮の演技は特に印象を残さずといった感じ。

2時間9分と多少長めの尺をしっかり作り込んだ映画だが、題材自体エンタメ性に欠ける側面もあり、深く印象に残ったり、心を打たれたりという感覚に乏しい映画。

予告編以上のものがなく、既定路線、テレビドラマの域を超えなかったというのが正直な感想。

とはいえ、そんなコロナ禍の始まりから5年しか経っていないことには、改めて驚かされた。

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Toru

5.0たった五年前の出来事

2025年6月13日
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邦画には珍しい実際に起こった出来事の、事実に基づいた映画化作品。
実際には映画に描かれたような美談ばかりではなかっただろうが、映画だから美談でいいんだと思う。
日本人はどうも、政府がよくやって世の中がうまくいってます、というのは批判しなければいけないみたいなところがありますが、私は素直に感動することができました。

この映画はDMATの人たちが主役ですが、検疫、厚生労働省、患者、クルー、神奈川県、それぞれの立場でそれぞれの見方があるでしょう。

それでもこの映画を観た人が、これから同じようなことがあった時には、ニュースなどで報道されることだけでなく、現場で自らの命・家族を省みず(誰よりも命と家族を大切にしている)人のために尽くしている人たち、医療関係者の方々、厚生労働省の方々(役人が良い人に描かれるって稀有なこと)がいるということを考えるようになればよいと思います。

脚本がとても良くできていて、小栗旬、松坂桃李、窪塚洋介、池松壮亮、みなそれぞれにグッとくる台詞があった。
偉くなれよ、とか。迷惑なことだから、とか。つらいこと、、、あった、とか。
主役四人以外もみな魅力的(吹越さん含めて)に描かれており、エンタメとしても見応えのあるものになっていたと思う。

もちろん多少の脚色はあり、個人名も変えられているが、これがアメリカ映画だったら、すべて実名で、エンドロールに登場人物の現在とかが紹介されるんだろうな。
「DMATの指揮を取った結城は現在は都内の大学病院で救急医療の指揮を取っている。
船内で指揮を取った仙道は現在もDMATの隊員として災害地最前線で医療に当たっている。
真田は現在、愛知県の藤田医科病院に勤務している。
厚生労働省の立松は現在政務官となった。
バーバラとレナードのブラウン夫妻は無事にテキサスに帰ったが、バーバラは持病の心臓病が悪化してレナードを残して先立った。レナードも1カ月後あとを追うように亡くなった。2人は最後まで日本で受けた親切を忘れることはなかった。
ノアとジャックの兄弟は、ともに医師を志して大学で学んでいる。」
なんてね。こういうの好きなんです。
あ、最後に下船したのは船長だった、ってありましたね。

いい映画でした。
木下グループさん、ありがとう。

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大吉

3.5言うは易し行うは難し

2025年6月13日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

驚く

ドキドキ

集団感染に対して「PCR検査など1日で終わる」という軽はずみとも取れる発言をしたコメンテーターや「1日で船を追い出された」と無責任で一方的な発言を動画にした専門医、そして何より誹謗中傷を「正義」とはき違えて好き勝手な事を書き込んでいるネット民などにより窮地に立たされる現場の医療スタッフや船のクルーたちに焦点を当てた作品。
まさに「言うは易し行うは難し」という言葉がピタリと当てはまる映画でした。

事実を基にしたフィクション映画なので全てを鵜呑みにできないのが残念な点。
マスコミにキチンと取材して、劇中で「面白い」と発言していたレポーターや「面白くなるぞ」と発言していた上司が本当にいればマジで「面白い」事になったのになぁと思ってしまえました。
もしもマスコミが同様の発言を繰り返していたならば、この映画を観てマスコミ批判が殺到するでしょうからね。

そんな事実と嘘をはき違えてしまう様な人を排出しそうな点を含みながらも、人物一人一人が魅力的に描かれており、群像劇として非常に楽しめる一本になっておりました。
映像的にド派手な演出がある訳でもないのに、キャラの魅力に引き込まれて夢中になれてしまいます。
後半では、鼻を啜る音や涙ぐむ声も漏れ聞こえてきました。
それだけ人物に引き込む力があったと感じます。
個人的には滝藤さんにノックアウト。
ほんの少ししか出てこないにも関わらず、彼に泣かされそうになりました。

世間でも世界からも酷評された日本の水際対応ですが、そんな巷の声よりも患者の命を考えて行動していた現場の医師たちにエールを送らなければならなかった事を改めて痛感させられる良作。
観て良かったと思える作品でした。

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かもしだ

4.0それぞれの持ち場。

2025年6月13日
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SAKURAI

5.0マスコミが賛助していないのは納得

2025年6月13日
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泣ける

興奮

知的

ダイヤモンド・プリンセス号の話はつい最近の話。この映画はオリジナルとは言え真実に近いと。映画では明確に中国で発生した未知のウィルスと。そしてマスコミの切り取り報道とそれを面白おかしく報道する姿勢。それが”フロントライン“の現場の足を引っ張っていたことを痛烈に批判。現在も昼の情報番組ではタレントがいい加減なコメント、学者という名前の一方的なコメンテーターが無責任コメント。これを痛烈に批判。そのためか、邦画では必ずテレビ局、新聞社が賛助していますが、この映画には全く関与していません。現場の切迫感とマスコミのいい加減さを見事にコントラストで。見応えのある映画です。

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taju
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