「あの人の扱いだけ気になるけど」フロントライン Scottさんの映画レビュー(感想・評価)
あの人の扱いだけ気になるけど
クリックして本文を読む
脚本うまいなと思うのね。
松坂桃李が登場して、神奈川県の課長とやり取りすると、そこに小栗旬が割って入って、「なんだ厚労省の嫌な職員か?」と思うとメチャクチャしごできの人っていう。
この辺でストーリーに入っていけるの。
そこからもうまいのかも知れないけど、もう、話に引き込まれてるからね。
事実ベースで迫力あるし、後は、見ていくだけ。
現場に近いところでやってる人たちは、みんな人間の善性を出してやってるんだよね。離れたところにいる人たちが、しょうもないことやってしまうという。
「本当にヤバい」ってなったときは、みんな、まとまれるんだなと思った。
マスコミもしょーもないんだけど、桜井ユキが良心に目覚めて、少しだけ変わる感じで描かれてる。
そんななか「俺はぶん殴りてえけどな」と『岩田健太郎許すまじ』ってメッセージが残るんだよね。映画作るにあたって現場の方々に取材してるから、その人たちは岩田健太郎さんを許してないんだろうな。一人だけ悪者で終わるので、気になるというか、可哀想と思いました。
豪華客船に乗り込んだ方々が差別を受けちゃうんだけど、ひどいね。
でも、自分もあのとき、身近に該当する人がいたら、近づかなかったと思う。
未知のウイルスが、本当に恐かった。ごめんなさい。
コメントする
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。