劇場公開日 2025年6月13日

「あの苦しかった時期の色々な日々を思い出した。忘れつつある現在、観る価値があるなと感じた。」フロントライン えがにょんZさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0あの苦しかった時期の色々な日々を思い出した。忘れつつある現在、観る価値があるなと感じた。

2025年7月1日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

難しい

ストーリーはあらすじ紹介の通りなのでネタバレもなにもない。
実話をベースとした話で、この世界的な騒動がまだ数年前の話だったんだよな、でもその数年前なのに、終息に向かったおかげで忘れつつあるのか・・・と自分に色々問いかけたくなりました。

一応ストーリー展開上、感動やお涙頂戴に繋がる話はあるものの、よくあるワンパターンな人間ドラマではなく、そういう人も居ただろな、キツく辛い状況だよなと心に痛みを感じるシーンも多々。当時、まだ詳細が見えずただただ「なんか危険度の高いヤバいウイルス」というマスコミ報道による情報しか知らなかったから、実際船の外ではこんな反応だったよなあと、…なんと言うかね。マスコミの印象操作や情報操作に実際振り回されていたよね、実際に対応していた人たちの事なんて考えていなかったよね皆んな。うん。

そういう何とも言えない後味で終わりました。
でも、駄作という意味ではない。とてもしっかり作られています。

いろいろと考えさせられる結果になりました。
でも。最初に書きましたが。
みなさん、新型コロナウイルスのあの2年半、まだ鮮明に憶えていますか?
徐々に忘れつつある、って人はこの映画を見て、当時を思い出すべき。

そんな映画です。

えがにょんZ
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