「経験の無い感染症の恐ろしさと闘う」フロントライン 倭さんの映画レビュー(感想・評価)
経験の無い感染症の恐ろしさと闘う
船上からマスクを脱いで深呼吸の空気の美味さ!
新型コロナウイルス感染症が蔓延る世界ではいちばんのご馳走かと思う数年間でした。
豪華客船で日本初の新型コロナウイルスの集団感染が発生して誰もが経験の無い世界に導かれて行きました。
未知とのウイルスに対応する経験も無かったDEATが批判を浴びながら治療に専念する姿に心を打たれました。
狭い空間の中でさまざまな患者・ドクター・看護師・クルーズ船のクルースタッフ、更には船外から司令塔となり政府や厚労省のスタッフなど正規な法律では解決出来ない難問を人道的な配慮と共に解決する強固な姿勢もなかなかましたね。
何よりもこのクルーズ船が新型コロナウイルス感染症の国内での蔓延の助長にすぎなかった事、多くの医療関係者がコロナ患者との接触・感染を疑われ差別を受けるなどあの忌まわしい時期を思い出してしまいました。
でも全ての人々が未知とのウイルスと戦いその道標となったのがこのクルーズ船での出来ことだったと思います。
絶望から希望へと関係者に感謝したいと思いました。
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