劇場公開日 2025年2月28日

デュオ 1/2のピアニストのレビュー・感想・評価

全34件中、21~34件目を表示

4.0双子の姉妹は、二階建て電車に乗って国境を越え、カールス・ルーエ音楽院に通っていた

2025年3月2日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

予告編を斜めに見ただけで、十分な予備知識もなく、よくあるピアニストのジストニアの話か、と思っていた。フランスのアルザス地方に暮らす双子の姉妹。才能に恵まれていて、幼いころからピアニストを目指す。親が全面的に協力・支援するが、プロのピアニストまでたどり着くのは平たんな道のりではない。
二人は、ドイツの名門カールス・ルーエ音楽院に入学する。姉クレールはトップのクラスに、とてもシャイで、少しだけ地味な妹のジャンヌは、すぐ下のクラスに。特に、姉は、ソリストとしてオーケストラとの協演を目指すが、本当に大変だったのは、それからだった。
何と言っても、音楽が聴きもの。幼いころ、デュオで挑戦したモーツァルト、音楽院に入学する時のベートーヴェンのソナタ、苦しいレッスンの時、クレールが弾かされたハノン(練習曲)。興味深いことに、苦しい状態で、音の粒がそろっておらず、やっとのことで弾いたけどゲストの指揮者に認められたり、完璧に弾いたと思っても、コピーと言われたり。
一番心に響いたのは、ジャンヌが、誰もいないはずの音楽院のレッスン室で、まるで、問わず語りでもするように、つま弾いたチャイコフスキーの「四季」から「舟歌(6月)」。ジャンヌにとっても、姉のクレールにとっても、自分の足(と手)で、歩みだすきっかけを与えてくれた曲だったのだと思う。
是非、映画館で観て、聴いて下さい。よい映画です。

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詠み人知らず

3.5才能と家族について

2025年3月2日
PCから投稿

実在する双子のピアニスト、ダイアン&オードリー・プレネ姉妹をモデルにした“実話系”作品。
1番でないと価値が無いという方針の父親に、幼少時からピアニストとしての教育を受けた姉妹。
才能を確信した父親は、自分を犠牲にしても姉妹を成功させようと躍起になる。
(日本でも珍しい話じゃないねぇ)
でも、ちゃんと娘たちを愛してる描写があるのには救われた。

双子ゆえに、いつも一緒
いつも一緒にいるせいで、セットで扱われる理不尽
同じ環境下で、お互い切磋琢磨できる反面、もう一人のコピーでしかないのか?
両親に全面的にバックアップされているからこそ、のプレッシャー
世間的に才能を認められた子ども、双子、当事者でなければ感じないような心情が丁寧に描かれていました。

…これは家族関係の物語。

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kinako-cat

3.0【今作は実在したという、ビックリ、一卵性双生児姉妹ピアニスト物語である。】

2025年3月2日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

幸せ

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NOBU

3.5一番じゃなくていい

2025年3月2日
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鑑賞方法:映画館

…からピアノを弾きたい
遺伝性の腱鞘炎を発症してから
ソリストは無理で
双子の妹も同じ
でも
ピアノを弾きたい
気持ちは諦められない
ふたりで弾くことを提案
お互いに補う"協奏曲"として
ステージに立つ
双子だからこその一体感。
息の合った演奏は
素晴らしいです

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しろくろぱんだ

5.0音楽ものの中でも展開読めない

2025年3月2日
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鑑賞方法:映画館

2025年劇場鑑賞66本目。
エンドロール後映像無し。

プロを目指す音楽家ものはよくあって、まぁ色々障害があって映画として成り立つのですが、この映画は音楽家ではないスパルタ親父に音楽の英才教育を受けさせられた双子が音楽学校に入ります。どちらも相当の腕前のピアニストですが、ソリストと呼ばれるオーケストラでピアノを演奏する役割は一人だけなので、当然1人しか選ばれず、最初にそのオーディション資格を得られる選抜クラスに入れるかどうかの振り分けがあって・・・という話。ここだけでもちょっと毛色が違うのですが、ここからさらに大きな展開があって面白かったですね。これがフィクションならちょっとやり過ぎだと思うのですが、実話ベースだっていうんだからびっくりです。さすがに先生とのエピソードは創作だと思うんですけど、だとしたら本人は気悪いですよね。

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ガゾーサ

4.0旋律の絆

2025年3月2日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

幸せ

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レント

3.5双子ならではの困難と神秘

2025年3月2日
スマートフォンから投稿

史実に沿った内容ということもあり
おおよそ公開されているあらすじ通りで特にヒネリもないですが、わかっていても力入るし耳をすまして見入ってしまう飽きの来ない作品でした

双子の間に生じる不協和音
病気で満足に弾けなくなる不協和音
毒親との不協和音

四面楚歌の状況を打開するのは
やっぱり双子ならではの発想だった
先生に「そんな神技を・・」と言われた回答が「双子ですから」ってサラッと。
二人にしかわからない何かあるんでしょうね

最後は私も拍手したくなりました!

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タケミカンパニー

3.0双子ですから

2025年3月1日
Androidアプリから投稿

悲しい

幸せ

No.1ソリストの夢を持ちドイツの名門音楽院に通うフランス人ピアニスト姉妹が、遺伝性の難病。発症する話。

連弾でコンクールに出て銀賞を受賞した帰り道、親父の毒が片鱗を見せるけれど、あれ?なんか明るい感じ!?

と思っていたら、あっという間に大人になって音楽院に通い始め巻き起こっていくストーリー。

クラス訳で辛辣な言葉をかけられた妹だけど、実力は姉と同レベルなんじゃ…アガリ症なんですね。

放題とあらすじ紹介に記されていることで、なんとなくこんな感じかなとは思っていたけれど、実話ベースじゃなかったらにわかには信じがたいまさかの分業っぷりにびっくり。

唐突過ぎてな躁鬱みたいにメンタルの波があったのは面倒くさかったけれど、なかなか面白かった。

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Bacchus

4.0原題はProdigiesなので「神童たち」

2025年3月1日
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鑑賞方法:映画館

日本人の丁寧な脚本のアニメみたいによく出来た話。
なので最初のテロップ「事実に基づいてる」を忘れがち。

なので映画の最後にちゃんとこの神童の双子を
しっかり再度リスペクトするのが最高。

ストーリーの起伏はシナリオの教科書みたいに完璧。
姉妹だけでなく家族の関係性が
ダイナミックに変わっていくのも興味深い。

まあ巨匠のコンダクターなら緻密なゲネするだろ?とか
お父さんの競技なんだよ?!とかツッコミどころは満載だけど
線路とか楽譜とかハンマーとか
人物以外のいろんなものに登場人物の気持ちを乗せてて
お!シャレード久々に見るな!ってなったのでとても満足です。

まあ、毒親ほんとに勘弁だし
自分のことしか考えてない教育者とか
色々考えさせるとこも良いですね。

明日からベルリンなのに何も用意してないけど
ファーストデイに映画に行くのを選んだのバカかもしれない。

それではハバナイスムービー!

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きーろ

5.0タイトルなし

2025年3月1日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

 素晴らしかった。天才はその特異性、唯一性において障害者のように「健常者」「普通の人」とは異なる様態と人生を生きるわけだけど、そして、それは双子という問題においてもかかわるけど、本当にあった話だと知り、驚愕した。父も母も変わっていく姿を描いているのも素晴らしい。双子だけど、異なるパーソナリティやそれぞれの性格や成長の性格を描いているのも良かった。

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えみり

3.5痛みに呼応するピアノ

2025年3月1日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

腱鞘炎の激痛とピアノ内部が同期するような描写はとても迫力があった。
勝ち抜いて来た過去の栄光を捨て去った後に沸々と溢れ出るピアノへの情熱やハンディキャップを背負ったなかで生まれてくる表現力の探求に心奪われた。
双子の少女のピアノへの破れた恋が愛に変わった。

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ギョイサッサー

5.0驚くほど素晴らしい映画!

2025年2月28日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

幸せ

ストーリーだけ読んでピアノに興味がありアニメと勘違いして飛び込みで観たら、実写、フランス映画、実話で最初は驚いたが、内容が素晴らしくてさらに驚いた映画。
フランス映画は暗いイメージを勝手に持っていたが、そんなことはなくてコミカルな要素もあり楽しんで観られてちょっぴり泣けて感動した。
子どもに習い事をさせる親にも習い事をする子どもにも是非見てもらいたい映画。
困難でも諦めない主人公たちや見守る両親、教師
の前向きな姿勢に感心した。
音楽も素晴らしくラストは圧巻。
スカッとした。
久しぶりに非の打ち所がない映画を観た気がする。

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おむすび

3.0惜しい作品

2025年2月28日
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るい

3.0双子

2025年2月27日
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鑑賞方法:映画館

もう少し少女時代観たかったです。

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完
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