ドールハウスのレビュー・感想・評価
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基本的にホラーは観ないのですが
主題歌を担当されているのが、大好きな ずっと真夜中でいいのにさんでしたのでいざ鑑賞!!
結論から言うと怖面白かったです!
あやちゃんは実の母から虐待を受けてた、、
それもあって、少しの間でも愛情を注いでくれた長澤まさみさんに対して愛情があったのかなぁと思うと少し胸が痛いです
(ベッドに入ってきたシーンとかはまさに甘えてたのかなーとか思っちゃいます)
あやちゃんがよくかくれんぼしたがってたのはどういう意図があったのか、、
なんで牛乳が腐ってたんだ、、
など、わからないところもありますがそれも含めて面白いと感じました、、っ!
長澤まさみさんは母と子が離れ離れになる辛さを良くわかっているからあやちゃんを元の場所に戻そうと一生懸命だったのかなぁとかも思いました。
そしてラストシーン、、、す、救われねぇー!
ほんとに息つく暇もなくあっという間に終わりました!
そしてエンドロールでのずとまよさんの 形 という主題歌!!最高でした、、っ!!
怖いけど終わると話として面白かったホラー
映画館初心者かつ映画館でホラーを初めて観ました。
予告で娘が亡くなることは知っていたものの、亡くなり方が身近でホラーとは別で、導入がまず怖い。
人形があの手この手で怖がらせてくるが、ちゃんと怖い。
特に序盤の真衣を佳恵が殴り殺すシーンは感情的に怖い。
全般に怖い中で、田中哲司さんの登場で緩急が付いたのはいい塩梅でした。
真衣の豹変や、牛乳が腐る描写が個人的に解決できなく謎のままだから、また観てみようかな。
ジャパニーズホラーの定番
観客を直接的にビビらせてみたり、嫌な雰囲気を醸してみたり…ザ・ジャパニーズホラーって感じ。
作品として最後まで楽しめたが、詰めはイマイチだった。
【良かった点】
・妻(長澤)が自身の不注意により亡くしてしまった娘の替わりとして人形に没入していく過程が、胸が苦しくなるほどにリアルだった。
・人形に不気味さを感じ始めてから、人形の処分に関わる周囲の人々にもしっかりと実害が生じていて、人形のヤバさ演出が秀逸だった。
・幻想と現実が混在する演出が秀逸だった。
・最後に解決したと思わせてからの突き落とし感が、今までの類似作品よりも衝撃的だった。結果、最大の被害者が実の娘だった、という後味の悪さが絶妙。
【気になる点】
・人形を手にしたその日から急に明るくなった妻を見た夫(瀬戸)が「良かった良かった」って無頓着に受け入れすぎて気持ち悪い。普通は心配になるだろ。
・供養の最終局面にもかかわらず、素人の夫婦二人で遂行する段取りの悪さ。霊媒師、何しに来たの?的な無能感。
・島から脱出するタイムリミット30分!て段階から棺桶を掘り起こし始める無謀感。
・そして、結果数分で棺桶を掘り起こせた(めちゃめちゃ浅い穴に埋まっていた)ご都合主義感。
ちょいちょい詰めの甘さが見られたが、トータルとしては面白かったかな。
途中で?な展開
前半はホラー、後半は冒険もの。
終盤のエンディングぽい演出があり、これで終わりなら星1つけてやろうと思ったけど、しっかりミスリード。
実は最後までホラー展開で非常に面白かった。
近年のB級Jホラーとは一線を画す、実力派監督、実力派俳優陣、ちゃんとした予算でのホラー映画として面白い。予告編の長澤まさみの笑顔が一番怖い!
古い人形を巡る怪奇怪奇譚という、超オーソドックスな内容を、Jホラーとは門外漢のベテラン監督が、従来のJホラー作品に影響されずに、一からオリジナルとして作った作品。
しっかりとした実力派監督、実力派俳優陣によって、ある程度の予算がかけられている作品で本当に良かった。
最近の「安い早いコスパがいい」低予算B級Jホラー、場数を経験するための?新人やアイドルグループメンバーの主演、余りにも予算が掛かっていないロケ撮影に、飽き飽きしていた「女優霊」「リング」「ビデオ版呪怨」以降のJホラーファンとして、久々に溜飲の下がる思いです。
予告編にもあった長澤まさみの笑顔(おかえり~)が怖い。
さらにそのカットに続く、座ってる人形に驚く瀬戸康史の場面の撮り方も実にうまかったので、長らく期待していた作品でした。
実際に鑑賞した後も、結局、この2カットが一番良かった。
人形と思って殴ったら娘?とか、普通の映画なら調べても何もないとなるところ、CTスキャンしたら骨があるとか、よく考えたら超おどろおどろしい人形製作の工程とか、単なるジャンプスケアではなく、また必要以上に汚なく観にくくなりすぎない、演出、話による怖いシーンがメインなのもよかったです。
前述の俳優陣では長澤まさみの傑出した上手さ、主役二人の良さに加え、田中哲司によるいかにもそれっぽい雰囲気が一切なく、仕事でやってるリアル感と一番大事なところで抜けてるところが面白い。
こちらも普通に仕事でやってる感じがいい安田顕らが脇をしっかり支えてます。
唯一、終盤にかけて島に行くあたりから「リング」に似た雰囲気になるのが残念でした。
怖かった
5歳の娘・芽衣を事故で亡くした鈴木佳恵と夫・忠彦は悲しみの日々を過ごしていた。特に佳恵は自責のため精神的におかしくなり家事も出来ず薬を欠かせない状態だった。そんなある日、青空骨董市で芽衣に似たかわいらしい人形を見つけて購入し、我が子のように愛情を注いでいくうちに、佳恵は元気を取り戻していった。そんな時、佳恵は再び妊娠し、新たな娘・真衣が生まれた。新しい娘の誕生により、2人は人形に見向きもしなくなった。やがて、5歳に成長した真衣が押入れの奥に納めていた人形を見つけ、人形をあやちゃんと呼び遊びはじめると、一家に奇妙な出来事が次々と起こるようになった。人形を手放そうし、捨ててもなぜか家に戻ってきた。専門家に相談し、人形の供養をしようとしたが、実はその人形には驚きの秘密があり・・・さてどうなる、という話。
まず、ドラム式洗濯機での窒息事故は実際に何件も起きていて、機密性が高いから、中に入ったら容易に出れないし、声も外へ聴こえなかったのだろう。本当に注意しないといけないと思った。
運転してなくてもロックがかけれるチャイルドロックの付いたものや中から蓋が開けれる機能の付いた洗濯機も有るらしい。未就学生の居る家では洗濯機の機種選びもそういった機能のついたものを選ぶ必要があるんだな、と思った。
あの人形だけど、ほんと怖かった。
人の骨に粘土を付けて作るなんて怖すぎる。動物の剥製みたいにして作った人形って事だよね?実際に動くわけないが、貞子みたいな怖さが有った。
佳恵役の長澤まさみ、忠彦役の瀬戸康史は素晴らしい演技を見せてくれた。
呪禁師役の田中哲司、警官役の安田顕も怖さの演出に貢献してた。
今野浩喜はお笑い役だね。他の人形が見えるように焼かれてたのに、あの人形だけ包まれてたのは違和感が有ったし。
怖かったけど面白かった。
前半こそ予想通りのホラー展開でしたが
軽薄で中身の無いYouTuberや、人形を転売しようとして事故死する僧侶等、突然の現代的要素の取り込みに不安を覚え、霊媒師の登場や警察に人形を押収されるくだりには冷や汗すら感じましたが(笑)、後半には「決してハッピーエンドには終わらせない」という矢口監督の意気込みを感じ、ラストシーンでニンマリ笑わせてもらいました♪面白かったです!
物語のきっかけとなる長澤まさみが愛娘を洗濯機で発見した時の半目絶叫には「女優魂」を感じました♪
トラウマレベル
マジ怖かった。ラストの意味を考えると余計に気味悪い。音も映像もトラウマレベル。背筋が凍る感覚。家帰って怖くて電気消せないし洗濯機も開けられなかった。ところで、安田顕さんと今野さんはどーなった?
Japanese Horror
【今現在巷では"怪談話し"が密かなブームのようです】…ある統計によると約半数の人が何らかの不思議な体験や奇怪な体験をしているらしい…だからか少なく無い数の人達は霊を信じているらしい…。。
なかなか面白かったです。観ていて初期のジャパニーズホラー"リング"を思い起こした。あれも男女2人が主人公だ。そして"リング"は井戸、此方は大きな甕棺(かめかん)だ。その中に落ちる(リングは降りる)描写も同じ。ラストのオチの感じも似ている。
ジャンプスケア(音は無いが映像はあります)は殆ど無いのでそれらが苦手な方にも観れる作品となっている。海外の目にも耐えうる映画であると思う。しかし海外はジャンプスケアが好きなので無理か〜… でも血も飛ばないし死体も映らないのである意味、ソフトホラーでいいんだけどなぁ。。 日本特有の怨念とか、色々と想像させる描写が上手いので…。同じドールホラーでも"ミーガン"よりも全然こちらの方が怖かったしそれは私が日本人だからか⁉︎
【追記】2025.6.16
映画.comニュースを観たら既に20ヵ国以上で上映が決まっているようですね。大変良かったです。面白いしスラッシャーホラーとかでは無いので何処でも上映出来るでしょう。あるレビュアーさんが書いていたんですが「ホラー」と紹介しないで(間口が狭まるので)との配給会社のコメントは…なんだかなぁ…と言う感じです。。 この国は何処まで気を使うお国なのでしょうか⁈ まぁ「ミステリー」との紹介で沢山騙された人が来れば"正解"となるのでしょうが…。。 そう言えば、私が観た回も小学生ぽい子が親と来ていたし。
こわかったぁ
今年もホラーがやってきました!
そんなに怖くないだろうと思いましたがめちゃ怖かった
話の展開もいままでと違う感じで考えさせられました。村、島シリーズは悲しい過去からの怨霊だったので後味が悪いんですが、
今回のも虐待を受けてて可哀想なんですが、お母さん取り替えっこというし新しい話の結末でびっくりしました。
てっきり、まいちゃんが乗っ取られるかと思ったら存在自体を忘れられちゃうなんて…
あと解決しようとする方法が間違ってたのめた新しかった!そうだよね、お母さんと一緒に埋めるのが供養だと思うよね……
写真にとられたあやちゃんの顔がもうトラウマ
ドールハウス
子供の絵が生々しいと気持ち悪い
父の不在
フツーに退屈せずに楽しめるけど、誰の代表作にもならない感じの平均点。
こういう終わりだろうな〜と先読み出来てしまったし。そこで作り手の負け。
この監督の本領はYouTubeオカルトレンジャーのパートで発揮されてる気が。
結局騒ぐだけ騒いで何も見つけられず島をあとにするレンジャーたち。
結局なにも解決せずに終わる本編。
父が魂を込めて作ったのだから、解決策のベクトルは父だと思うのだけど。
そして瀬戸くん演じる父親も色々と活躍しているようで、結局何にも寄与しない。
もう少し笑いに振り切ってくれても良かった気が。
振り切ってくれたら、笑い=狂気という色味も濃くなって、
もっと作品に深みが出た気も…。
誰かと一緒に見て、わいわい語らい合うのにはピッタリなので
(それだけ微笑ましいツッコミどころが満載)
一人で見るのはもったいないと思いました。
和ホラーのお約束てんこ盛りの作品
登場人物の軽率な行動でどんどんと深みにハマってしまうタイプの和ホラーの王道作品です。
幼児期の子どもが集まる中、子どもたちだけにして1人買い物に行く軽率さから悲劇は始まり、
・思いっきり曰く付きのものだと(普通であれば)分かる呪物人形を手に入れる(精神が疲弊していたとは言え…)
・ずっと大事にしていた人形を、本当の子どもが生まれて用済みだと言わんばかりに押し入れに放置
・自分が大切にしていたのも忘れて人形を邪険に扱う。この手のホラーをちょっと掻い摘んでいたらタブーだと分かる行動までする
・ヤバい人形だと薄々気付いているはずなのに、その人形と会話している娘の言っている事を信じない
・元の場所に返されるのを全力で拒否する人形に気が付かず強行突破する(本当に帰りたがっているならこんなに拒絶しないよな…と、観てる間ずっと不思議だった)
・自分が負傷したからとはいえ、ド素人の夫婦に丸投げする呪術師(代わりの人とかいないのか…?)
などなど、最初から最後まで(ああ…こんな事したら人形が怒るぞ…)という行動を真面目な顔でやり続ける登場人物達の姿は、和ホラーの定番ではありますが、ある意味ギャグとしか言いようがない有様でした。
作品としてのクオリティは演出含め結構高いですが、ホラー好きが見たら「やっぱりね」の連続で新鮮味がなく、ラストのオチ含めて驚くポイントが何一つない作品です。
伏線の張り方や演出に関しては王道で上手くまとめられていて、和ホラーを作ってみたい人は一度見た方が良い、教科書みたいな作品でもあると思います。
ただ、分かっていたとは言え最後の真衣ちゃんの親を呼ぶ虚しい声には心を痛めました。
あの子はもう、あの夫婦には認知されないのだろうな、と…。
普段あんまりホラーとか見ない人間です
オカルトとかそういうの信じない人間なので。
ただ時間潰しに長澤まさみさんを見るためって感じでした。
つまらなくはないけど、グッと来るものも無かったかな。
怖いって感じではないというか、そんなわけって思って見てしまいました。
一番驚いたのは生きている娘が洗濯機から飛び出してきた所でした。
今野その行動に愛はあるんか?
最後は感動的に終わるかと思いきや…ってパターンでしたけど、う〜んと思ってしまいました。
呪いでないリング感? アヤ=貞子(笑)
長澤まさみちゃんの ママ役が 最初から ドン臭くて イライラしちゃって。。子供の親として 何もかも身勝手すぎる行動。。その挙げ句に 大事件勃発。やること全てに。旦那さん役の 瀬戸康史くんも 家庭 メチャクチャに 成りつつも 常に マイペースで 対策に 関して スピード感ゼロ。慌てる素振りもなし。まさみちゃん 子供1人 亡くなって その時の反省もなく。 次に生まれた女の子にも 同じような事が 起きようとしても 娘の 言うことを 嘘だと信じず 悪者にしたてて 解決策を放棄しちゃって。どんどん沼に ハマって行って。。まぁ これが 監督さんの 狙い 作戦なんでしょうね。観客を どんどん イライラヒートアップさせて行って。。夫婦の ダメ感 家庭崩壊の ステップアップ。。映画 リング初期の あらすじにも スゴく似てるような場面も。可愛いかった あやちゃん人形が。。ついに 本性丸出し。やっと 本来のホラー感 MAXに。クライマックス~ エンディングにかけて ホラーで どうしてもやって欲しい 次々の 不気味さと 気持ち悪さの 怒涛の 割増展開。やってくれました。。最終ラストになって やっと この話の 意味が 繋がりましたね。親子の 悲しい出来事。。かと思いきや。 しかし。。何故 墓から あやちゃん人形が なくなったのか。そりゃ そーだよね。いくら 親子関係でも。。そして あやちゃんの 怒りは この夫婦が 要らん事した おせっかいで 更なるヒートアップ。もぉ誰にも 止められませんね(笑) この先も。。意外な 展開に スゴく面白かったです。エンドロール最後に 何かが。。って 期待しましたが 普通に 終わりました(笑) なんか 次回作も ありそうですね。。
期待度○鑑賞後の満足度○ 演出は巧いけどサスペンスを盛り上げるのに忙しくて結局人形は何をしたかったのか最後まで分からないモヤモヤ感…
①矢口史靖はやっぱり巧い。サスペンスの盛り上げ方、引っ張り具合が達者。最近ダラダラした演出の映画が多い中で流石に緩急の付け方も上手い。久しぶりにドキドキさせてもらった。
ただ、それは「お化け屋敷」に入った時のドキドキ感と同じで、終わってみたら“なあ~んだ”とすぐ忘れてしまう程度の恐さ。
②ホラー映画というよりサスペンス映画だと思うが(結局謎解きされていないのでミステリー映画ではない)、後半は田中哲司演じる「お祓い屋さん」の登場で何となくツッコミを入れたくなるコメディ的要素が差し挟むまれてくる。田中哲司の演技にもほぼポーカーフェイスであるのに何とはない可笑し味が漂う。仰々しい装置を持っている割には何の説明もないし、刑事を襲う怪異も予想しているみたいなのにほっとくし、結局お祓いに失敗した挙げ句、怪我して一番大事なときに居なくなるし。その後も、ずっと仄めかしている様に恐ろしい相手であるのなら、素人に任せておいて良いのかい?謎のパーツが揃ってから謎解きすべきじゃ?とか、色々と雑念が湧いてきて段々恐くなくなってしまった。
キャッチコピー「だれにもわたさない」は誰の言葉だったのか?
愛されなかった娘の骨が眠るお人形が自分を必要としてくれる家庭に迎えられたが、子供が生まれたことからその立場が脅かされる事態になり、独占欲とともに暴走していくーそんなことを予告を見た時点では想像していました。
そしてその事態にどのように鈴木家が向かい合うのか?そんな筋書きだと勝手に想像してたので、お人形の出で立ちをおったり、オカルト展開が強くなりすぎて、中盤〜終盤にかけてはすこし展開を追う気持ちの熱が冷めてしまいました。
霊媒師といっしょに夫婦ふたりしてお人形の帰るべき場所(お墓)に向かうぞ!となったシーンでも「(父方の母に預けてるのかもだけど)大変なことにまきこまれてる娘を長時間おいてけぼりにするの?」とも……
多くを突っ込んではいけないのがホラー映画を楽しむためのセオリーかもしれませんが、違和感を感じてしまった以上、純粋に楽しむことは私には難しかったです。
こどもを綿棒で叩く悪夢が1番怖かったかも。
しかしながら長澤まさみは本当〜に綺麗でした。
時間の経過に伴いヘアスタイルが変化しましたがどれも素敵。
テーマソングも良かったです。
映画版「変な家」を観終わった時の気持ちに少し似ています。
なので、そちらが好きな方にはとても良い作品なのかも?
最近でのホラーストーリー
長澤さん主演の人形ホラー映画。
……今日のホラー映画作品の人気復活が起こっている中で、ストーリーがしっかりしていて
怖くは無かったがおもしろかった。
個人的には映画…来る…の作品意向久々に楽しめた。
……
この作品は人形に魂が宿るのではなく、亡骸に成仏出来ない魂が付き、最終ではどうだろうか、完全に親が操られるのか、それとも亡くなった子が改めて人形に付いたのか?
これは観賞する人の感覚で完結するのだろうが、考えさせられるのは、
悪い霊なら兎も角、良いものが人形についたら果たしてそれは怖いのか怖くないのか、まして自分の子がとしたら?
そんなことを考える作品でした。
ドラマ作品などではよく結果を感性に任せる作品はあるが、そう考えると、ホラー映画では取ってつけたようなエンディングは良く見るもののこの作品みたいな流れはあまり見ない。
ちょっと異色な作品でした。
ホラーを見慣れて無い方には良いかも
冒頭の子供行方不明〜長澤まさみの絶叫までの掴みは完璧だった。ただこれは、予告の段階で展開が把握出来てたので、それさえなければ作品中もっとも恐ろしいシーンになってたのではないかと思う。
それ以降は平凡。ホラー映画の怖らがせるツボは押さえてはいるものの、他作品で見たことある物が殆どで、ホラー映画をそれなりに観てる方なら次に何が来るか大体分かってしまう。ドールハウス内でも似たようなシーン多いなと感じて物語が進むにつれて恐怖も段々と薄れてしまった…。
日本人形の醸し出す「これヤバい…」の雰囲気は流石で、これは海外に劣らない和製ホラーならではだなと関心しました。が…そのポテンシャルを最大限に引き出すことには失敗。
最後にこれは言いたい。ラストに「あの人形は母親を恨んでいた…あの島に連れて行ってはいけなかった」とのセリフがありますが、島に向かう前に母親が娘と無理心中図って娘だけ死んでることが判明してるのだから、娘が母親恨んでることくらい容易推測出来るんじゃない?それなのに、人形(子供)は母親の元に帰りたがってるって…
結論、個人的には全然怖く無かった凡作
ドキッとさせられて楽しかったけど、終盤彷徨い行き着いた方向が在り来たりかな
髪が伸びる呪いの日本人形・・・(=゚ω゚)ノ (@_@;) きゃぁぁ~
この古典的ホラ-の話をモチ-フに
リング中田監督 ⇒ ウォーターボーイズ矢口監督に伝承なのかと思わせる映画
今日は「ドールハウス」を早速見たんだわさ。
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脚本も監督も 矢口史靖監督。中々ガンバったねぇ。
そして
鈴木佳恵(母):長澤まさみさん
鈴木忠彦(父):瀬戸康史さん
鈴木芽依(長女 死別):本田都々花さん
鈴木真衣(次女):池村碧彩さん
鈴木敏子(姑):風吹ジュンさん
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(大体の話の流れ)
長女が生まれた夫婦家族。ある日、長女5歳時 近所の子供達と家中でかくれんぼ。しかし長女はドラム式洗濯機に隠れて窒息死で見つかる。
傷ついた夫婦は家を離れて引っ越し。連日気落ちする妻。
ある時 古い日本人形が売られていたのを買って持って帰る。
そして亡き長女の思いを人形に求め心を癒した。少し精神が戻る妻。
やがて 夫との間に次女が生まれる。
最初は人形が次女の傍に置かれていたが、徐々に不穏な怪奇な事が起こって行く~。やがてこの人形が何かオカシイと気づく夫婦。
人形処分をしようとするのだが・・・・
そこから始まる 奇怪な現象(呪い)が夫婦家族を襲う!!
果たして 人形供養は無事出来るのか~
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良くある人形の呪いの話なんですが、
分かっちゃいるのだけど ドキドキさせられて
久し振りに緊張して観ましたわ。
終盤辺り 何となく攻め方が よく似た演出の繰り返しとなってしまっていて
そこが惜しい所でしょうかネ。
長女のあの世からの再出現辺りで 上手くまとめて終われば
ちょっと ぴえん~(*´ω`*) な感情芽生えた想いで終えれたのに・・・
最後の最後が彷徨い捻り過ぎてしまい、 結果残念な方向にいってしまったと思います。惜しい惜しい。
効果音は良い感じで入ってたと思います。
中田リングを彷彿させる部分も感じたりで 驚きレベルはそこそこ在ったでしょうかね。
気になる方は
劇場へ!!
「恐怖」よりも「悲哀」に重点を置いてもらいたかった
「人形ホラー」としてのストーリー展開にさほどの新鮮味はないのだが、本作の主役とも言える「アヤちゃん」の造形は秀逸で、無表情なのに豊かな感情が感じられる顔立ちには、不気味さと可愛さが共存していて、何とも言えない魅力がある。
それだけに、終盤、彼女の顔が「チャイルド・プレイ」のチャッキーのような形相に変わってしまうのは残念で、怖さを演出しようとして、かえって逆効果になってしまったように思えてならない。
むしろ、彼女の場合は、母親からの愛情を失い、邪険に扱われたことに同情できるだけに、単なる恐怖の対象としてではなく、「トイ・ストーリー」の玩具たちのように、悲哀を感じることのできるキャラクターとして描いた方が、物語に深みが生まれたように思えるのである。
さらに、彼女が凶暴さを増すラストにかけては、せっかく母親と埋葬してもらえるのに、どうして、そんなに抵抗しようとするのかが腑に落ちなかったのだが、最後の最後に、その理由が明らかになって、そういうことかと、ようやく納得することができた。
その一方で、もしかしたら、亡くなった長女が両親を助けてくれたのかと、少し感動しかけていたのだが、そうした、「親子の情が悪霊に打ち勝った」みたいな話ではないと分かって、少しがっかりしてしまった。
考えてみれば、「アヤちゃん」は、祖母にしても、僧侶にしても、警察官にしても、呪禁師にしても、痛い目には合わせるものの、誰の命も奪っておらず、それほど凶悪なモンスターだとは思えない。
最後のオチからも、彼女は、「母親の愛情が欲しかっただけ」だったということが分かるので、ここは、やはり「恐怖」ではなく、「悲哀」が感じられるようなラストにした方が、より深い余韻が残ったように思われるのである。
全153件中、121~140件目を表示










