ドールハウスのレビュー・感想・評価
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人形ホラーあるある 生き人形マリア
安定の矢口ブランド。監督の作品のクオリティーは折り紙付きで観客はお金払って劇場鑑賞することに躊躇しないほどその信頼性は高い。
個人的には「ロボジー」と「ウッジョブ」が大のお気に入り。前作の「ダンスウイズミー」は途中から失速して残念な展開だったけどやはり普通に楽しめた。
本作はいわゆる人形ホラーというある意味やりつくされた分野に手を出してしまったので、どうしても見る側のハードルも上がってしまうため幾分心配しての鑑賞。
やはり不安は的中。さすがの矢口監督だけに観客を充分楽しませる術を心得ていて普通に鑑賞には耐えられるし非常に丁寧に作られた作品であることが随所から伝わってくる。
普段映画を見ない観客にしたら十分楽しめたんじゃないかな。でも逆にそんな矢口作品だけにシネフィルが見るには当然ハードルは上がる。
ありきたりな人形ホラーあるある以上のサプライズが要求されるのは仕方ない。結末の二段落ちなど頑張ってはいる。しかしやはり観客の予想の一段上、二段上をいくほどのものはない。
本作は良く言えば丁寧に作られた定番の人形ホラー、悪く言えば観客の予想範囲内におさまるホラーである。
作品のクオリティーが高いのが当たり前という矢口作品だけにやはり観客を驚かせるだけのものがなかったのが実に残念。
監督の能力の高さが観客の期待をいやおうなく上げてしまっているジレンマは致し方無い。同日鑑賞した「リライト」のような作品が世に出されてるだけにベテラン監督にはつらいところではある。
ちなみに人生で一番怖かったのはサスペリアパート2の気色悪い人形のシーン。気になっているのはフィリピン映画の「生き人形マリア」。
“アナベル人形”に並び立つ“日本人形“ホラー
「死霊館シリーズ」のように続編を希望します。
長澤まさみと瀬戸康史の夫妻が、軸になって人形に限らなくても、
津々浦々の怖い話に首を突っ込んで、それこそ【死ぬ思いで】解決していく。
(ウォーレン夫妻みたいに・・・)
、と思うほど
矢口史泰監督とホラー❓
意外性アリですが、
面白かったです。
長澤まさみが脚本に惚れて出演を決めたのも大正解ですね。
【ストーリー】
5歳の娘・芽衣を不慮の事故では「亡くした主婦の佳恵(長澤まさみ)。
芽衣は佳恵がお友達のおやつを買いに行ってる間に行方不明になります。
“かくれんぼ“をしていて、見つからなくなった。
しかし夜、意外な場所から、見つかる。
そして1年後、失意で薬を手放せない佳恵は、町内の骨董市で
大きな5歳児位の日本人形を買います。
するとメキメキ体調が回復。
その人形を芽衣の分身のように可愛がります。
しかし佳恵は妊娠して、人形の事を邪険に扱いクローゼットの奥にしまって
5年が経ちます。
しかし次女が5歳になった時、人形をクローゼットから
出してきたから、さあ大変‼️
どうなる❓❓
って話だけど、結構もつれにもつれる。
私ごとですが、我が家は神道なので、神主さんにお会いする機会は
時々あります。
田中哲司さんの神主の装束がめちゃ似合ってて、ツボでした。
ユーモラスで笑っちゃいました。
(監督がチョコチョコ笑かすのです)
名人人形師の「礼人形」製作秘話も泣かせるし、ラストは
オイオイ、それからどうなる!?
なのでヒットしたら、続編有り、でしょうね。
貞子と同じ匂いが…
人形ホラー
公開が13日の金曜日
【”生き人形。”どーせ、矢口史NOBU監督作品だからホラーコメディだろうと舐めて観に言ったら、ナント日本伝統を取り入れた正統的ジャパニーズホラーでした。怖かったよー。暫く、綺麗な黒髪には触れません。】
・どーも。
霊感が強いので、イロイロと感じてしまうNOBUですが、それ故に、ホラー映画チキンでございます。エッヘン!。
・以前、尊敬しているレビュアーさんの”ホラー映画耐久月間”という言葉に、ビックリした事もありました。
・けれども、数々の研鑽のお陰で(オナス)、多少のジャンプスケアには慣れて来ましたが、今作の様なじわじわ系ジャパニーズホラーは、ヤッパリ怖いですね。
■で、学んだ事。
1.人形は由緒の分からないモノを買ってはイケナイ事。
2.京都には宝鏡寺という人形寺と呼ばれる沢山人形が並んでいる寺があるのだが、そこでは”人形供養”も行っているので、何かがある人形はキチンと供養しなければ、いけない事。
3.”呪詛返し”は有名だけれども、まさか、アー来るとはねえ。怖かったよう。
・個人的には、市松人形が怖い。今作でも語られるけれども、昔の人形は女性の髪を使っているから、伸びるモノもあるんだよね。ホントだよ。でも、爪が伸びるのは嫌だなあ。
あとね、今作が怖くなかったという人にお勧めの漫画があるから、チョイ書くね。
二作とも梅図かずおの漫画なんだけれども、
1.「人形少女」かなーり、怖いよ。
2.「赤んぼ少女」トラウマ級の怖さ。今でも、たまーに、夢に出る。
何で、この二作を書いたかというと、オリジナル脚本で勝負する矢口史靖監督が、今作品の脚本を書く際に、参考にしたのではないかな、と思ったからである。じゃーね。
末恐ろしい話です13日の金曜日より上映開始
予告編だけで人々を怖がらせていた作品の凄さ!
劇場で予告編が流れる度、予告映像を始めて観る人たちを驚かせていた人形。
ホラー映画として大変楽しめる一本になっておりました。
予告を観ている限りでは虚仮威しをメインにしたジャンプスケア映画だと思ってましたが大間違い。
気味の悪い演出も上々でした。
特に「かくれんぼ」での気味悪さは絶品。
薄暗い照明も相まってかなり気持ち悪いシーンとなっておりました。
勿論、長澤まさみさんの演技も大いに本作の助けになっておりました。
怯える演技や泣き崩れる演技は勿論、大きく口を開いて悲鳴を上げる演技に背筋が凍り付きました。
あれだけ巧く叫べる女優など日本で見た記憶がありません。
そんな彼女の演技が観客を震え上がらせる事に一役も二役もかっていた事は誰の目にも明らかでした。
「リング」といったJホラーでお馴染みとなっている「謎に迫るパート」などに多少の中弛みを感じる点もありましたが、冗長に感じる事はありません。
それよりも2作目まで作れるんじゃないかという物語の展開に驚かされました。
監督の本気度を感じましたよ。
本作以上に魅力的な続編を作るのはハードルが高いでしょうが期待せずにはいられない作品でした。
監督 腕落ちたな。
洗濯機を覘いた瞬間世界は狂った
よく観たら矢口監督節でもある。
矢口史靖監督最新作。
矢口さん久しぶりである。
しかも瀬戸康史さん主演である。
(観たい新作ばかり公開ラッシュで、まだ『リロ&スティッチ』実写も観ていないが、
矢口監督&瀬戸康史さんを選びました。)
長澤まさみさんは、怖くて、精神が壊れていて回復しても安心できなくて、
怖かった。
矢口史靖監督作品は全作特に不満はなく、そつなくコメディ映画を撮れる監督だと思い信頼もしている。
矢口監督の『ウォーターボーイズ』はDVDを購入して毎日観ていた。
等身大の青春コメディ、悪意や悪気のない安心できるコメディを特徴とした監督だと思っていた。 ら、
今回はオカルト映画。
でも、いつもの矢口節で、ハートウォームで爽やかで、 って安心していたら、
ひっくり返されました。
実は昨夜眠れなくて睡眠時間3時間位、朝ワンコの散歩1時30分の後、初日初回映画館に駆けつけました。
寝ちゃうかな?と不安でしたが、これが全く眠らず。
寝グセがついていてもセットが崩れても爽やかで素敵な瀬戸康史さんを観て
(ずっとイケメンかよ!)
と呆れ感心していて、
矢口節といえば矢口映画らしいヘンな人(今野浩喜さんや安田顕さん)も登場してクセがあって
飽きなかった。
これは素晴らしいJホラー😃
まず一言。良いね👍
ジャンルとしてはゴリゴリのホラーよりも
ホラー&サスペンスといった感じでしたがよかった
予告で面白そうだとは思っていたが心配もあった
最近のJホラーにありがちな
万能兵器【愛の力】で全て解決系なんじゃないかと
だが心配いらなかった
私なんかの予想をはるかに上回っていた😃
まずお話が丁寧
娘を亡くして精神的に病んだ母親が人形との出会いで立ち直るも再び子宝に恵まれたため人形を蔑ろに…よくある展開であるが家族それぞれの思いが非常に丁寧に描かれているため展開に無理がない
また専門家がやりすぎない程度で非常に好印象。よく『え!ギャグなの?』みたいな専門家が出てくると雰囲気壊れるんですよね笑
そして何より子供の表情が素晴らしい😃
最後にいろいろ揺さぶってくれるのも楽しかった
恐怖度もビックリ箱系で後に引かない怖さなので比較的幅広くオススメできるホラー映画ではなかろうか
視聴中は和製チャッキー爆誕!!というタイトルにしようかと思ったけど他所様と比べてはいけない。それくらいに大満足な映画でした😃
独特で奇妙な新感覚ホラーでした
矢口監督といえばコメディですが、笑いの見せ方ではないです。でも矢口監督作品だなぁと感想を抱くと思います。ホラーということは崩してはいないんですが、…なんか個性的。
どうなるのか、わかるようでわからないおもしろさ。
端的にいえば「なんだかおもしろいホラー」。ということで新感覚って感じです。1人で見ましたが、友達と観ればよかった。この感覚をおしゃべりしたい。
ホラーって、なんか痛かったり気持ち悪かったりするじゃないですか。
もちろん痛そうなシーンとかもあるんですけど、なんていうか、最近よくあるホラーとはちょっとちがうんですよね。湿っぽさみたいなものはそんなに感じなくて。
たぶん一番近い感覚は、「世にも奇妙な物語」でしょうか。
ヘンテコなんですよね、怖さはあるんですけど後味がヘンテコ。
観たことある定石のホラー演出もあるんですけど、同じ題材で他の人が撮ったら全然よくある感じになりそうなのに、そうじゃない。
普通のお化け屋敷かと思ったらそうではなくて、おもしろかった!って友達と笑い合ってしまいそう。
なんじゃそら、みたいなシーンもあるんですけど思ったよりしっかりした感じの材料を示してくるし。伏線回収とかもなるほどな、なんて思ったりするし。
怖がりたいという人より、変わったものが観てみたい人向けかも!
矢口監督のホラー、他にも観てみたいと思いました!
おもしろい監督だなぁ、って思います。
お人形さんってやっぱ怖い
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