ドールハウスのレビュー・感想・評価
全229件中、41~60件目を表示
極上のホラー映画!
恐怖と考察しながら見るホラー映画
自分自身ホラー映画は得意ではなく
予告編やネットで調べ、心の準備をして見に行きました笑
結果だけ言うと、終わり方はハッピーエンドで終わるはずがあれはきっと夫婦が洗脳されて終わったバッドエンドな感じなのかなと思いました。
人形に入れられた遺骨(娘さん)と島の墓に入れられてたお母さんが一緒になってはいけなかったのにも関わらず真相を知らないまま一緒のお墓に入れしまったことで…と思うと。。。
いい方向に進んでいた時の終わり方は?!何で考えるとちょっと面白いななんて。
ホラー映画苦手な人はお勧めしませんが、考えるのが得意というか面白いって感じる人は是非見に行って欲しいです。
あと、長澤まさみさんの演技が本当に上手過ぎてこれまた怖いです、。
めちゃくちゃ恐いじゃないか
家族連れでも楽しめる、どこか滑稽なホラー映画
矢口史靖監督作品。第45回ポルト国際映画祭でグランプリ(Best Film Award)受賞作品ということで鑑賞。
子どもを事故で亡くし、骨董市で手に入れた日本人形に愛情を注ぎ元気を取り戻す主人公。新たに娘が誕生することで、人形は放っておかれるが、その人形を娘が可愛がるあたりなら、人形に翻弄されるようになる家族を描くミステリーホラー映画。
人形が動くというお定まりの設定、過去からの因縁がそれに絡むという流れで物語は進み、人形供養という方向に展開していく。溺愛の連鎖に気付くかどうかは観るもの次第。
ゾワゾワ、ハッとさせられる場面が織り交ぜてあるが、適度にホラーで、不気味な滑稽さを表情を変えない人形を巧みに使って演出している点が興味深い。
主演の長澤まさみは、最近この手の配役がよくハマるなと感じる。義理の母親役を風吹ジュンが好演。
家族で見られる映画に仕上げている点で、商業映画としてはうまく作っているなと感じた。
軽めの娯楽としてはマル、映画ファンとして刺さるものなしという感じの映画。人形という存在自体が、ホラーであることを再確認。
劇場に飾ってあった人形に「さわらないでください⚠️噛みつきます(時々)by 矢口史靖」の注意書き😂
怖すぎないけどちゃんとホラー
悲しい事故の導入部から、序盤はコメディ要素も含む展開で、だいぶ駆け足で進んでいきます
中盤、人形が人形扱いされるようになってからが本番
どんでん返しが繰り返されるホラー文法は丁寧に踏襲していて、このパートのストーリー展開も人形ホラーのお約束を外さない、「ちゃんとしたホラー」です
終盤に登場する田中哲司さん、「来る」の比嘉姉ほどの強者感はありませんが、怪異に対峙し抑える力がある能力者や専門家が活躍するシーンはアガりますね
ただ、バトルは繰り広げないので、「来る」や「サユリ」のようなムネアツ展開はありません
全体通して、とても丁寧に作ったという印象です
ストーリーも定石は外さず、かつ人形ホラー展開としても陳腐過ぎないので、観ていて飽きない2時間でした
また、スケアジャンプやスプラッターシーンが殆どないので、それらが苦手な方でも多分楽しめるんじゃないかなと思います
それにしても、ここまで誰も死なないホラーは記憶にないかも…
今後のJホラーへの期待を込めて。
久しぶりにテンポが良くてストーリーテリングが上手いJホラー作品を見た気がする。怖いというよりもミステリー映画だったが見応えがあったので最後まで飽きずに十分楽しめた。
ネタバレはしないが「エルム街の悪夢」のオマージュ的なシーンがあって嬉しかったしちょっと笑ってしまった。完璧とは言えなかったが「リング」の頃のJホラーにあった過激な描写よりも物語を大切にするタイプの作品だったので今後への期待も込めて3.5。個人的には田中哲司が良かった。彼が登場するとなんか安心して見れる。印象に残るようなアイコニックなシーンがあればホラー映画として完璧だったがとりあえずはJホラーが向かう先に良い影響を与えそうな予感のする質の高い作品だったので今回は良し。グロさは無く、人はあまり死なないのでホラーが苦手な人も安心して見れる。
タイトルがしっくりこない
微妙か・・・・!?
瀬戸康史さん、長澤まさみさんの演技は秀逸です。
現実と呪詛の幻覚
怖くもないし面白くもない
ジャパニーズホラー解体新書。人間の「恐怖」を、正確に突く一撃
「恐怖」という感情はなぜ存在するのか。一説には、恐怖とは危険もしくは有害な事態に対する防衛反応であり、恐怖を感じさせる存在から逃げることで人類は生きながらえてきたということである。
人類はその歴史の中で、恐怖を呼び起こすものと実際に危害を及ぼすものを分離し、「恐怖を感じること」のみを娯楽にすることに成功した。つまりホラー映画である。ある人は実際に危害を加えられている (ように見える) 人間を写し、またある人は異様な存在から逃げ惑う人々を写した。だが奥ゆかしい日本人はそんな下品なことはしない。「恐怖」の本質を、特殊効果やグロテスク描写に頼らず描き出してやる。そんな気概を感じるのがこの「ドールハウス」である。
愛する我が子を不慮の事故で亡くし、悲しみに暮れる夫婦が受け入れたのは、不幸にも曰く付きの人形だった… この「人形」というモチーフが古典的ながら最後まで効いてくる。つまり「人間」と「物体」の中間的な存在なのだ。
そこに有るはずの物が、無い。無いはずの物が、有る。物音がするのに、何も無い(誰も居ない)。人間かと思った面影が、実は…。そして全ての場面にアヤちゃん人形が関わっている。こうした事態が連続すると、人は認知的不協和に陥る。これはあまりにも耐え難い強烈な不快感であり、これを解消するためなら物理的には有り得ない理論にも飛びついてしまう。つまり「この人形は生きている」と。
映画の中の存在であれば、どんなに恐ろしい殺人鬼でも、映画館から一歩出てしまえばそれは空想の出来事である。しかし「ドールハウス」が引き起こす認知の不具合は地続きの恐怖として襲いかかってくる。あなたは映画館を出て、電車あるいは車に乗って、自分の部屋に帰り着いたとしても、もはや安心はできない。今寄り添ってきた人影は、本当に愛する我が子ですか?貴重品は間違いなく所持していますか?物置の方から変な物音がしませんでしたか…?
恐怖とは不快な感情である。しかし一方でこういう言説もある、「恐怖がない人生は死んでいるのと同じ」と。そう考えると、「長続きする恐怖」を持ち帰れるこの映画、貴重な体験だと思いませんか?
(筆者はこの映画の怖さに対して駄文を撒き散らすことでごまかそうとしています。ご了承ください)
今野❗️そこに愛はあるんか〜❓
「サブスタンス」以来、
ドキドキさせられる映画を渇望していて、
他にも候補作はあったが、
敢えて今作を選ぶという
Mなクリストフおじさん🤣
正直一番怖かったのは
序盤での長澤まさみの叫び声でした😱
ドスが効いてる、真の叫び声で
母の悲嘆と恐怖をよく表現した
良い叫び声でした😭
他では、
人形だと思って殴り倒したら、
その人形が後ろにいたあのシーン😱
夢だったけどゾクゾクキマシタ🥶
後はほぼコメディでしたね😳
瀬戸くんと人形の初対面、
人形を預かりに来た住職(今野)、
人形抱えて泣いてる安田顕、
ガラケーしか使わない田中哲司、
皆キャラの立ち具合も絶妙でした👍
人形の撮影の仕方も、表情は変わらないのに、
毎回顔が違って見える撮り方をしてる。
時には目に涙が溜まっている様に見えるし、
ガッツリ睨んでいる様にも見える。
静かに漂う恐怖を撮影で上手く表現してる。
しかし現代パートの部分では、
恐らく死人は出てないかな❓あの娘以外は。
まさか風吹ジュン死んじゃうの❓とか
清掃車の人も息があるとか言ってたし、
杞憂でしたが、
あの愛のない今野でさえ、
アレでは死んでないよね❓
続きを思わせるエンディング。
半ば強引ではあるが、
どんでん返しくらった感は良しかな。
一番気になったのは、
あの人形はいくらで買ってきたのか。
病んでたら十何万円でも払っちゃうのか❓
あー怖い怖い😨
すごく面白かったです!
ねえ、途中で監督代わった?
ドール物で怖い(面白い)のは既にミーガンあるからさー、と少し斜に構えて観てました。観てたんです。そしたらちゃんと日本的湿度の高いホラー要素満載のミステリ作品でした、が、子供が酷い目に遭うのは本当にダメだしストーリーに必要な要素だとしても安易にそういうエピソードを使って欲しくないかな。辛いので。
ということで、海野(ポリス/安田顕)と冷泉(呪禁師/田中哲司)出てきたらもうそれは堤監督のSPECなのよ。祝詞唱えたらポニシュシュで「AKBかよハロプロにしろよ!」と脳内でセリフが再生されてしまうのよ。絵作りも光も意図的に代わってる感じもするし。絵作りと言えば大禍時みたいなユーチューバーのやっすい感じがめちゃ良かったけどあれ本当ならばかバズるだろ?普通。
心の中の声としては、見守りカメラの映像は最後まで見ろよ、です。
とはいえしっかり怖いので舐めてかかると椅子から飛び上がるよ。
あと、エンディングがずと真夜で少しだけ嬉しかったな。
やっぱ久々に劇場で見る映画は最高。ICEE最高!人工甘味料反対!
それではハバナイスムービー!
全229件中、41~60件目を表示
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。