ドールハウスのレビュー・感想・評価
全272件中、41~60件目を表示
あまり怖くなかった
主演の長澤まさみさんは的確な演技をされていると思いますが、生来の丸顔がシリアスなシーンでもどこかコミカルに見せてしまうのが残念ですね。背の高さとか中堅の域に入った女優としての貫禄がたくましさを感じさせるし、弱々しい女性の役には合っていない気がします。
物語としては、人形供養の専門家が出てくるまでがちょっと長いというか、そこからが本来のホラーだったのかと頭を切り替える必要がありました。前半のあれやこれやをもう少し端折ってもよかったかもしれません。
いざ専門家との対決となると人形も本気を出してくるわけですが、やはりある程度正体がわかってしまうと怖くなくなってしまうのはホラーの構造的弱点ですね。カメラのピントをわざとぼかしたり、現実と夢を混ぜて物語をわかりにくくしたりと工夫はされていますが。やりすぎて色々スッキリしない終盤になってしまった感もあり。
細かいツッコミどころとしては、子供だけを家に残して外出するときは外から鍵をかけたほうがいいのではとか、子どもの姿が見えないときは洗濯機の中を見るくらいしないんだろうかとかありますね。
総じて丁寧に作ってあり、映像や音に安っぽさとか作り物っぽさはないのですが、話にあまりのめり込めず、結果的に後半は半分ギャグとして見ることになってしまいました。専門家のおじさんの微妙に頼りにならないところとか。あと、YouTubeのシーンはもっと短くしてもよかったかも。ユーチューバーにありがちな、わざとらしい大げさな演技(の演技)が上手な分、虚構感が増して冷めます。
ミステリー?見やすいホラー。
夏休み中だからなのか鬼滅の席確保出来なかったのか満席状態でビックリしました笑
胸糞・理不尽は無い自業自得を進み続けてて「まぁ、そうなるよね」な話で個人的には色々雑さを感じました。
冒頭?のグラスの音が1番ビビりました笑
ミステリーって掲げてたの知らずにホラーだと思って鑑賞決めたので、此処でジャンプスケア系か…と音警戒して見てたのであまり怖さは感じなかったけど声上げてた人居たのでしっかり怖いんだと思います。
Jホラーの陰湿さは薄めに感じました。解りやすい話で、「そろそろ来るな」って素直に怖いの来るのでホラー初心者や苦手な人も見易いと思います。
あと終盤、瀬戸康史さん居てあの風貌の霊?は貞子3D思い出して笑いそうでした笑
怖くない、つまらない
矢口監督と長澤まさみのホラーだと思って少しだけ期待して観に行ったが、恐怖とは程遠い演出でホラーとは言えず、ミステリーと言った方がいい。
誰も死なないという展開が続くと言う事が序盤でバレてしまう演出。長澤まさみ夫婦の描き方も浅くてダメで、特に夫が子どもの死に対してまるで他人事のような描かれ方が怖さを感じてしまったほど。
それにクライマックスとなる新潟県の架空の無人島。新潟県にそんな島無いのは知ってるのでそれもシラケてしまった。
新人のオリジナル脚本の映画化という点だけは近年の日本映画会では稀なので褒めてやりたいが、人形ホラーは古今東西どこにでもあるが、近作の「アナベル」には遠く及ばなかった。
エンドクレジットに流れる軽快なポップミュージックは作風に全く合わない、製作委員会方式で出資している会社の売上のためだけ。げんなり。
特大の怖さはないが
想定内。
これね、超正統派ホラーです。
正統派ホラーなんだけど
たぶんこれを観た人の大半はそれに気付いてないと思われます
予告のやり方が非常に中途半端だったこと
迷ったのかもしれないけど
完全にホラーです、という宣伝をしなかった
それによってどうなったかというと
普段ホラーを観ない人がたくさん観た
そうすると
めっちゃホラーじゃん!怖いじゃん!
と、騙された感想になります
逆にこれを完全にホラーな予告編を仮に作ったとすると
貞子やら伽耶子やら仄暗いやらが大好きなホラーファンにとっては
全然物足りない作品となります
まあだから
興行的にはお客さん増えて成功だったのかもしれません
分類的に個人的に思うのは
橋本環奈の
「カラダ探し」
まだ観てない人は
この映画くらいのモノだと思ってください
ホラーの面白いところって私は
コメディと紙一重なところだと思うんです
「いやいや、そりゃないでしょ」
というシーンがたくさん散りばめられてる
それを楽しむ
終わり方もなんだかよく分からず気持ち悪い
それこそが正統派ホラーです
これ
すごく映画好きな監督が作った秀作だと思います
それが予告や宣伝のせいで
あんまり映画に詳しくない人たちも観ることになってしまった
それで
評価がバラバラになってしまった
そんな映画かなと思います
楽しかったですよ
(映画館の中の9割が高校生という異様な空気で観ることになったのも予告のせいでしょうね)
⭐︎3.5 / 5.0
かくれんぼ
謎が解けた😅
ロジカルな演出
過去の色んなホラー作品の良い演出の数々を思わせるロジカルなホラーだなというのが最初の感想でした。
変なお涙頂戴やグロに逃げてないのが素晴らしいと思います。
人形ものってB級が多いのですが全然そんなことなかったです。
演出も展開も役者さんの演技もこの手の作品の中では一級品だと思います。
私はホラー作品が全然怖くなくてギャグとして楽しんでるタイプなので怖さレベルに関しては参考になることは言えないのですが、同じスクリーン内の若い女の子達は声を挙げて怖がっていたので怖い人には本当に怖い作品だと思います。
なかなか無いことなのですが、一緒に行った家族全員が満足していました。
母親として、ホラーゲーム好きとして面白くてツッコミたいところがほんのちょっとだけありましたが別に作品の邪魔をするほどじゃなかったです。
ファミリーや友達同士で楽しみながら観るといいかも。
動き回るチャッキーより動かない礼ちゃんの方が100倍怖かった
矢口監督がこんな怖い映画を撮るなんて良い驚き!
子供のために恐怖に立ち向かう親の姿を描くのは、ホラーの王道の一つではあるが、今作もその要素を活かしている。
まず導入部の長澤まさみの叫びは流石の一言。
序盤は人形に心を奪われていく主人公の不気味さ。続いて子供を通して、人形の怪しさが浮かび上がってくる怖さ。そして人形自体の恐ろしさが迫ってくる中盤以降。
特に祖母の家のシーンはマジで怖かった。
映画館最後列の席に、前方席の男性の驚きの声が聞こえて来るくらいw
クライマックスは呪いを解くために、立ち向かう主人公たちを描いていますが、逆にこのシーンにはあまり怖さを感じませんでした。
ただ、エピローグは一杯食わされた!と思わず唸らせられる展開でした。あれはリングを映画館で初めて見た時の後味に近い。
一つ惜しい(★-1)のは長女の救いが、ラストシーンでチャラになってしまったことですかね。
パクリ
怖さよりも、喪失の余韻が残るミステリー
ライトなホラー映画
和製チャイルドプレイ(あっちは超B級)
2025年映画館鑑賞71作品目
7月5日(土)イオンシネマ新利府
通常料金1800円−dポイント300→1500円
監督と脚本は『ハッピーフライト』『ロボジー』『WOOD JOB!(ウッジョブ) 神去なあなあ日常』『サバイバルファミリー』『ダンスウィズミー』の矢口史靖
粗筋
5歳の娘の芽衣を不慮の事故で亡くした鈴木佳恵は暫く鬱状態に
骨董市で見つけた女の子の日本人形を買って自分の娘のように可愛がる佳恵はすっかり明るくなった
鈴木夫妻にも新しい命である次女の真衣が誕生
佳恵はすっかり人形のことを忘れてしまった
人形の名前はアヤ
アヤは呪われた存在だった
アヤをMRIで調べたら中身は丸々子供の人骨だと判明
呪禁師の神田の助けを借りてアヤの母の墓がある新潟の島に返すことにしたのだが
コメディーのイメージが強い矢口監督のホラー映画
しっかりと怖い
特に腕時計を真衣の口に近づけるシーンとか
2019年公開『ダンスウィズミー』以来久々の矢口作品
その空白期間にコロナ騒動もあった
色々と思うところがあったのだろう
はじめは普通にクールな人形だが本性を表し上手くはいえないが「悔しいです!」的な
もしくは蒼井優が地元の後輩と共演した『宮本から君へ』のときの変顔の一つにあったような
チャッキーのように動き回らないところが良い
日本的な表現の方が良い
終盤欲張りすぎてまとまりが悪いが全体的には高く評価したい
田中哲司はああいう役がよく似合う
YouTuber5人組グループの「エスポワールトライブ」が出演
オカルトレンジャー男性陣3名とゴミ清掃員役2名
オカルトレンジャーの女子2名は舞台俳優(真弓)とファッションモデル(野咲美優)
野郎5人より女子が2名いた方が絵的にも良かろう
女性が3人に増えていたのは全く気づかなかった
配役
5歳の娘を事故で亡くした母の鈴木佳恵に長澤まさみ
佳恵の夫で総合病院の看護師の鈴木忠彦に瀬戸康史
鈴木夫妻の間に生まれた新しい娘(次女)の鈴木真衣に池村碧彩
かくれんぼで洗濯機の中に入ってしまい窒息のため5歳で亡くなった鈴木芽衣に本田都々花
忠彦の母の鈴木敏子に風吹ジュン
呪禁師の神田に田中哲司
お焚き上げを行う住職の寺嶋に今野浩喜
人形蒐集家の池谷宗伯に品川徹
刑事の山本に安田顕
総合病院の心療内科医の竹内良子に西田尚美
お焚き出しの住職に原金太郎
温泉宿の店主に有福正志
佳恵のママ友の笠原に朝夏まなと
救急医に川島潤哉
人形師の安元浩吉に星野卓城
浩吉の妻に河野知美
ママ友に徳留歌織
ママ友に岩上円香
ママ友に北野真紀
ママ友に三浦久枝
ママ友に加賀凪
芽衣の友だちに中桐優
芽衣の友だちに小柴みら
芽衣の友だちに藤原咲音
芽衣の友だちに中島彩喜
路上の不審者に友松栄
警官に犬塚マサオ
看護師に青木梨乃
服屋の店員に北川裕子
麻衣の友だちの玲奈に山岸りた
保育園の先生の伊丹弥生に花柳のぞみ
オカルトレンジャーのレッドにはんくん
オカルトレンジャーのブルーにガチヤマ
オカルトレンジャーのイエローにひろと
オカルトレンジャーグリーンのみくりんに真弓
オカルトレンジャーのピンクのあゆたんに野咲美優
ゴミ清掃員にけーすけ
ゴミ清掃員に島袋
夜中のサラリーマンに塚本淳也
骨董屋に金井良信
レントゲン技師の前野に津和野諒
気象予報士に浅香望
全272件中、41~60件目を表示













