ドールハウスのレビュー・感想・評価
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想定外にきちんと「怖い」ホラー映画
予告のテイストや矢口史靖監督であることなど、なんとなくコメディチックな緩めのホラーかな、と思っていたのですが……。
意外や意外、ド直球でハイクオリティの本格派ホラーでした。
映画そのものはテンポよく進み、予告で語られてる内容は30分もかからずにほぼ消化。物語の導入部は本当に「嫌」な展開。キチンと怖がらせてくれるホラー的な展開にどんどんと踏み込んでいきます。終盤まで緊張感が緩まないまま、見事なオチがついて作品は終わっていくのですが……。
果たしてこの映画、本当に心霊現象が起こっていたのか、追い込まれた人たちが味わう集団幻覚なのか、どちらにも取れそうなところも含めて秀逸です。
恐怖人形
5歳の娘を亡くした夫婦が
深い悲しみ、喪失感を感じていた時
母親(長澤まさみ)が
骨董市で見つけた
娘によく似た人形を可愛がり
夫婦は、次第に元気になってゆくが・・・
原案・脚本を矢口史靖監督が
手がけられた
ノンストップ・ドールミステリー
その脚本に興味を持たれた
長澤まさみさんが
この役を熱望されたそうです。
子を亡くした母親の感情表現は
経験がないので、わかりませんが
罪悪感、絶望感は
言葉では言い表せないほどだと・・
長澤まさみさんのリアルな演技が
涙を誘います。
夫役の瀬戸康史さんも
妻をそっと支えながら
人形を大事に家族の記念を
写真に収めてゆく
とても、自然の演技ができる
俳優さんだと思いました。
次女が生まれ
放置された人形を
何度も手放そうとするが
戻ってきてしまう等
生き人形のように変わってゆく
(行動するシーンは見せない)
骨董市で売られていた
その人形の秘密とは何か?
後半からノンストップな展開で
怖さが連続します。
ラストは、「え~~!」という声が出るくらい
驚かされ 泣きました。
キャストも豪華ですよ。
和製アナベル…?
亡き娘に似た、アンティークな少女人形に纏わるミステリー・ホラー。人形を題材としたホラー作品は、これまでも数多くあり、『ジャッキー』や『アナベル』等がヒットしてきた。そうしたハリウッドの作品は、人形は自体が意志を持ち動き出し、人々を襲い始める怖さを売りにしておる。しかし、本作を、その手の内容として期待して観ると、ちょっと肩透かしを感じるかもしれない。
本作も、確かにホラー作品ではあるが、血飛沫飛び散る、目を背けたくなるような惨殺シーンは殆ど無く、ハッと驚かすシーンはあったが、それほどの恐さは感じなかった。また、内容の柱に据えているのが、古い人形に纏わる呪い。その呪いに取憑かれ、過去の事故を引きずる家族のトラウマと恐怖をミックスてして描き、ラストに親子の確執に関わるどんでん返しも含めた、いかにも和製ホラーらしい作品とも言えるだろう。
穏やかな生活の中で、母親がほんの一瞬目を離した隙に潜んでいた悪夢によって、一人娘・芽衣が事故死した。その娘の母親・鈴木佳恵と夫・忠彦は、悲嘆に暮れて、荒んだ生活をしていた。そんなある日、佳恵は骨董市で娘にそっくりの人形に出会い、購入して家に連れて帰る。そして、その人形を芽衣の代わりに愛情を注ぐことで気持ちも晴れて、明るい日常が戻ってくる。
そんな中、佳恵は、新たな命を授かることになる。そして、新たな子供・真衣が生まれると、邪魔になった人形をないがしろにし始め、押し入れに片づけてしまう。しかし、芽衣が亡くなった5歳に真衣がなった時、真衣や佳恵の周りで不審な出来事が起こり始める。そして、人形の呪いが形となって現れてくると共に、人形に纏わる過去の謎が明らかになって行く物語。
主演の鈴木佳恵役の長澤まさみは、娘を亡くした失望、人形によって取り戻すく希望、そこから味わう恐怖、等ののいろいろな表情を見せ、相変わらずの安定した演技を見せていた。長澤まさみの存在感があるからこそ、この作品が成立すると言ってもよいだろう。
国宝並みにお金と時間をかければ
アーヤとめい
ピークが早すぎた
物足りない
“作り物なのにゾクっとしちゃう“遊園地のレトロお化け屋敷チックなホラー作品
最初に言っておきましょう。
観ていてモヤっとしてしまう箇所があったとしたら、そこは気にせずに一気に観てしまうことをお勧めします!(特にサブスクになってから観る場合、細切れで鑑賞しがちな私)
さて。
この手のオカルト系ホラーは、現代のスマホ・ネット全盛時代の昨今、正直、その世界観をいかに実在感ありそうに見せるられるが鍵だよなーと思っています。特に「人形」「ドール」といった立体物を取り扱う場合、ちょっとでも観る側に「んなアホな」と思わせた瞬間、一気に興醒めして人形劇コントに見えてしまう。
で、本作はそのあたりが非常に上手で、ホラー要素の差し込み方に無理のない丁寧な脚本構成で、気持ちよく愉しめました。お見事。
ビー玉が転がって押し入れに入るシーンや、「ロボット掃除機を使ったら」といった台詞、「お化けだぞー」と紙袋を被る子供たちなど、その先に何が来るかがピンと来るものもあれば、この後、どうなるんだろう(でも不安は募る)といったものもあり、結構、ゾクゾクさせられるものがありました。まさに作り物とわかっているのに怖がらせてくれる遊園地お化け屋敷な体験ですね。
しかし人形って不思議ですよね。誰もが人形を可愛いと思えるし、逆に怖いとも思えてしまう。
愛着の対象でありながら、閾値を超えると、すんなり忌避の対象にすり替わってしまう。「愛憎は表裏一体」とはよく言ったもんですね。
不気味な呪われた人形
呪われた人形を題材にして長澤まさみが怪演を演じたジャパニーズホラー。前半はなかなか面白くて引き込まれたが途中からストーリーが違う方向に向き始めて失速した印象。ストーリーはさておき、ゾクゾクする不気味さはあるので若年層には面白い作品でしょうか。
2025-94
ホラーと言って良いのか分からない良質な作品
5歳の娘を亡くし悲しみに暮れる日々の中、骨董品屋で見つけた人形を購入し、娘のように可愛がる。
数年後、新しい命を授かり幸せを取り戻した夫婦であったが、それに反して人形の扱いは雑になっていく・・・
娘を不慮の事故で亡くすというオープニングは、あまりにキツイ。
子供が犠牲になる作品は映画であってもかなり応えますね🥲
失意のドン底の中人形に出会い、妙な元気に溢れる妻の様子は、到底正常には見えず痛々しかった。
また、人形が5歳の娘と同サイズで無表情。そこにいるだけでかなり怖いです😅
それを食卓のイスに座らせて夕飯をの準備。「うわぁ・・・」って感じでした😅
人形もののホラーは昔から好きだけど、まさかチャッキーみたいに襲ってはこないよな・・・と一抹の不安を抱えていたものの、そこは流石ジャパニーズホラー。
確信の持てない不自然さに、ジワジワとした恐怖に包まれていく感じです。
B級ホラーに有りがちなワンパターンな驚かし方でなく、とにかく不気味さがまとわりついてくる。ストーリーもしっかりしていてテンポが良いため、中だるみもせず楽しめます。
血が飛び散るようなスプラッター要素もないので、映像的にもキレイ。ホラーが苦手な方にもオススメしたい作品ですね。
ジリジリと積み重ねで怖い
和製アナベル(笑)
早く終わりそうなやつから鑑賞したから後になってしまいましたが先日鑑賞できましたー‼️。
最初は夫婦の話から人形へと変わっていくが、登場から不気味な雰囲気かもしだしてる予告どおりのゾワゾワ感👍、さらに驚いたのは入っていたケースがガラス張りのお経の書いたお札がベタベタ貼られたケースではないですか、わかる人にはわかる封印されてるアナベルが頭をよぎったのは私だけでしょうか❓(笑)、あからさまにやばい人形を開けてしまうのね、状況が状況だからしかたないのか💧、一度押し入れにしまえたからそのままなら良かったのだか…💧。
この後もなんだかんだあり人形が動く真相なり怖いシーンはあるのだがビックリさせられるシーンはあるものの物語も面白かったし、アナベルとリングを掛け合わせたような先が気になる展開で、その後の話も続けられる感じで終わってたので次作でまた長澤まさみさんや瀬戸康史さんでも良いが新たに新キャストの続編も観たいです😭
思わぬゲストに安田さんが出てきたのビックリ🫢最近よく見かけますね☺️呪いに理解を示さない良いキャラでした‼️。
和風アナベルやんけ!
友達に誘われて観に行きましたが、まんま「アナベル」を邦画にした言わば「和ナベル」でした。
演出面も全部、これ見たことある…というやつで、正直目新しさはなかった上に全部しょぼかったです。内容も邦画ホラーの悪いとこ全部盛りで、死人はでないし、痛いyoutuber5人組の動画無駄に長いし、人形の専門家は「しまった!」と言って役に立たないし、ギャグ映画としてはいいかも?
ミステリー要素も薄い…全部言っちゃってるので、あんまり考えずに見れました。
この映画を観て「怖かった!」っと言ってる方は多分あまりホラー映画慣れしてない人だと思うのでそういうホラー慣れしてない方は楽しめるかと思います。
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