「妄想通りなら☆5つ」ドールハウス もういくつ寝ると…さんの映画レビュー(感想・評価)
妄想通りなら☆5つ
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稲川怪談や「ほん怖」、海外ではアナベル等ある意味使い古された題材…人形怪談である。
始まりからタイトルまでの“つかみ”は完璧。
中盤までの…ドールセラピーや捨てた人形が帰ってくる説明は取ってつけた感はあるもののテンポもよく楽しめる。
このまま、“妻の精神的な疾患”なのか超常現象なのか、答えを出さずに終えた方が面白かったのかも…最初の私の妄想。
後半…夫婦力合わせての謎解き・解決編は「リング」の展開と同じ。デジャブ感満載で少し興ざめ…。
で、ラスト。
メイちゃんが助けてくれた!と思ったときはホロっときたけどあの最後の“オチ“。
あれはいらないんじゃ?あのオチでメイのシーンは無駄になってないか?オチなしで終わったほうがよかったのに…私の2回目の妄想…と思いながら帰宅中にふと…
あやは夫婦のマイへの思いだけでなく、メイへの気持ちまで利用したのか、あのメイちゃんのシーンは、あやの邪悪性をより強調してるのか…三度目の妄想…とも考えた。
しかし、今は……ラストのあの人形に宿ってるのは、あやなのか?…もしかしたらメイなんじゃないか?…この映画は、あやの力や邪悪性を利用したメイが、夫婦の子供に戻る話なのかも…などと最後の妄想をしてる。
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