「間違いなく傑作!大変素晴らしい映画だ!」ドールハウス ゆきとうさんの映画レビュー(感想・評価)
間違いなく傑作!大変素晴らしい映画だ!
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映画で一番つまらないのは、結末が読めてしまうような桃太郎映画なんですね。この映画は物語の方向がいろいろな方向に向くので、かなり面白いです。
以下は個人的な感想です。
そもそも佳恵(長澤まさみ)と忠彦(瀬戸康史)の最初の根本的な悩みの原因は、芽衣が亡くなってしまったことなんです。ラストの二重の仕掛けが秀逸です。忠彦が洗濯機の中にはまってしまった芽衣を助け出し、佳恵を襲ったアヤちゃんを芽衣が連れ戻す場面があります。これで、この夫婦の根本的な悩みは救われたのです。
だが、この場面はアヤちゃんが見せた幻覚なのです。アヤちゃんの母親の墓に、佳恵はうっかり芽衣の写真を落としてしまったため、アヤちゃんにこの夫婦は心を支配されてしまったのです。そのため、ラストで夫婦は、アヤちゃんを真衣だと思わせる心の支配に成功したのです。
オリジナル脚本にしては、かなり重厚な内容のストーリーでした。
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