「前段と後段とで」ドールハウス あめあめさんの映画レビュー(感想・評価)
前段と後段とで
長澤まさみさんのポスターが気になり、鑑賞しました。
長澤まさみさんもすっかりお母さん役が板に付いておられましたが、あとでご年齢を確認したところ、驚きました。正に光陰矢の如し。
演技については流石で、特に不慮の事故で娘さんの芽衣ちゃんを亡くし、精神的に参っている演技が凄かったです。
芽衣ちゃんの代わりとなる人形を乳母車に乗せて出掛けるのですが、その来店先での店員さんの表情も印象に残りました。
内容としては前段と後段に明確に別れており、前段は人形を巡る主人公ご夫婦と娘の真衣ちゃんの描写で、正にホラー映画の王道という感じで見応えがありました。
後段は人形の由来を辿る内容でしたが、主人公ご夫婦と呪禁師を中心にした描写でした。
ただ、後段において真衣ちゃんが登場せず、安否がすごく心配になり、絶えず頭の片隅に残ってしまいました。
ラストはスッキリとハッピーエンドにする選択肢もあったと思いますが、少しモヤッとする後味でした。
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