「良い所もあるけど、ツメが甘いなあ」ドールハウス 市丸よんさんの映画レビュー(感想・評価)
良い所もあるけど、ツメが甘いなあ
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まず、オカルトマニアを侮らないでもらいたいですな。島への侵入動画で、ラスト6人目が、、、ってのは、必ず、あげる側が気付くし、視聴者もそこを指摘するはず。これは間違いない。そこらへんがぬるいんだよなあ。
ラストは一周回って、まあ、許せる気にもなるけどさ、島に人形戻す流れで、ちょっと捻りすぎ!帰ってくる時長女と一緒とか、カメの中に入ってからの妄想シーンとか、完全にやりすぎたなあ。そもそもオカルトホラー映画に「ハッピーエンド」はないんだからさ。そういうムードは出してもミスリードってのが丸わかり。だからこそ、
しまったー!ミスったー!
ってラストは、許せるわけ。まあ、あれもなんだか勢いに任せて結果オーライって感じだけどね。
それと「あや」の顔の形相が作りすぎ。あれは見せない方が良かった。チャッキーみたいに人形がカクカク動くんじゃなくて、あくまでもそこは人間を使ってる所は、よかったのになあ、、、
あと、叫び声、少なすぎで短すぎ。最初の長澤まさみの叫び声はもっと長めにしてほしい。後半次女の叫び声は中々いい表情だったけど。こういうホラー映画は
スクリームクイーン誕生
がお目当てな所もあるわけで。コメディエンヌの色が強い長澤まさみがスクリームクイーンになれるのかどうかが楽しみだったのに。そう言う意味では監督、ホラー、得意じゃないね。
随所に面白い要素散りばめられているのに、決定打に欠けるところがなあ、ラストの捻りすぎも蛇足だし。
2025年度劇場鑑賞28作品目(29回鑑賞)
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