「Japanese Horror」ドールハウス えーじさんの映画レビュー(感想・評価)
Japanese Horror
【今現在巷では"怪談話し"が密かなブームのようです】…ある統計によると約半数の人が何らかの不思議な体験や奇怪な体験をしているらしい…だからか少なく無い数の人達は霊を信じているらしい…。。
なかなか面白かったです。観ていて初期のジャパニーズホラー"リング"を思い起こした。あれも男女2人が主人公だ。そして"リング"は井戸、此方は大きな甕棺(かめかん)だ。その中に落ちる(リングは降りる)描写も同じ。ラストのオチの感じも似ている。
ジャンプスケア(音は無いが映像はあります)は殆ど無いのでそれらが苦手な方にも観れる作品となっている。海外の目にも耐えうる映画であると思う。しかし海外はジャンプスケアが好きなので無理か〜… でも血も飛ばないし死体も映らないのである意味、ソフトホラーでいいんだけどなぁ。。 日本特有の怨念とか、色々と想像させる描写が上手いので…。同じドールホラーでも"ミーガン"よりも全然こちらの方が怖かったしそれは私が日本人だからか⁉︎
【追記】2025.6.16
映画.comニュースを観たら既に20ヵ国以上で上映が決まっているようですね。大変良かったです。面白いしスラッシャーホラーとかでは無いので何処でも上映出来るでしょう。あるレビュアーさんが書いていたんですが「ホラー」と紹介しないで(間口が狭まるので)との配給会社のコメントは…なんだかなぁ…と言う感じです。。 この国は何処まで気を使うお国なのでしょうか⁈ まぁ「ミステリー」との紹介で沢山騙された人が来れば"正解"となるのでしょうが…。。 そう言えば、私が観た回も小学生ぽい子が親と来ていたし。
共感、ありがとうございます。
多分今作はテーマに虐待とか毒親とかもあって、そういった境遇の当事者や、当事者の子どもに関わる機会がある大人にはめちゃくちゃ刺さると思うので、ミステリーで紹介されるのもいいんじゃないかな。って思います。
日本映画で20ヶ国以上は快挙ですね❗️丁寧な怪異の作り異次元やら時間軸がめちゃくちゃじゃないのも良かったです。
メジャーデビュー作❓裸足のピクニックがブラックユーモアなので原点回帰なのかも。
共感ありがとうございます!
20か国以上での上映決定のニュース、日本のホラー映画の価値が認められたことをうれしく感じますね。どちらかというとコミカル系の映画作品の多い矢口監督が、180度方向転換する作品を生み出すとは想像できなかったんで二重にビックリです。