「「チャイルド・プレイ」とか「ミーガン」といったドールホラーは世界中に数々ありますが、邦画で作るとこれほど怖い作品になるとは予想できませんでした。」ドールハウス おつろくさんの映画レビュー(感想・評価)
「チャイルド・プレイ」とか「ミーガン」といったドールホラーは世界中に数々ありますが、邦画で作るとこれほど怖い作品になるとは予想できませんでした。
まず鑑賞前に最初に考えたことは、「ウォーターボーイズ 「(2001)」「スウィングガールズ(2004)」「ハッピーフライト(2008)」「ロボジー (2012)」と、「涙が出るほど面白い」作品を作り続けてきた矢口史靖監督がメガホンを取る作品なのだから、ホラー作品でもちょっとした笑いやハッピーエンドはあるのではないかということでした。
俳優陣も演技の幅の広い名優「瀬戸康史」「安田顕」「風吹ジュン」「田中哲司」といった顔ぶれが揃ってますし、主役は「長澤まさみ様(私のレビューではキャストは基本敬称略ですが、一番好きな女優なのであえて様付け)」なので間違いはないはずです。
ところがどっこい、上映開始後に幸せな日常風景が続いていたのに、長澤まさみ様が洗濯機を覗いて悲鳴を上げたところから、ジワジワと恐怖の深淵に引きずり込まれていくのです。骨董市で不気味な人形を買ってくるのにはツッコミを入れようとも思いましたが、我が子を亡くして鬱状態になった主婦がとる行動としてはアリかも知れないと考えを改めました。
早々に寺院でのお焚き上げシーンが出て来ましたが、タイミング的にこれで終わる訳もなく、小狡い僧侶(今野浩喜)が呪い殺されるという定番パターン。再度のお焚き上げを断る住職もどうかと思いますが、素直に古物商に売っていたらどんな展開になったんだろうと、この段階では別パターンを考える余裕がありました。
人形の髪や爪が伸びるのはホラー映画の定番パターンですが、人形が動き出してから(人間のように動くシーンはなく、噛まれた傷、防犯カメラの映像、子供からのすり替わりで)恐怖のメーターの数値はドンドン上がっていきます。
最後は、ハッピーエンドでなくてもある程度まとまりのあるシーンで終わって欲しかったところはありますが、貞子のように次期作もあるような含みのある終わり方も恐怖を募らせた原因だと思います。
「不気味の谷現象」、勉強になります。
後半における礼人形の歯や目の顔の描写が気持ち悪くてゾクゾクしました。ホラー映画であるとのプロモーションをしていないだけに、トラウマになる観客もいそうな気がしますね。
おはようございます。
共感・コメントありがとうございます。
神主さん、なのですか?
えー、驚いてます。
確かに神主さんと数珠は、あり得ません
(見てて、気がつかない、私はボンクラ‼︎)
神道は、シンプルでいいですね(勝手にシンプルにしてます、
すみません、誤字が山程ありまして、直したところです)
続編。
私は矢口ホラーがとてもハマったので、人形路線に限らず、
長澤まさみ様と瀬戸康史のコンビで続編を観たいと思ってます。
今晩は!
貞子系は邦画一時ブームでしたが、それとは違う邦画ホラーブームになりつつありますよね。
昨年の変な家とか、これから公開する作品観てても。
続編あるといいな!
今晩は。
コメント有難うございます。
これは、いつかレビューで書こうと思っていますが(少し書いたことあり。)、私は35歳まで登山をしており、且つ体質で”霊を感じちゃう”のでね。(見えるより、感じる方が怖いという奴です。)ご存じのように北南中アルプスには、遭難死体が山の様に埋もれており、且つ焼却されても”自分が死んだ事が分からない(山の死は凍死が多いので)”霊が多いのです。故にポルターガイストを見るのはしょっちゅうで、背中に”ドーン”と乗っかられた事も、多数。果ては雪の八甲田での大滑落。マア、それが積もり積もって、いつの間にか本格的ホラー映画がチョイ苦手という訳です。長くなりました。では。
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