「なるほど 「火事場」に対して「平場」」平場の月 TAOH牌牌さんの映画レビュー(感想・評価)
なるほど 「火事場」に対して「平場」
まぁ タイトルは、私が「平場」という言葉を知らなかったことを受けて。
近年 テレビを見なくなって、音として情報が極端に入らなくなったことで、もともと漢字が得意ではなく、この映画もネットの情報を見て、井川遥さんが好きだから、何となくバツイチの私には楽しめそうだなぁ、大人の恋愛映画なんだろうと思ったって理由だけで見に行ったので、映画館での上映開始アナウンスによって、この映画のタイトルが「ひらばのつき」だということを知るwww
「へいじょうのつき?」だと思っていましのでね。
そして「ひらば」と読めるようになったが、その意味がわからないと彼女に言ったら、彼女がこのレビューのタイトルのように私に言葉の意味を教えてくれました。感謝。
この冒頭は、完全な個人的な備忘録。
いや〜 大人の恋愛映画だと気軽に見に行きましたが、良かったなぁ〜
設定、登場する人々は、世代が少し上ではあるが、数年後の自分を投影することも可能だったり、双方に離婚歴のあるオジサンオバサンカップルが見に行くにはとても感情移入できた良作でした。
淡々としたそして身近に感じることの出来るストーリー展開も、良かったです。まさに「平場」
そしてお互い人生を折り返して、いろいろ感じることに変化が生まれたタイミングで見る映画として、とても考えさせられる、そしてそれは特別ではない事、部分への描写がとても実感として入ってきました。
20年前の自分では、わからない、実感のない部分がまた 時の流れ、自身の積み重ねた経験などを振り返り、感じることに繋がりました。
そして今 置かれている幸せな現状への感謝や未来での不安への心の準備なども含めて、良いタイミングで見ることの出来きた映画だったかなぁと。
最後は自分だったらどうするだろう。
パートナーがこうなったら・・・と彼女といろいろ話をすることにも繋がりましたので、良かったかなぁと。
最後に、映画の中で主人公が同僚の方とお鍋を食べるシーンの「隣にだれかいることは、とても当たり前ではない 特別なことだよ」的な言葉(めっちゃセリフは曖昧ですwww)は、本当にそうだなぁと。
当たり前の日常をきちんと楽しむ、感謝する、出来るだけのことをして後悔のないように生きる・・・大切だよなぁ 失ってからでは遅いだよなぁって、いろいろなことを再認識する良いキッカケにもなりました。
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