キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャンのレビュー・感想・評価
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トム・ハンクスにレオ様出演のスピルバーグ作品、面白くなかったら不思...
トム・ハンクスにレオ様出演のスピルバーグ作品、面白くなかったら不思議。
稀代の詐欺師が如何なる行動をし、如何に捕まったかを描いた作品だと思った。最後に捕まるシーンはなんとも切ないものだった。が、それで終わりではなかった。ある意味、まさかのどんでん返し。こんなこと有り得るんですか!しかもほぼ実話って。さすがアメリカ(笑)
できれば何の前情報もなくの鑑賞がお勧めです。
前向きになれる映画!!
15年前に観た時は才能があって良いなと言う感想でした。前向きで爽快感のある内容ですが、その反面、単調で長く感じます。父親の為に頑張っているというシーンが度々映りますが、父親には一銭も渡しておらず、おまけに未成年減刑で、振り回されたのは観客だけと薄っぺらく感じました。女性に対する扱いが総じて悪く、逆にこれくらいの距離感が良いのかもと目いました。
鋭く切れる頭を持ち、人を騙すことが天才的に上手い主人公。 頭が良す...
鋭く切れる頭を持ち、人を騙すことが天才的に上手い主人公。
頭が良すぎる主人公の、人を騙すようになってしまった原因に「子ども」が見れてよかった。
どんなにお金があっても、どんなに地位や名誉があっても、それで孤独を紛らわすことは出来ない。
死んでいった父、新しい家族がいる母。
自分の帰る場所がないことを悟り、本当に孤独になってしまった主人公、にトムハンクスがいてくれてよかった。
切なくて温かいお話。
好きです。
【仕事でも役立つ!?】アピールの仕方一つで人の見る目を変えられる!
1960年代に世界26ヵ国で400万ドルを
稼いだ詐欺師フランク・アバグネイルの半生を
スティーブン・スピルバーグ監督がコミカルに描いた映画。
物語はアバグネイルが逮捕された現代から始まり
過去の逃亡シーンと今の状況を織り交ぜながら進んでいく。
元々裕福な暮らしで不自由のない生活を続けるアバグネイル一家。
しかし、ある時父親が脱税容疑で資産を没収されてしまう。
一家の歯車がかみ合わなくなり両親が離婚する。
そのショックに耐えられず
家出をするレオナルド・ディカプリオ演じるアバグネイル。
まだ16歳だった。
その後再開した父親から小切手をもらったのをきっかけに
小切手詐欺を働くようになる。
それだけでは飽きたらずパイロット・医者・弁護士など
社会的地位のある職業に成りすまし詐欺を繰り返す。
この犯行を追うのがトム・ハンクス演じる
FBI捜査官のカール・ハンラティ。
ここから二人の追いかけっこが始まる。
追うものと追われるもの。
それぞれの立ち位置を表す表現の仕方が面白かった。
医者に成りすましたアバグネイルが
シェーンというモデル?とお楽しみになる一方で
コインランドリーで洗濯するハンラティ。
しかもおばちゃんが忘れたセーターで
ワイシャツが全部色移りしている(笑)
アバグネイルが優勢だという状況を
ユーモアを交えて表現する監督の遊び心が楽しかった。
こういったコミカルなシーンを取り入れつつも
詐欺師の孤独・不安・疑心や
追う側の執念・熱意・忍耐など
あらゆる感情が入り混じり映画に奥深さを生み出している。
そもそも「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」は
家族愛を描いた映画だ。
詐欺を働く本当の理由は失った親の財産を取り戻し
バラバラになった家族をまた一つに戻すため。
そのために一人息子が奮闘する家族映画だという見方もできる。
この映画を見て一番印象に残っているのは
自己アピールの重要性だ。
自分をどう見せるかで、人の見る目なんて
いくらでも欺け、いくらでも思い通りにできるのだ。
本当はパイロットでも医者でもなんでもない。
なのに、そう思わせるだけで周りの見る目は変わる。
人に評価されるには、何かを成し遂げなければ
ならないと思っていた。確かにその通りだ。
しかし他にも方法があることを知った。
自分で自分を演出することで、自分はどんな人間にだってなれる。
ということを教えてくれた。
「自分は〇〇なタイプだから」と決めつけ
行動を制限したり、セーブするのはもったいないことだと思った。
会社で「自分の評価は他人が決めるもの」と教わったことがある。
自分で自分のことをどれだけ明るいタイプだと認識していても
対面した人がうるさいと思えば「うるさい人」になってしまう。
だから相手に合わせた対応が必要だというのだ。
これを「守りの演出」とするなら、
アバグネイルの方法は「攻めの演出」となるのだろう。
逮捕後、通常の生活をするチャンスをもらっても
詐欺師の生活に戻ろうとするシーンがある。
いつしか偽りの肩書や生活に安心感を覚えてしまったのだろうか。
ハンラティの「ウソの生活のほうが楽か?」という
セリフが印象的だった。
国家権力を手玉にとって
人を騙すのも才能、というお話。
悪いことをしているのに、あまりに手口が見事なのだ。
いつか、FBI捜査官まで、あきれつつ、
彼の魅力にハマってしまう。
殺人とか、極悪非道な犯罪ではない。
小切手偽造だから、まだ許容範囲。
ディカプリオって、若いときから
こんなに芸達者だったんだ。
それにトムハンクスのぼくとつさをかけあわせて、夢のように面白い映画の出来上がり!
そして、スピルバーグはやはり、すごい。
ある種、不思議な映画。
主人公は犯罪者なのだが悪い奴としては描いてない。むしろ同情を誘うように設定されている。つまり彼は知的障害者なのだ。自分のやってるとこの悪さが良くわからない可哀想な男なのだ・・・って感じの設定が実に上手くはまっていて不思議な雰囲気の作品に仕上がっている。
気持ちのいい映画
詐欺師とFBIのチェイスもの。
実話を基にしているっていうんだから、驚きです。人間はどこを見るか。どう振る舞うかで判断する。大胆不敵。ドキドキするし、気持ちのいい展開。登場人物に、共感もできるし、いい映画でした。
豪華な追いかけっこ
トム・ハンクスとレオナルド・ディカプリオの豪華キャストで送る実話に基づいた詐欺師と捜査官の追いかけっこ。
そんなのありかよっていう奇想天外な行動で捜査の網を掻い潜っていく様が面白い。
一方で愛に飢えて詐欺を繰り返すも最終的に愛を得られず逮捕されてしまうシーンは悲しい…
親子愛?友情?
面白かった。あまり期待してなかったけど、さすがスピルバーグって感じでエンタテイメントしてた。
監督によってはハードに出来そうな気もするけど、見やすくコメディのノリで楽しく観れた。
もう少しトムハンクスとディカプリオの心の繋がりみたいなのを観たかった気もするけど、今だとBL要素を含みそうなもんだけど…
ディカプリオの生い立ちがメインになってて、それはそれでキャラに愛着が持てて良かった。環境と家族が子どもの性格を作ると思ってるのだけど、あの父親じゃこうなるか…と同情した。ドラマチックな人生をもたらしてくれたけど、親が親なら普通に何かの事業で成功してたのだと思う。
しかし頭が良い人は何をやっても上手くいくのだな…頭が良くて度胸があって、尚且つ用心深く弱い人間が成功するのかなと思った。
そして、何といっても逮捕後のオチが爽快で気持ち良かった。
すべてにおいて素晴らしい
実話だとは驚き!
親子愛に飢えた男の子の物語。
ユーモアも所々にあり、1960年の雰囲気もよく出てたと思います。ディカプリオとトムハンクスの名演技も見応えあり(*^_^*)
素晴らしい作品です!
すごい!!! これが実話なんて信じられない笑 2時間20分なんて長...
すごい!!!
これが実話なんて信じられない笑
2時間20分なんて長さを感じさせないほど
魅入ってしまいました。
ディカプー演じるフランクは天才詐欺師。
なんですけど〜
かつて家や車があってお金持ちの幸せな家庭だった事を夢見て、両親の離婚を受け入れず
自分がお金持ちになればきっとまた元のように生活できると考えちゃうあたり!!
まだまだ青臭い子供なんだな〜って笑
本当にタイトル通り「鬼さんこちら〜」って
追いかけっこ劇が見れます笑
どんな土壇場で捕まる!っていう状況でもフランクはあの手この手で嘘をつき逃げます笑
よくこんな嘘がパッと思いつくな〜って感心すると同時にフランクの寂しさみたいなのも伝わってきました。
クリスマスの日に毎年カール警察に電話したり、自分の家に訳の分からん衆を連れパーティーしたり、婚約者と足を洗いたいと本当の名前を教え落ち会おうとしたり、などなど
最後にまた偽装パスポートを使ってパイロットに成りすましタダ乗りするフランクにカールの言った一言が印象に残りました
「後ろを見てみろよ、誰も追ってこないだろ?」
敢えて強制的に戻らせるのではなくフランクを信頼して帰ってくるって思って言ったセリフなのかな〜と。
フランクはカールにとことん嘘をついたけどカールは一切嘘をつかず信頼を教えた
だから更生し、今もFBIの偽造小切手捜査に協力し、結婚し3人の息子に恵まれ幸せに暮らしてるとエンドロールに書いてあり、よかったよかったってなった笑
途中何度も「ここでもう足洗えや〜」って思うシーンがあるけどそれでも続けるフランクに一種の敬意を払いますね笑貫いている笑
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