劇場公開日 2025年5月16日

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かくかくしかじかのレビュー・感想・評価

全415件中、241~260件目を表示

3.5次はしばらく先か・・・

2025年5月20日
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鑑賞方法:映画館

漫画家の東村アキコ先生の自伝的漫画を原作とした作品でした。主演の永野芽郁の”不倫問題”が喧しい中で封切りとなった訳ですが、作品と”問題”は別問題なので、"問題”は脇において作品の感想を述べたいと思います。

後に東村先生となる林明子(永野芽郁)と、彼女が高校時代に出会った絵画教室の先生である日高健三(大泉洋)の師弟関係について描いたお話でした。予告編で日高が竹刀を振り回して、明子がギリギリのところでこれを避けるシーンがあったり、明子の襟首を掴んで引き摺り回すシーンがあったりと、コメディタッチでマイルドな描写になってはいたものの、どうしても日高のパワハラぶりに注目せざるを得なかったのですが、これは本編でも同様でした。物語の舞台は今から30年以上前であり、先生から生徒に対するパワハラというか、もっと率直に言えば暴力に対する世間の評価は、現在に比べると当時は寛容な部分があったのも事実だと思います。ただ、個人的にこの場面が実話だとしても、これを美談調に描くのはちょっと受け入れがたいものがありましたし、逆に敢えてフィクションとして描いているのであれば、なおさら受け入れられないと感じました。まあ東村先生個人が、日高先生に対して好意的な感情をお持ちであるのは確かなのでしょうが、同様のケースで苦しむ人も大勢存在することを考えると、どうも合点がいかないところでした。

そうした部分はあるものの、役者の演技は素晴らしく、特に永野芽郁の感情表現から動きに至るまで、流石と思えるものでした。大泉洋に関しては、いつもの大泉洋でしたが、結果的に彼がこの役を引き受けていたからこそ、本作に無限の安定性を与えていたように思えました。
ただ、映像面や音響面では、特筆すべきところは少ないように感じられ、是が非でも映画館で観なければならない作品とまでは言えないように感じられました。

いずれにしても、”問題”のせいで次に永野芽郁をスクリーンでお目に掛かるのがちょっと先になってしまうかも知れないことが残念に思えるほどに、彼女の活躍ぶりが強調された作品でした。

そんな訳で、本作の評価は★3.6とします。

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鶏

4.0永野芽郁、大泉洋、共にハマってる

2025年5月20日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

幸せ

逆風真っただ中の永野芽郁。真実は知る由も無いが、世間が信じるには厳しい釈明だなと思う。 が、俺は特別ひいきでもないので、特にショックを受けるわけでもなく、予定どおり鑑賞。

【物語】
宮崎に住む林明子(永野芽郁)は小学生時代に漫画に出会い、将来は漫画家になると決意する。その夢を抱いたまま高校生になった明子は、美大を出てから漫画家になるというプランを思い描きて美術部に所属。しかし3年生になった頃、同じく美大を目指す親友(見上愛)に「美大に入る気ならそれ用の塾に入らなければ無理」と言われたことから、彼女と同じ塾に通うことにする。

ところが、塾の先生・日高健三(大泉洋)は竹刀を手に怒号を飛ばし、生徒たちに絵を描き続けさせるという想像もしていなかったスパルタ教師だった。 明子は一日も早く逃げ出したいと思っていたが、ある出来事から日高の生徒への愛情を感じ、思いとどまる。不満を持ちながらもなんとか塾通いを続けた結果、日高に画家としての素質を認められるようにまでなるが、逆に「漫画家になりたい」という本当の夢を言い出せなくなっていた。

【感想】
なかなか面白かった。
実話に基づくお話のようだが、半分コメディーで楽しいし、(誇張をしているに違いないが)日高健三という人物が面白い。現代ならあり得ないパワハラ先生でありながら、生徒たちに慕われていたのは、先生の愛情を感じられたからだろう。結果がそうならパワハラじゃないよな、これも有りだなと昭和人間は思う。

大泉洋はこの日高先生のハマっており、とても自然だった。しかし、それ以上にどハマリなのが永野芽郁だ。真面目でもなく、スポコン的根性女生徒でもなく、どこか抜けていて、ユルい感じが永野芽郁の最も得意とするキャラであり、真骨頂と言えるヒロイン像を見せる。東村アキコが実際そういうキャラだったというよりは、永野芽郁に当て書きした脚本だったようにも思える。

しかし、今の状況を鑑みると、よっぽど腹をくくった打開策を打ち出さない限り、これが永野芽郁主演作としては最後になるかも知れない。もやもやとして観ることを躊躇しているファンがいたら、観ておくべし。

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泣き虫オヤジ

4.0描け! 描け! 描けーーー!

2025年5月20日
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鑑賞方法:映画館

波がこのように打ち寄せ

砂浜がこのように広がり

海の空がこのように青い

師弟の絆

他人との出会いから導かれる自らの人生

永野芽郁さん、いい女優さんです

私生活と作品は別次元

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AK

1.5惜しいという感もない凡作

2025年5月20日
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鑑賞方法:映画館

本職ではない脚本家にホンを書かせるべきではない。原作者による脚本は当然のように説明セリフで彩られる。PVやCMを撮ってきた監督さんの演出は映画的なダイナミズムに欠け、表面上の技巧だけで進む。即ち製作者側が映画というメディアを軽く見ていたのだ。
内容的には大泉洋が演じていた先生が「描け!描け!」の一本鎗だったことが画家を目指すうえで正しい指導だったのか否かもわからない。ただ、漫画家になるうえでは決してマイナスにはなっていなかったのだろうという想像しか得られない。
テレビ局製作の映画なんてこんなもの、という印象。ポジティブ評価は大泉だけだろう。

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ひぐまさん

4.0面白かった

2025年5月20日
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泣ける

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幸せ

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くはな

3.5漫画家漫画映画

2025年5月20日
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naichin

4.5人との出会いは大切にしたい

2025年5月20日
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泣ける

知的

癒される

4月末の文春砲からの不倫騒ぎでこの映画の主役永野芽郁には現在SNSでは酷いバッシング。でも映画とこの手のスキャンダルは別物だ。絵画に関係する一つの映画として鑑賞しました。
私も現在趣味で絵を描く身としてはつまされる。絵を描く事がmustと思うと全く描きたくなくなる。しかし絵が持つ不思議なチカラ…人の生きる情熱に火がつくと別だ。
原作からだろうが絵画教室講師の存在はリアルに感じる。高校生時代から主人公の絵に向かう態度が、せっかく金沢美術工芸大学入学しても開花しない。意外と言って失礼だがストイックな美術教室の先生役の大泉洋がなぜか似合ってる。彼の言葉少ないストイックな演技がとてもいい。大学に入って、そして卒業後も変わらない彼女との関係は別れまでずっと続く。この出会いから別れまでとても上手く描かれてる。
ラストに絵を描く情熱と漫画を描く情熱は同じだと主人公が理解するところは絶妙と思う。作者東村アキコ先生がいかにこの人物に会えたことによって、人生を一歩もさらに何歩先をも歩けたのか分かる。「人との出会いは人生で大切にしたい」と思えるとても良い映画でした。

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ヤマチャン

2.5悪くはないんだけど

2025年5月19日
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泣ける

単純

原作は未読だけど、いいお話だった。
永野芽郁さんは、涙の女優っぷりを発揮
監督は関さんでしたか。音楽PV作品では目にすることがちょくちょくあったけど、劇場ロードショー作品は初めて見た。

最後の海辺のシーンの終わり方は、ちょっとダサく感じた。なぜあそこだけ、あんな風にした?という違和感も(^◇^;)

金沢と宮崎を舞台にして、金沢と宮崎でロケしていたのは、そしてアトリエにあるのは本物ばかりという点、先生をリスペクトしたということでしょうか。

全体を通して可も不可もなく、観て損はない作品

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ケビン

3.0完全なフィクションならなあ

2025年5月19日
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事実に基づいていると思うとこのパワハラだらけの展開はちょっとついていけない。
架空の話として考えれば良いのか。
そうなるともっとデフォルメしてもっと無茶苦茶やらないと。
結果、先生に映画の中のリアリティが足りないと思う。
否定的ダブルバインドを極めたら、リアリティがでて共感できて、もっと面白くできそう。

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SUZUKI TOMONORI

2.0モチベーションは辞職願望

2025年5月19日
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uz

4.0感動<人情 描けというエール

2025年5月19日
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幸せ

昭和では違和感のないスパルタ講師と生徒のお話。
受けた恩も愛情も受けている間はあって当たり前になってそれほど言葉や行動で表現できないものだなと。気付いた頃には遅かったり。

126分と少し長めの上映だったけど、気持ちが切れることなく最後まで集中して見れた。それでも内容としてはまだ足りなく描ききれなかったのかなくらいの印象。

一方、現実では汚い人族がここぞとばかりに茶々いれてるけど興味を持たせたことによって令和コンプラで隠した部分を皮肉にも認知させる予感。原作読んでみたくなった。
疑惑はよくないことだけど、···人間だもの。

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maoo

5.0映画館で鑑賞する価値ありの傑作

2025年5月19日
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知的

癒される

ドキドキ

コミックが好きなので観にいったが、期待を大きく上回るおもしろさ。宮崎という南国の光、海、空気を感じるために映画館で鑑賞することをお勧めします。
コミックをベースにさらに掘り下げられたストーリで、泣くというよりも、久しぶりに心が揺さぶられた。東村アキコ先生そこまで、好きではなかったけれど、クリエータとしての凄みをみせつけられた。大泉洋もうまい人だよねぐらいの評価だったのが、ファンになってしまった。多分自分にとって生涯忘れられない作品になると思う。
つまらないスキャンダル?みたいな話でこの映画を観る人が少ないとしたら本当にもったいない。

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sakura

5.0こんな映画、好きやわ~😱

2025年5月19日
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泣ける

笑える

幸せ

まさか「描け~」で泣くか❕
大泉洋、上手いな~芸術家に見えたわm(_ _)m
永野芽郁ちゃん、高校生から、女子大生、社会人までお見事でした!
ほとんど半分喜劇ですが、飽きの来ない素晴らしい演出です。
清い涙😢有り難うやんした~👏

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辛口慢

4.0描け‼️描け‼️描け‼️

2025年5月19日
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楽しい

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活動写真愛好家

4.0せつない

2025年5月19日
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若い頃は誰しも目の前のことが楽しく魅力的で、それ以外のことはついつい後回しにしてしまう。
いつかそのうちに、と思っているうちに月日は流れ、気がつけばいろんなことが変わってしまって、あの頃のようには事は進まない。

自分の人生を振り返りながら、その時その時に出会った人々のことを頭の片隅で思いながら観ている自分がいた。

ラストシーンの飛行機雲が何だか切なかった。

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し

2.0戸塚ヨットスクール戸塚宏氏との親和性

2025年5月19日
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悲しい

怖い

驚く

体罰、パワハラも超えた純朴な生徒たちを恐怖をもって宗教カルト的精神性をもって支配して殺人までに至った戸塚宏を思い出して最後まで気持ち悪かった。そこに涙してしまう実在する生徒たちやこの物語に精神性も危うさを感じてしまった。一点、違うのは戸塚宏は今でもその教育観の正当性を主張するがこのモラハラ教師には教育観などはなく身勝手極まりない妄信的押し付け。大泉洋さん、永野芽郁ちゃんのユーモラスなタッチで柔和にしていたけど実話として笑えない。

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masayoshi/uchida

4.5著名少女漫画家の自伝、恩師との友情の物語

2025年5月19日
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笑える

著名少女漫画家の東村アキコ先生の自伝です。1975年生まれの方なので昭和後期から平成初期の年代を過ごした方々にとっては大学生活など懐かしく共感できる部分も多いでしょう(令和世代には伝わらないかも)
ストーリーあまりひねりもなくストレートに予想通り展開していきますが、若い頃に夢に向かって何かに打ち込んだことがある人にとっては胸にくるものがあります。
恩師との友情、心の繋がりの物語でもあります。

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misa

5.0原作者の指名に見事に応えた永野さんと大泉さん

2025年5月19日
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原作者が脚本だけでなく撮影にも滞在した思い入れのある作品。その作品で主演に指名され見事に演じた永野さんと大泉さんに脱帽

「あの報道」のせいで感情移入できないかも?と思ったが、物語が進むうちにどうでもよくなった

大泉さんであればパワハラなのにどこか愛嬌があり、嫌いになれない真っ直ぐな先生を演じてくれると原作者がインタビューに答えていたが、まさにそのとおり。

永野さんはやっぱり上手い
笑いの部分もあり前半部はニヤニヤしていたが
終盤では涙が非常に綺麗でこちらまで目に汗が

個人的に大満足

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ダルメシアン07

4.5描けぇ〜

2025年5月19日
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マーベリック

5.0乱暴な態度にアレルギーが出るかも最後まで見ればわかる

2025年5月19日
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原作を読んでないので想像ですがもっと色々描かれて作品だと思うので物足りないと思いますが、
原作で伝えたい思いを126分に要約してコンパクトに収めた想いの詰まった映画だと思いました、

ぶっきらぼうで乱暴な態度がアレルギー反応を出す人もいると思いますが、
最後の最後まで見ればなぜそうして来たかわかると思います。
私も初めは胸が詰まる描写があり見るに耐えないと思う時もありましたが、
先生が伝えたいことが最後の最後に出て来たのでストンと心に留めることができました。

恩師の生徒達への愛情がわかる年になり恩師への恩返し?恩師への想い恩師の伝えたいこと伝えられる映画になってます。

高校3年で初めて出会い大学生時代、漫画家として大成しこの作品を書き上げ映画を作り上げるまでの物語を見てほしい。
作者が妥協した部分もあったでしょう、先にも書きましたが恩師、作者が伝えたいことが素直に伝えられている映画でした。

正直に駄作では伝えきれず終わると思いますが、
恩師を演じた大泉洋さんのかけのの使い訳で辛くもなりクスッと笑える部分もあり、悲しくもなり心を詰まらせ涙が自然と出る演技

永野芽郁のダメダメな大学時代に冷やししたり、呆れたり

主人公の父母の親としての感情の移り変わりの演技に笑い、急な変化に納得したり
いい演者がいたから作られたと納得した面もありますが・・・・・

本作を執筆される年齢にしては薄さと言うかなんか物足りなさが有ったのが残念でしたかね。

それ以外は良かったです。

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ぽぽJr.はうちや