かくかくしかじかのレビュー・感想・評価
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惜しいという感もない凡作
面白かった
涙が流れる、また笑いが出るそんな場面が多く今どきこんな先生いないなって思わされた。怖いイメージの中にも芯がありまた暖かさがあり才能があるからこそみんなに描け描け描き続けろと言い続ける。
先生も絵を描き始めたのが29歳同じものを何度も何度も何度も描いて描いて描いて描きまくってそれで上手くなることをわかったからこそ人にもそのことを伝えるんだなって劇中から伝わりました。
教え子は漫画家になりたくまた美術大でという肩書きが欲しかったようだがその過程でも今だからわかる気持ちなど双方の考えが合わないようで結果良かったようなそんな内容でした。
教え子性格悪って思うところもありましたが、今だから昔に戻ったらそんなことしないってわかるストーリー性もいいなと思った。
結果先生が死んじゃう時にまさかって思うのは本人もそうだが観てる観客もマジかってなりました。
実話で楽しくおかしく服装もカラフルで良かったって感じた
漫画家漫画映画
東村アキコ先生による自伝漫画の映画化。
漫画家の自伝というと、藤子A先生の「まんが道」や島本先生「アオイホノオ」を思い浮かべますが、それらが漫画を中心に描かれていたのとは違い、この作品(原作は知りませんがこの映画)は、高校時代からお世話になった画家の先生との話を中心に構成。
長きに渡る先生との師弟関係を面白く描いている。
エンドロールで脚本を初め至る所に東村先生の名前があるのが驚いた!これもあの事件の影響なのだろうか?原作者主導の良い環境で作られた映画と言えるかも知れない。
しかし、スキャンダルの影響が少なからずあるようで、勿体ない!そんなものと作品は全く関係ない!普通に面白かったぞ!
#かくかくしかじか
人との出会いは大切にしたい
4月末の文春砲からの不倫騒ぎでこの映画の主役永野芽郁には現在SNSでは酷いバッシング。でも映画とこの手のスキャンダルは別物だ。絵画に関係する一つの映画として鑑賞しました。
私も現在趣味で絵を描く身としてはつまされる。絵を描く事がmustと思うと全く描きたくなくなる。しかし絵が持つ不思議なチカラ…人の生きる情熱に火がつくと別だ。
原作からだろうが絵画教室講師の存在はリアルに感じる。高校生時代から主人公の絵に向かう態度が、せっかく金沢美術工芸大学入学しても開花しない。意外と言って失礼だがストイックな美術教室の先生役の大泉洋がなぜか似合ってる。彼の言葉少ないストイックな演技がとてもいい。大学に入って、そして卒業後も変わらない彼女との関係は別れまでずっと続く。この出会いから別れまでとても上手く描かれてる。
ラストに絵を描く情熱と漫画を描く情熱は同じだと主人公が理解するところは絶妙と思う。作者東村アキコ先生がいかにこの人物に会えたことによって、人生を一歩もさらに何歩先をも歩けたのか分かる。「人との出会いは人生で大切にしたい」と思えるとても良い映画でした。
悪くはないんだけど
完全なフィクションならなあ
モチベーションは辞職願望
はじめに、これが本当に自伝であるなら自分は東村アキコが嫌いです。
作品は作品として観ますけど。
豪華なマンションを見せつけ、自身を「凄い人」と評する導入から(事実であっても)鼻につく。
本編はちゃらんぽらんで自信過剰(最初のデッサンは本当にヒドい)な女子高生からスタート。
美大の志望理由は肩書きのみと、高い学費を払う親にも合否を競う他の受験生にも失礼極まりないもの。
漫画家志望なのに高校時代は読んでる描写すらない。
芸大入って批判されたら描かなくなり、夏休みの一件を経てもすぐ逆戻り。
色ボケクソ馬鹿で通すも何故かアッサリ卒業。
二足の草鞋に嫌気がさして初めて描いた作品がそのまま受賞、掲載はならずも担当付きに。
しかもそれまでもその後も、創話や漫画的技術の習得に関することには一切触れられていない。
もちろん実際は努力や苦労など沢山あったのだろうが、そこを描かずして何を感じろと言うのか。
一つの作品として、主人公明子の物語として、都合よく成功したイライラする女性の話でしかなかった。
永野芽郁の雰囲気はいいが、演技は未だそれ頼りだし、女子高生はいい加減ムリがあり過ぎる。
コミカルさも相変わらず“面白い”でなく“可愛い”だし…
上述のキャラ描写もあり、途中から日高先生を主人公として観ないとキツかった。
芝居がよかったのは大泉洋、大森南朋、ツダケン。
コメディ演出はほとんどが合わなかったが、斉藤由貴の使いどころは笑った。
原作は未読だが、本人が脚本にも制作にも名を連ねててよくこれを公開したと思う。
自分にはセルフネガキャンにしか見えませんでした。
感動<人情 描けというエール
映画館で鑑賞する価値ありの傑作
こんな映画、好きやわ~😱
描け‼️描け‼️描け‼️
漫画家を夢見るヒロインと、ヒロインが美大への合格目的で通うことになった絵画教室のスパルタ教師との交流‼️熱血教師と生徒の絆を描くという、これまた昭和の青春ドラマで繰り返し描かれてきた、いわば「巨人の星」的な王道のストーリー‼️でも大泉洋のキャラクターも含め、今の時代に観てみると逆に新鮮に映るのかもしれません‼️「描け!!」を連発する日高先生を演じる大泉洋が、厳しさと優しさをにじませた演技でお見事でしたね‼️
せつない
戸塚ヨットスクール戸塚宏氏との親和性
著名少女漫画家の自伝、恩師との友情の物語
原作者の指名に見事に応えた永野さんと大泉さん
描けぇ〜
ありきたりだけれど、継続は力なり。相手を選ばず、愚直に言い続け、自ら体現してくれる恩師の愛。 やっぱり、親や恩師のありがたみというのは、時を経て分かるものだなぁ、と改めて感じました。
Always, nothing is too late?!
最後のファンタジーとしての恩師との会話シーンが原作者の東村アキコさんが心から伝えたかった感謝(懺悔)、そして天国まで届くと信じて描かれたのでしょうか? 不覚にもポロポロ…
芽郁ちゃんは、やはりコメディタッチなキャラを演じてるのが良い! 恩師 日高先生を演じた大泉洋ちゃんは、またまたハマり役でしたー!
乱暴な態度にアレルギーが出るかも最後まで見ればわかる
原作を読んでないので想像ですがもっと色々描かれて作品だと思うので物足りないと思いますが、
原作で伝えたい思いを126分に要約してコンパクトに収めた想いの詰まった映画だと思いました、
ぶっきらぼうで乱暴な態度がアレルギー反応を出す人もいると思いますが、
最後の最後まで見ればなぜそうして来たかわかると思います。
私も初めは胸が詰まる描写があり見るに耐えないと思う時もありましたが、
先生が伝えたいことが最後の最後に出て来たのでストンと心に留めることができました。
恩師の生徒達への愛情がわかる年になり恩師への恩返し?恩師への想い恩師の伝えたいこと伝えられる映画になってます。
高校3年で初めて出会い大学生時代、漫画家として大成しこの作品を書き上げ映画を作り上げるまでの物語を見てほしい。
作者が妥協した部分もあったでしょう、先にも書きましたが恩師、作者が伝えたいことが素直に伝えられている映画でした。
正直に駄作では伝えきれず終わると思いますが、
恩師を演じた大泉洋さんのかけのの使い訳で辛くもなりクスッと笑える部分もあり、悲しくもなり心を詰まらせ涙が自然と出る演技
永野芽郁のダメダメな大学時代に冷やししたり、呆れたり
主人公の父母の親としての感情の移り変わりの演技に笑い、急な変化に納得したり
いい演者がいたから作られたと納得した面もありますが・・・・・
本作を執筆される年齢にしては薄さと言うかなんか物足りなさが有ったのが残念でしたかね。
それ以外は良かったです。
かけ 描け 駆け
恩師への愛と感謝を詰め込んだ素敵な作品
人気漫画家・東村アキコさんの自伝的作品の実写映画化作品ということですが、原作未読どころか、東村さんの作品は何ひとつ知りません。予告の楽しげな雰囲気と出演俳優陣に惹かれて、公開2日目に鑑賞してきました。
ストーリーは、宮崎県に暮らす、漫画家を夢見るお気楽女子高生・林明子が、美大受験に備えて地元の絵画教室に通うことになり、そこで出会ったスパルタ指導の日高先生のおかげでなんとか大学合格を果たすが、根っからのサボりぐさが治らない明子は、友達と遊ぶ日々の中で漫画家の夢も絵への情熱もしだいに薄れていくが、そんな明子に対してもずっと声をかけ続ける日高先生と明子の日々を振り返るというもの。
原作者・東村アキコさんにとって、人生の大きな道標となった恩師・日高先生への愛と感謝を精いっぱい詰め込んだ素敵な作品です。原作未読ですが、製作に原作者も加わっているということで、きっと原作の魅力がしっかり生かされた作品になっていたのではないかと思います。
日高先生の人物造形はおよそ絵画教師とは思えないスパルタぶりで、まさに型破り。それでも教え子たちからこれほど慕われていたのは、作品のすばらしさでも指導のうまさでもなく、彼のひたむきな情熱が伝わっていたからでしょう。それは絵画に向けるのと同等の熱量で教え子に向けられ、死の間際まで衰えることはありません。
ストーリーは、アキコの自伝として語られるため、日高先生がアキコに特別に肩入れしているようにも見えます。しかし、葬儀後の後輩くんの言葉から、誰か一人を特別扱いすることなく、教え子の一人一人に全力で向き合ってきたことが窺えます。
人生の中で生涯の師と思える人に出会えたことは幸せです。鑑賞中、自分にとっての師と思える人の顔が何人か脳裏に浮かんできました。今でもたまにお会いするかたもいれば、その後すっかりご無沙汰になってしまったかたもいます。今の仕事に全力を尽くすことが最大の恩返しと思って過ごしてきましたが、本作を観てやはり直接会ってお礼を伝え、当時の思い出話をしたくなりました。
題名の「かくかくしかじか」も、自分には「かくしか」ないと思わせてくれた恩師の話を、さまざまなエピソードを通して振り返るという意味で、感謝と温かみを感じる素敵なタイトルだと感じます。
主演は永野芽郁さんで、お気楽でありながらも心から日高先生を慕う明子を好演しています。共演は大泉洋さんで、こちらも日高先生役がぴたりとハマり、観る者の心を捉えます。脇を固めるのは、見上愛さん、畑芽育さん、鈴木仁さん、神尾楓珠さん、津田健次郎さん、有田哲平さん、MEGUMIさん、大森南朋さんら豪華な顔ぶれ。主演の永野芽郁さんが世間をお騒がせ中なのは承知していますが、それとは切り離して作品を楽しんでほしいと思います。それが、原作者やキャストやスタッフの思いに報いることだと思います。
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