「やっぱり大好きな作品」かくかくしかじか あおぞらさんの映画レビュー(感想・評価)
やっぱり大好きな作品
漫画のまんま再現されてて、原作ファンとしては大満足の作品。連載当時にタイムスリップした気分。
大森南朋さんのお父さんが原作どおりでツボ過ぎた。
永野芽郁ちゃんも色々やらかしたっぽいのだけれど、それも含めて東村先生の若かりし姿と重なる(やったことの内容はさておき、東村先生も日高先生に沢山不義理なことをしていたんじゃないかと想像)
東村先生とほぼ同世代である自分の青春時代を思い出し懐かしくもあり、恥ずかしくもあり、年代的には日高先生に近いであろう今の自分の重ねて、どちらの視点で観るかで感じ方が変わってくる作品。
日高先生の「描け!描け!描け!」あの情熱がどこからきてきたのか知りたい。
とってもピュアな人だったんだろうな。
愚痴も文句もこぼさずひたすら描け!といってた先生。挫折した生徒たちにも変わらず書け!と言ってたのは先生の親心だったのか、夢を託したかったのか…絵を描く喜びを分かち合う仲間が欲しかったのか…
日高先生が望んだ姿ではなかったのかもしれないけれど、先生のスピリッツは今もなお東村先生の中で輝いているのではないだろうか。
人生の中でそういう存在に出会えることはとても幸せなことなのだと思う。
やっぱり「かくかくしかじか」大好きだ!
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