「一万時間の法則」かくかくしかじか カルヴェロさんの映画レビュー(感想・評価)
一万時間の法則
「描け描け、とにかく描け!」と大泉洋扮する日高は永野芽郁扮する林明子に言い続ける
描くことだけではない、自分が何者かになるためには一万時間そのことに向き合えば何らかの結果を得ることができる、私もそう思います
一万時間、1日5時間なら2000日
5年と半年毎日5時間です
しかしそれはあくまでも始まりに過ぎずその先ももっともっと続けることに意味があるのでしょうね
それだけの熱意が日高からは滲み出ている
とにかく真っ直ぐに絵が好きなのだろう
その気持ちを生徒へストレートにぶつけていく
そんなやりとりをコミカルに映し出されてはいるけど世が世ならかなり問題が多いのかも
でも習う側が良ければ今でもアリだと私は思うのですよ
私だって今からでもまだ何者かになりたいという望みを捨てたくはない、と相変わらず夢ばかりを見てしまう日々なのだった
最後に是非とも日高先生の作品を見てみたいものです
見るのは得意なので
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みかずきさんのコメント
2025年6月13日
共感ありがとうございます
日高先生役の大泉洋が放つ『描け、描け』が象徴的な作品でした。
なぜ書き続けるのかという説明はありません。
描くという行動を只管続けることで真髄が見えてくることを日高は分かっていたのだと推察します。
『描け、描け』は、絵画教室の生徒だけでなく我々観客をも鼓舞していると感じました。