「あのマンガは!」かくかくしかじか SUZさんの映画レビュー(感想・評価)
あのマンガは!
原作ファンです。
永野芽郁が読んでるマンガが、松苗あけみせんせーだ!(純情クレイジーフルーツ?)とか、あのカバーは吉野朔実せんせーだって判るくらいには同世代なので、あの時代のスパルタな指導にもあまり拒否感はありません。
面白かったです。主演二人が醸しだす空気感が最高でした。大泉洋はもちろん、永野芽郁もコメディとシリアスを自由に行き来していて素晴らしかったです。
そのコメディ演出なのですが、ちょっとやり過ぎかなぁとは思いました。監督が『地獄の花園』を撮った人なので覚悟はしてたんですけどね。おそらく監督はああいうコミカルな演出や「PVですか?」って感じの演出が好き(もしくはそれを求められていた?)なんでしょう。
この二人ならば過度な演出をしなくても面白み、可笑しさを滲ませてくれたと思うので、もっと役者を信じてシリアス寄りの演出で見てみたかったです。
正確なセリフは忘れましたが、モノローグで、亡くなったせんせーに「ひどい生徒だったね」と語りかける永野芽郁の声のトーンにやられました。心を掴まれますよね。
コメントする
トミーさんのコメント
2025年6月4日
漫画原作だからギャグ要素ってのも理解出来なくはないですがね・・漫画特有の時系列無視で立ち止まる描写が、映画では困難な部分もありますね。
男ですがぶ〜けには影響を受けました。吉野朔実、耕野裕子、竹坂かほり、中でも星の時計のリデルにはぶち抜かれました。
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。