「よくある師弟物語」かくかくしかじか YAS!さんの映画レビュー(感想・評価)
よくある師弟物語
原作未読、予告編が良かったので、鑑賞しました。
僕の娘は、主人公と同じように、漫画家or画家を目指して、幾つかの絵画教室を経て、日芸に通ったので
画家を目指す子供を持つ親目線で、この映画を観る事が出来ました。
「1日休むと、腕が鈍る」のは、芸術家だけでなく、音楽家や運動選手にも共通したことなので、
その"道"を究める為には、日々の修練がたいせつなのは、切に思いました。
主人公が、画家として"どの程度の素晴らしい絵"を描くのか、劇中に魅せてくれなかったので
絵画教室の師匠が、これほどまでに主人公に入れ込んだ理由が、理解できませんでした。
もしかしたら、原作者の師範に対する 恋愛的な思い入れを、この原作の中に綺麗に整える為の想起作だったのではないかと、感じました。
ヤンキーな後輩は必然性が無かった気がします。
永野芽郁さんに不倫問題が出ていますが、それは"芸の肥やし"ということで
なにも問題ありません。そういう職業です。
彼女は、爽やかで 明るく 奇麗で演技・表現力がある素敵な俳優さんなので、
今後は、長澤まさみさんが居たポジションに入れ替わって活躍して欲しいと願います。
師弟映画としては、スパルタではないが「ベスト・キッド(1984年)」が1番印象に残っています。
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トミーさんのコメント
2025年5月29日
共感ありがとうございます。
両親が甘々なだけに、厳しい指導を子どもなりに大事と思ったんですかね。
上手いヤンキー美術部員、ブルーピリオドもそんな感じですよね、イメージが違う奴は描き易いのかもしれませんね。