「先生、私はずっと漫画家になりたいんよ! ~日岡絵画教室の想い出~」かくかくしかじか The silk skyさんの映画レビュー(感想・評価)
先生、私はずっと漫画家になりたいんよ! ~日岡絵画教室の想い出~
ちょっくら高熱でダウン・・・歳なんかなと思うこの頃、お迎え来るのはマダ早い。元気だしてタイピングなのだ。
先日「かくかくしかじか」観たのだよ。
MCが、
・林明子役: 永野芽郁さん
・日高健三役: 大泉洋さん
2大巨塔の映画ね。永野さんがちょっと世間から冷たくされちゃってるけど
作品的には何ら関係ないね。明子のこの役は彼女で良かったと思う。
そして 恩師日高先生の大泉さん。
かけかけ ちょっとウルサかったけど (*´ω`*)
まあ 総じて悪いとは思わないね。
特に ”一度しか書かんし ようみとけ!”って言って
デッサンさっさっさ~っと 書く場面 表情は良かったかな。
険しい表情だけども。
先生の事を一番分かっているのは 明子であり、その記憶に残る想い出。
誰がそれに対して 違うなどと 言えるであろうか。そう思うのよ。
だから 映画に描かれた先生は そのまんま日高先生で有って、
それを受け止めるしかない。
そこにストレ-トな先生の優しさが滲み出ていたと思うんだよね。
先生の書いてる絵、そしてその描いてる姿(背中が)が目に焼き付く。
大海の浜辺に魚の骨・・・ 素人目線ですけども絵は儚いものを感じます。
明子の思い出の中に、下宿先に来た先生の逸話があって
有名な焼酎のビンがコタツに置いたまま 帰って行かれた話。
その場面の思いが 凄く分かる様な気がします。
きっと明子の事を心から心配していたのでしょう。
友人たちを招いて絵の事を話したかったのかも知れませんが、
それだけでは無くて 彼女がこの場所で周囲に溶け込んで生きているのか。
それを案じていたのだろうと 思います。
きっと先生は孤高の画家ですし、言動とは裏腹に寡黙な人柄。
だからその思いがきっと有ったのではと思いますね。
先生が”毎日絵を描かないと 下手糞になるぞ!” この言葉が刺さります。
そして 明子が言う ”漫画も絵を描くことも どちらも大変で同じだった。”
この思いは彼女だから言える言葉で。
その想いがもう居ない先生の元へ届けばいいな~って・・・最後に感じましたです。
-------映画上映終わった 客席-------
後ろに陣取った6人の女子高生達(クラブ帰り?ジャ-ジ姿)の会話が聞こえて来て・・・・
(*´ω`*) 涙した~ えへへへ (友人らも笑顔で照れてる)
(*´ω`*) ”かくかく” は分かったけど・・・
(*´ω`*) ”しかじか” って 出て来なかった~ わからんね (´-ω-`)
(;´・ω・) ”奈良公園 無かったよね” ・・・・ (>_<)
流石JK達 アフォ街道まっしぐら。
お前さん達、 奈良公園の鹿をいっぱい書く事じゃないぞ!!!!!!
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と言う事で
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